ギャルド吹奏楽団

《パリ・ギャルド レピュブリケーヌ吹奏楽団》
管楽器に携わる人はもちろん、広く一般の音楽愛好家にも「世界の名門吹奏楽団」として知られる吹奏楽団。
我が国では、一般に“ギャルド”と呼ばれ、その起源は1848年に誕生した12名の金管楽器奏者によるファンファーレ隊にまで遡ることができる。
“ギャルド”が世界的に注目されるのは、1867年のパリ万国博でのこと、ヨーロッパ各国の軍楽隊が参加したコンクールで見事第一位に選ばれ、一躍ヨーロッパの名門吹奏楽団として知られるようになり、その伝統は今日まで受け継がれている。
現在、フランス大統領府直属の共和国親衛隊に所属。
　初来日は1961年、センセーショナルな話題を巻き起こし、日本の音楽シーンに鮮烈な印象を与えた。
　“ギャルド”は、パリ音楽院出身で優秀な成績を修めたソリスト級のメンバーで構成されており、またフランス楽壇における著名な音楽家が歴代指揮者のポストに就いていることでも知られている。
　今回(2007年)の来日公演は、2001年公演以来（6年ぶり）の公演となる。20年以上にわたり指揮を務めてきたロジェ・ブトリーに代わって、97年3月から新たにそのポストを受け継いだフランソワ・ブーランジェが率いている。新時代を迎えた“ギャルド・サウンド”がおおいに注目されている。

《関連コミュ》
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・シエナ・ウインド・オーケストラ
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