天才プログラマー ナーシャ・ジベリのコミュです。
ナーシャ・ジベリ Nasir Gebelli ناصر جبلی Nāṣer Jebellī ナーセル・ジェベッリー(1957〜)
イラン出身のコンピューターゲームプログラマー。
アメリカで情報科学を学び、1980年Sirius Softwareを設立するも翌年倒産。
新たに Gebelli Software を立ち上げるがまたまた倒産。
その後世界各地を放浪したのち任天堂の宮本茂やスクウェア(現:スクウェア・エニックス)の坂口博信らと出会い、スクウェア入社。
そのプログラマーとしての技術力はずば抜けており、ファイナルファンタジーシリーズは、ナーシャなしには完成していなかったとまで言われる。
聖剣伝説2開発終了後、再び放浪の旅へ。
現在カリフォルニア在住。
代表作:
とびだせ大作戦 (1987, ディスクシステム)
ハイウェイスター (1987, FC)
JJ (1987, FC)
FINAL FANTASY I (1987, FC)
FINAL FANTASY II (1988, FC)
FINAL FANTASY III (1990, FC)
聖剣伝説2 (1993, SFC)
逸話:
・FFIの開発で、石井浩一がナーシャに飛空艇が飛んでる時に影をつけたいと相談したら、翌日には影がついていただけでなく4倍速で動いていた(飛空挺超高速スクロール)
・FFIIIの開発中に見つかった重大なバグの修正箇所を電話越しで指示
・FFIのスタッフクレジットで最初に表示されるのは"Programmed by Nasir"
・FFIIIはナーシャのプログラミングがあまりにも高度なため16年もの間リメイクされなかった
・FFIIIをワンダースワンカラーに移植しようとROMを入手したプログラマーが「どうやってFCのメモリに詰め込んだのか分からない!」と絶叫。結局ワンダースワン版は発売されず。(四畳半の部屋に相撲取りが20人入ってたような状態だったとか)
・その反面バグも多い
・勝手にミニゲーム(FFの15ゲームなど)などの要素を入れちゃう(笑)
・現在カルフォルニアでレストランを経営?
全盛期のナーシャ・ジベリ伝説:
・10個中10バグは当たり前。すごい時には10個中13バグ。さらにそれを全てゲームに生かした。
・初見だけでFF3はほぼ完成するはずだった。
・ナーシャにとってのプログラムとは学生時代の復習でしかない。
・FCでのフルボイス化も彼にかかれば大した事ではなかった。
・バントでホームラン。
・あまりに早く上手すぎるからわざと無理をさせてみた。
・そうしたら、ゲームと呼べなくなった。
・モニターをひと睨みしただけで15パズル完成。
・歩行のないようなゲームでも4倍速。
・酔ってドラミングの真似をしてたらゲーム一つ完成。
・バグが一つ発覚して直るまでが指が、脳から命令が入るより早かった。
・グッと睨んだだけでFF2完成。
・みのもんたを彼が造ったことは有名。
・本来のFF1は、天野喜孝氏の素敵な原画を背景に15パズルをするまでのゲームだった。
・基本的にビルゲイツもジョブズもナーシャのアイデアのパクリ。