棚田の美しさ、それは自然と人間との調和にあるでしょう。
遠い昔、我々の祖先は傾斜の急な土地に住むにあたり、棚田を作り環境に適応してきました。自然界のパワーと、その中で生きる人間のしたたかさ。この二つを一点に集約したもの、それが棚田です。
ここ数百年の近大文明に於いては、山があったら壊して、そこに田を作ればいい。そのような具合に地球に対しての敬意が欠如している風に感じられます。私たち現代人はここで今再び棚田の時代に立ち返り、文明の在り方を見直すべきではないでしょうか。
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