- 詳細 2023年10月17日 18:39更新
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ハイドーモ！
いまやセ･リーグ、いや。
日本球界を代表する主砲・４番ラミレス。
ホームランだけではなくヒットを量産し、繋ぎの野球もできるすごいやつ。
今年からは巨人に入団し、その活躍が期待されている。
07年。
神宮開幕戦を僕ら15人は降りしきる雨の中必死に逆サイドにいるラミレス選手に声援を発し続けていた。
球界のスターともいえる青木選手や宮本選手にも全く引けをとらないそのオーラに、街中で見かけたラミレスとはまた違う風格が漂っていることに気付いている自分たちに震えながら必死になっていた。
08年。
13ゲーム差を逆転するメイク･レジェンドを達成した巨人。
燦々と輝く伝説を球界の歴史に刻み、記憶にも残るシーズンとなる。
同時にそれはラミレスのためのシーズンでもあった。
小笠原との3･4番コンビの威力は留まることをしらず、まさに巨人軍の矛となり攻撃野球を体現した。
パワーだけではない。
記憶に新しいあの日本シリーズ
普段はやさしいラミレスが必死の形相で2塁を陥れようと全力疾走に僕の心に響かずにはいられなかった。
そしてシーズンMVPを獲得。もはや留まることの知らないラミレスの勢い。
来シーズンはより若返りが進むであろう巨人軍において師範たる野球に対する姿勢を背中で語ってくれるに違いない。
09年。
真価が問われるという移籍2年目を迎えることに、なんの憂いがあるだろうか。
キャンプ初日から若手・新人の鑑・見本として背中で語るラミレス。
将来はコーチ就任とのうわさも飛び交うが、まだまだ選手としてのラミレスに限界を感じたことはない。彼はまだ成長し、吸収し、進化をしているのだから。
WBCのため、日本代表との練習試合や外国との試合でも常に本気をだすラミレスにプロフェッショナルの意地とプライドが見え隠れする。
10年。
貫禄の3連覇を果たし王者たる日本一の座を奪回した巨人。
坂本や亀井、越智や山口の台頭が象徴するかのように、次世代の戦士たちが新たな息吹をもたらした。
破壊的な攻撃力に絶対的なリリーフを擁し、近年まれに見る圧倒的な力で日本一の座に奪取する。
まさに強力無比なメンバーの中でなおひときわ存在感を持つラミレス。
徹底的な研究によりオープン戦こそ苦戦するも、ファンの声援を結果で返す背中に確信する
今年もラミレスの年になるだろうと。
語り継がれる４連覇へ
そして王者たるの日本一のため
世界一の国のNo.1になるために
いま ラミレスが始動する。
実力も去ることながら、そのファンを大切にする姿もカッコいい。
僕たちはセンター街で偶然ラミレスを見かけ、声を掛けたところその場にいたみんなに笑顔で握手をしてくれた。
横浜スタジアムではAwayの応援団にも笑顔でボールをくれる。
あの風格でラミちゃんと呼ばれている。
まさに圧倒的フルーティー。
