カリブ海を中心に展開する、魚介メタルの重鎮Seafood Accidentsのコミュニティです。
魚介メタル市場は日本ではまだ狭いため、Seafood Eatersをはじめとする魚介メタルバンドの話題も取り扱うこととします。
=============== 概 略 ================
バンドの歴史は84年、スウェーデンはイェテボリにて
ハイスクール時代の盟友だったボラ(vo)、サバ(gr)、メバル(gr)、イシダイ(gr)、キンメダイ(gr)、ホッケ(ba)、オニカマス(key)、オーストラリアアオリイカ(dr)を中心に結成。
当初はスタンダードなアメリカンメタルをプレイしていたが、86年に今日まで続く拠点であるカリブ海に腰を据えてからは、その荒波に刺激され、よりエクストリームなスタイルへの興味を強める。
そして同年、A Sting From The Deep SeaやTacticians Of The Fishing Portsでのプレイ遍歴を持つキングサーモン(gr)が加入。
エクストリームミュージックの盛んな極寒の北極湾シーンで生まれ育った彼は、そのブルータリティをSAに叩きつけ、他のメンバーまで触発させた。
キングサーモン加入後初の3rdアルバム「Slayers In The Ocean」は、現在まで続くSAのオリジナリティたる、魚介メタルなるスタイルを確立した。
このレコードは瞬く間に海中の音楽シーンを席巻し、MTVやラジオもSAをヘヴィプッシュ、バンドは一躍ロックスターの座へと成り上がった。
続く4th「Throw Out Club Miso」は全米で750万枚を越えるセールスを打ち立て、14ヶ月にも及ぶワールドツアーを敢行、初来日も果たした。
結成以来幾度となくメンバーチェンジを繰り返している大所帯だが、メンバー間の交友関係は良好だそう。
ヒメイカ「ここ数年はとても仲がいいよ。この前もみんなでアラビア半島でバケーションを過ごしたんだ。俺達は独身主義だからね。バンドが家族みたいなものなんだ。まぁ、みんなと言っても、俺が顔と名前まで把握しているのはほんの一割程度だけどね(笑)」
バンドは現在3rdからのプロデューサー大王イカのスタジオで11thアルバムのレコーディングの最中。
オキナワノコギリウツボ(per)によると、「とてつもなくヘヴィでウェットで、とにかく自信作さ!今作では俺のホットなソロも聞けるぜ!俺が関わった作品の中でも最高傑作だね。早くみんなの町に行ってプレイしたいよ!!」とのこと。
また、同じカリブ海シーンには、88年Seafood Accidentsのコピーバンドとして結成されたSeafood Eatersが存在する。SA直系の魚介メタルに独自のエッセンスを加えて新たな指標を打ち出し、その実力は
マダコ(dr)をもってして「彼らは既に弟分とは呼べないね。(笑)SAと肩を並べる良きライバルさ。一緒にツアーを周る計画もあるんだ。」と言わしめるほど。
メジャーデビューにあたってレーベルからバンド名の改名を求められた際、SAメンバー公認と言うことで、その毒の効いたバンド名が生かされることとなったというエピソードはあまりに有名。
SAの築き上げた正統派魚介メタルを機軸に、若さ溢れるエナジーを疾走感へと変換し、SAとは別のコアなファン層を開拓してきた。
両バンドとも新作リリースの度にその懐の深さを見せつけてくれるバンドであり、親日家としても有名である。
いつか、と言わず近い将来、(正に夢のような)日本でのカップリングツアーも実現してくれることだろう!!