狭くて明るい空に、星の数は数えるほどしか望めない。
今日は帰る前に一杯、と家を出るときから決めていた。
東京のとある街。
周りの喧騒とは裏腹に、妙に落ち着いた空間。そこだけ時間から切り離された様な…そんな佇まい。
『Shot Bar MIXOLOGY』
重苦しい扉を目の前に、少しためらいつつもドアノブに手をかける。
店内に足を踏み入れた途端、優しい香りが鼻腔をくすぐった。
見ると、入り口の横には生花が生けられている。豪華ではないが慎ましく、季節を彩っている。
「いらっしゃいませ」
顔を見た途端、マスターはにこりと微笑み、丁度、私の好きなお酒がよく見える席に案内してくれた。
ほの暗い照明が体を包み、疲れた体にほっと、安息を与えてくれる。
一枚板のカウンターが妙にしっくりくる。手前のたばこの焦げ跡を指で擦ってみた。
「懐かしい焦げ跡ですよ」
キュルキュルと音も無く、マンハッタンだろうか…ステアをしながら答えてくれた。
キッチリとオールバックに固められた髪の毛。耳に光るピアスに、まだ彼の若さが窺える。
「何に致しましょうか?」
「今日は…」
…飲みたい気分だね、とまで言わず、私は目の前のあるお酒を指差した。
to be your time...
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当店のご利用方法:
当店はお客様同士、または私との対話やお酒の紹介・お酒やおつまみの話などを自由に行って頂く場です。
話の内容は何でも結構ですが、コミュ全体の話の流れをよく読み、始めに一行、あたかもカウンターに座っている雰囲気の文章を入れてください。
例:カウンターに座り、ジントニックを注文した。
面白いお酒を見つけました!(以下略)
…それでは今宵も良いお酒と有意義な話をお楽しみ下さい。
=Shot Bar MIXOLOGY規約=
・基本的に参加は自由(マスターに申請)ですが、他のお客様に著しい迷惑があった場合、『出入り禁止処分』の対象となります。
・トピックの作成は自由に行ってかまいませんが、重複している場合、削除させて頂く場合がございます。
・営利・商業目的の宣伝などに関しては、いわゆる『出会い系』と判断した場合、予告無く削除させて頂きます。その他お店に関しては、基本的に自由とします。
・Barは「時間とお酒を愉しむ大人の空間」です。以上の規約に納得された方のみ、当店での楽しい時間をお過ごし下さい。