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PSV Eindhoven(Eredivisie)

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詳細 2021年4月21日 07:49更新

■創立年 :1913年
■スタジアム:Philips stadion
■正式名称:Philips Sport Vereniging Eindhoven

PSVは、正式名称を「Philips Sport Vereniging」というように、オランダの世界的な電器メーカー、フィリップスのスポーツクラブとしてスタートしました。

人口20万人のうち約4万人が直接、あるいは間接的にフィリップス社に関係する典型的な企業城下町のアイントホーフェンでしたが、当初、PSVはそれほど大きな意味を持ったクラブではありませんでした。

実際、1960年代くらいまでPSVは、オランダでも十年に一度優勝するくらいのチームだったのです。
それが、やはりオランダ・フットボールが世界的に認められ始めた70年代に力をつけ、75、76年にチームとしてはじめて国内リーグを連覇、78年にはUEFAカップで優勝し、ヨーロッパタイトルの獲得に成功しています。

当時の中心選手は、WimとReneという双子のファン・デ・ケルクホフ(van de Kerkhof)兄弟やオランダ史上最高のGKとも言われるvan Beveren。

ファン・デ・ケルクホフ兄弟は、オランダ代表としても活躍し、78年のワールドカップでともに得点しています(74年も代表に入ってはいましたが、活躍の場はほとんどありませんでした)。現在のデ・ブール兄弟のような双子選手の先駆け的存在でしょうか。

また、70年代にはラルフ・エドストレームや、ビョルン・ノルドクヴィスト(二人ともスウェーデン人)、80年代にはセーレン・レアビーやヤン・ハインツェ(デンマーク人)といった北欧系の選手をチームの力としてよく活かしていたのも、このチームの特徴かもしれません。

80年代に入ると、フットボールのもつ大きな影響力に気付いたフィリップス社のバックアップもあって、PSVは完全に2強(アヤックス&フェイエノールト)を脅かす強豪チームとなります。

特に、80年代中盤から90年代前半にかけては、フリットをはじめ、キーフト、クーマン、ファネンブルク、ロマーリオといった国内外の大物スター選手を次々と獲得。
86年から92年までの7年で6度の国内リーグ制覇、チャンピオンズ・カップも獲得(1988)という黄金時代を築き、オランダ・ビッグ3の地位を確固たるものにしました。

チャンピオンズ・カップを制した87/88シーズンのチームにはフリットこそいませんでしたが(その前のシーズンでミランに移籍)、クーマン、ファネンブルク、キーフトといった代表選手が揃っていました。

特にロナルト・クーマンは、リベロながらこのシーズン、リーグの得点ランキング3位となる21得点を叩き出すと共に(得点王はキーフトの29得点)、後方からの精度の高いロングパスでゲームを組み立てる、チームのコンダクターとして大活躍しました。

こうして、オランダリーグの主役となったPSVでしたが、90年代も中盤にさしかかると、アヤックスの復活もあってこの勢いに翳りが見え出します。

それでも、ロマーリオが去った後のストライカーとしてロナウドを獲得したり(94年)、国外に移籍してしまっていた元アヤックス選手(ウォウタース、ヨンク、フィンク等)を自国に呼び戻したりしましたが、成長著しいアヤックスを超えることはなかなか出来ませんでした。

ルートファン・二ステルローイ(98/99シーズン31得点でリーグ得点王)もこのチームで活躍した後にプレミアのマンチェスターUに移籍しています。2002に韓国を4強に導いたフース・ヒディング監督を再び迎えてその年に優勝、以後PSVはトップチームに返り咲いています。

オランダリーグの特徴として先に上げたようにセリエやリーガ、プレミア程激しい注目に晒される事もなくじっくり力をつけて高く買ってもらう“欧州市場ファーム”の様相を呈しています。

最近ではアヤックスのイブラヒモビッチ(スエーデン:ユベントス)PSVでもマテヤ・ケジュマン(セルビアモンテネグロ:チェルシー)アリエン・ロッベン(オランダ:チェルシー)等、スター選手が毎年のように移籍してしまうので、少ない予算で選手のやりくりを行う事に長けて居るために少々怪我人が出ても大きくチーム力が落ちる事もないのも特徴でしょう。

今期PSVはまさに先の2名をはじめロンメダールも抜けてしまい開幕当初のぐだぐだぶりから絶望感に襲われましたが、コクーの復帰、ブラジル選手の補強、はたまた韓国デュオの進境著しさから大きく失望感を覆し僅かリーグ1敗のみで優勝。

CLでも2-0でほぼ絶望的で迎えた2戦目ホームで3-1で勝利も、トータル3-3でミランのアウェイゴール1点が勝り惜しくも決勝進出が適いませんでした。但し、完全に試合をコントロール下に置くアグレッシッブなサッカーは強烈に世界に印象を残しました。

しかしそのおかげで、キャプテン、ファンボメル、フォーゲルの中盤の核と攻撃の中心パクチソンが移籍。はたまた2006WCに向けてヒディンク監督のオーストラリア監督兼任と今シーズンもこの意味で目が離せません。オランダユース代表で大活躍のアフェライも元気一杯です。

●今年CLは宿敵リヨンに敗北。
●05/06は見事にKAMPIOEN!
●今期でヒディンク勇退!感謝!


http://www.psv.nl/

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