星を見るのが好きな方、特に球状星団に魅せられている方・研究している方・天文写真を撮る方・とにかく球状星団に特別な思い入れや関心のある方を対象とするコミュニティです
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球状星団とは、数万〜数百万個という恒星が文字通り球状にあつまってできている天体で、銀河を包むように分布しています。球状星団を構成している恒星は古く,銀河ができた頃に誕生した星たちの集まりです。
もし球状星団の中心に地球があれば、空一面に広がる星空を楽しむことができるでしょう。
そのなかで、ヘラクレス座M13は,北天一美しい球状星団といわれ,双眼鏡でも,周囲のぼやけた丸い星雲状の姿に見えます。
ヘルクレス座のη星と、ζ星を結び,その真ん中からややη星よりのところにあります。
見かけの大きさが,満月の3分の1ほどで,50万個もの星が含まれる大集団です。
15cmの望遠鏡になると,無数の星粒が見え,その迫力に圧倒されることでしょう。
(距離2万2000光年)
アレシボメッセージ
1974年11月16日,プエルトリコ・アレシボ天文台は,305m電波望遠鏡を使い,球状星団M13に向けてメッセージを発信しました。
このメッセージは,1997年に亡くなったアメリカの天文学者カール・セーガン氏が中心となって制作されたもので,信号は2進数で送られ,内容は素数や人間,太陽系,DNAの構造などを表わしたものでした
天文学 天体観測 M13 globular cluster