埼玉県秩父の山中にある秩父鉱山(ニッチツ鉱山廃墟群)。
昭和が色濃く残った街。
時代から取り残されてしまったその風景。
住宅・商店・風呂・病院・保育園・・・ここにくれば、目ぼしい施設は一通りあった。
2008年、ついに解体が始まった。
ここにまた一つ、あの町並みが失われた。
あの日の秩父鉱山を忘れない。
この場所を訪れた人、写真で見ただけの人、初めてこの場所を知った人、みんなであの日の思い出を語り合いましょう。
正午を告げるノスタルジックなサイレンの音は、これからもあの日の鉱山の景色と共に心の中で鳴り続ける。