GIFT BOX

　
「今までの人生でプレゼントをもらった事はありますか？」
　
　今までに両親や、おじいちゃんおばあちゃん、友達など、誰かしらからプレゼントをもらった経験があるのではないでしょうか？しかし、世界の２０％の人は１日１００円以下で、６０％の人は２００円以下で１日生活しています。この現状で子供たちにプレゼントを買うという事がいかに難しいかは想像できるのではないでしょうか？この子達のほとんどは一生プレゼントに縁のない暮らしをして一生を終えます。プレゼントをもらうことで自分の事を考えてくれる人がいるという事や、開ける際の喜びを知らずに貧困や病気によって短い命を終えるのです。同じ地球に生まれ、たまたま私達は日本に、彼らは貧しい国に生まれただけでこんなにも差があっていいのでしょうか？
　この活動の具体的内容は、
１．靴箱サイズの箱に家に使わずに残っている物、例えばぬいぐるみ、筆記用具、小さくなった服、石鹸、歯ブラシやおもちゃなど家にあるが捨てられなくてタンスの肥しになっている物を詰めてもらいます。これをGift Box と呼び、これらをひとつでも多く集めるためのPR活動をします。（小学校から大学まで受け入れてくれるところには学生自ら出向きプレゼンをさせて頂きます。）
２．そして全国から集まった箱を学生自らひとつずつ開封し、現地の子供たちが怖がるもの（戦争を連想させるようなおもちゃ exピストルやナイフ血のりのついたもの）が入っていないかチェックします。
３．このGift Box を手に世界各国に学生が長期休暇を利用して、自ら手渡しに行きます。
（去年と今年はカンボジアに行ってきました。今年の予定としては、ネパールとフィリピンを考えており、只今検討中です。）
　
　私達はこの活動を通して一人の子供の一生を変えられるとは思っていません。非情な言い方にはなるのですが、現地の子供からしても一時的な物に過ぎません。しかし、その一時的な物を通して、目には見えない物である、「人に気にしてもらう事の喜び」、「心から湧き出てくる喜びという感情」、そして「子供らしい感情」という物を取り戻す一種の起爆剤になれればいいと考えています。

　この活動はとてもシンプルです。「子供たちの笑顔が見たいから」この活動は成立しているのです。この活動には様々な形で参加出来ます。例えば、PR出来る候補地を探す事、回収したGift Box をチェックする事、現地まで行って手渡しする事。どのような形でも参加は可能です。純粋に子供好きな方から、アジアの現状を見てみたい方、就活前に何か話題がほしい方など参加の動機は何でもありです。もしこの説明を読んで少しでも興味を持って下さったのならば是非一緒に活動してみませんか？　ちなみに毎週水曜日に青山学院大学表参道キャンパスで夕方ミーティングをしています。こちらにこれる方や質問などがある方は是非メッセージをください。　一人でも多くの人たちの参加で、一人でも多くの子供たちが笑顔になれますように♪