教育は、昔から、今でも、学ぶ者のためにあるはず。
「教育構造学」と少々大上段に構えてしまいました。
ですが、動機は簡単です。
学ぼうとする人のために、いかにすれば上手く早く、効率よく理解して頂き、実践で役立てて頂けるかとを体系化していこうとしています。
今、教育学はその目的がはっきりしていません。
何故か、教室運営、教育者、教育技術、教育環境とその手法が独立並行して、総合的にまとめられていないからです。
そして、これらのテーマは教育を実施する側の問題としてとらえています。
学習したい、学びたいと思う人の都合で設計されているのではありません。
教育をするは、実施しようとする側の目的があって行われています。
これはこれで正しい。しかし、そこにも学ぶ者の姿勢があります。能力があります。目的があります。
これらを把握して、本来の教育ができます。
「※※を教えるのは難しい」と言うお話を良く聞きます。私たちも時々言ってしまいます。この言葉は、学習しようとする人に向かって言える言葉ではありません。
学習しようとする人を知れば、思えば、言えるはずもありません。
教育を実施する場合、学ぶ人を知ることが大切です。
学ぶ人の何を知る必要があるのか。
そして、その事実に対して、教育として何をすればよいのか。
そんなことをまとめ、メソッドとします。
できれば、たくさんの方々と議論を展開してみたいとおもっております。