プログレッシヴ・ハード・ロックの最高峰、RUSHのコミュニティです。
1968年カナダ、トロントにて結成。
デビュー当時はレッド・ツェッペリンの影響下のハード・ロックスタイルでしたがオリジナル・ドラマーのJohn Ratsyが脱退して哲人ドラマーNeil Peartが加入します。彼はドラマーであると同時に文学青年でもあった事から作詞を担当し鋭い洞察力でRUSH文学を築いていきます。音楽的にも変拍子やキーボードなどを導入したりとハード・ロックとプログレッシヴ・ロックを融合させた独自のサウンドスタイルで人気を上げていきます。
80年代に入ると楽曲も演奏もコンパクトになりシンセサイザーを大幅に導入しゴージャスな(決して下品ではない)ロックを展開していきます。
90年代以降はメンバーの円熟したギター、ベース、ドラムのシンプルかつ重厚なロックを聴かせてくれます。Cream、The Policeなど偉大なトリオ・バンドは短命で終わってしまっていますががRUSHは結成から30年以上経った今でも現役で活動している希有なバンドです。
ここまでトライアングルという言葉が相応しいトリオ・バンドはいないと思います。3人の個性が絶妙なバランスで共存しています。
〈メンバー〉
Geddy Lee [Vocals,Bass&Keybord]
RUSHのヴォーカリストにして凄腕ベーシスト。ハイトーン・ヴォーカルを出しながらブリブリのテクニカルでズ太いベースフレーズを繰り出してきます。更に片手でベース弾きながらペダルシンセやキーボードなど弾いてます。世界一忙しいベーシストかも(笑)
Alex Lifeson [Guitar]
テクニシャンであり様々な空間をギターで演出してしまうスーパー・ギタリスト。Alexのギターって楽曲としては聴きやすいんだけどよく聴くと複雑なんですよね。
Neil Peart [Drums]
ツーバス、シンセドラムなどを巧みに操りロックから変拍子まで様々なリズムを繰り出すドラマー。RUSH文学のブレインでもあります。SFから社会問題まで彼の書く詩は深い!
<ディスコグラフィー>
1974年: 1stアルバム『Rush』
1975年: 2ndアルバム『Fly By Night』
3rdアルバム『Caress Of Steel』
1976年: 4thアルバム『2112』
5thライヴ・アルバム『All The World's A Stage』
1977年: 6thアルバム『A Farewell To Kings』
1978年: 7thアルバム『Hemispheres』
1980年: 8thアルバム『Permanent Waves』
1981年: 9thアルバム『Moving Pictures』
10thライヴ・アルバムExit...Stage Left』
1982年: 11thアルバム『Signals』
1984年: 12thアルバム『Grace Under Pressure』
1985年: 13thアルバム『Power Windows』
1987年: 14thアルバム『Hold Your Fire』
1988年: 15thライヴ・アルバム『A Show Of Hands』
1989年: 16thアルバム『Prest』
1990年: 17th2枚組ベスト・アルバム『Chronicles』
1991年: 18thアルバム『Roll The Bones』
1993年: 19thアルバム『Counterparts』
1996年: 20thアルバム『Test For Echo』
1997年: 21stアルバム『Retrospective 1 1974-1980』
1998年: 22ndアルバム『Retrospective 2 1981-1987』
3枚組ライヴ・アルバム(通算23作目)『Diferent Stages』
2002年: 24thアルバム『VAPOR TRAILS』
2004年: 25thカヴァー・アルバム『FEEDBACK』
2004年: 26thライヴ・アルバム『RUSH IN RIO』
2005年: 27thライヴ・アルバム『R30』
2007年: 28thアルバム『Snakes & Arrows』
このスーパー・ロック・トリオについて熱く語りましょう!