Goatwhore
HOWLING BULLより
過去2度の来日を果たし、日本でも確固たる地位を築いたSOILENT GREEN。そのSOILENT GREENのヴォーカリストであるBen Falgoust、そして伝説のアンダーグラウンド・バンドACID BATHに在籍していたメンバーであり、CROWBARのギタリストであるSammy Duetの2人を中心に結成したサタニック・ブラック・メタル・バンドが、このGOATWHOREだ。
97年にニューオリンズにて結成。そして00年にROTTEN RECORDSよりデビュー・アルバム「THE ECLIPSE OF AGES INTO BLACK」をリリースする。それから2年間バンドはツアー中心の活動を行う。03年には2ndアルバム「FUNERAL DIRGE FOR THE ROTTING SUN」をリリース。(日本盤はRITUAL RECORDSより) そして04年2月に行われたEXTREME THE DOJO Vol.9にてZYKLON、DARK FUNERALと共に初来日を果たし、日本のオーディエンスに十分なインパクトを与える。
彼らは、未だかつてアメリカのバンドが誰も踏み込むことのなかったオールドスクールなブラック・メタルをプレイしている。その手のサウンドのパイオニアであるBATHORY、VENOM、CELTIC FROSTのサウンドを継承しつつも、3rdアルバムとなる本作「A HAUNTING CURSE」では更にダークな領域に挑戦している。プロデューサーにはErik Rutan (MORBID ANGEL、HATE ETERNAL) が迎えられた。そして、そこにはアメリカ産デスメタルの要素や、SOILENT GREENやCROWBARにも通じるグルーヴィーかつブルージーな米国南部ロックンロール・テイストが含まれているのだ。バンドの生々しい、凶暴なトーンは残しつつ、BenとSammyのハイ/ロー・ヴォーカルの掛け合いは凶悪さをフルに醸し出していて、カオスの中に秩序を生んでいる。容赦ないテンポ・チェンジとグラインディーなギター・サウンドが、楽曲に彩りと深みと重厚な質感を与えているのだ。
そしてBenはこう言う。「よく周りが呼んでるけど、このバンドはサイド・プロジェクトじゃないと、あえて訂正させてもらう」
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関連
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リリース
Goatwhore/Haunting Curse 2006年09月
Goatwhore/Funeral Dirge For The Rottingsun 2003年7月
Goatwhore/Eclipse Of Ages Into Black 2000年2月