オイルショック前後の激動期から、
やがて80年代。
バブルが始まる直前の何かわくわくするような空気。
士農工商代理店といわれた、
あの頃から考えると、
広告エージェンシーの社会的地位は、格段に上がった。
そして、バブル期を通じ現在に至るまで、
「広告代理店の社員という生き方」は、
名の通った学歴・縁故で固めた人脈、
時間帯のズレた仕事ぶり、
手の早い男たちにユルい女たち・イベントのタダ券、
要所要所にちりばめられた
クライアント創業者系、
旧華族、旧財閥系、
現政権、現官僚系出身の坊ちゃま嬢ちゃま、
ギョウカイ用語でいう「人質」たち、
40代50代のおっさんを労働収入で追い抜く、
高残業な若手社員・・・、
などなどをイメージするものとして、
今日もなお語り継がれ、
特異なライフスタイルを
注目されてきました。
・・・学力や才能によることなく、
広告エージェンシーの何たるかをさえ、理解することもなく、
もっぱら縁故関係によりギョーカイ某社に入社、
・・・無能かつお気楽なサラリーマン道に邁進して来た、
このわたくし、管理人にとってさえ、
実にゲキドウとカンドウの、この30年でした。
さて、世界を襲ったリーマンショック以降、
民主党政権のもと日本国の没落すら語られる中で、
我が愛するギョウカイも次第に彩りを失っているように見えます。
メディアの過去と未来、語ってみたいものです。
足あと帳でございます・・・。
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21世紀の斜陽産業とかいわれながら、まだまだ人気です。
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注*商法上の「会社員」は代表権を持つ役員以上をさし、
それ以外は「従業員」と呼ばれます。