ロシア連邦が自国領土だとして占領・実効支配している諸島を、日本はこれを不当として返還を求めている領土問題。千島列島の範囲が最大の争点となっている。 1945年8月8日、ソ連は有効期間中の日ソ中立条約を一方的に破棄し日本に対して宣戦布告、8月9日より戦争状態に突入。日本がポツダム宣言の受諾を決定した後、1945年8月28日から9月5日にかけてソ連軍は北方領土に侵攻。北方領土は現在に至るまで戦後約61年に渡りソ連およびそれを継承したロシアが実効支配を継続している。 「ロシアによる事実上の領有」状態の為、日本政府が領有権を主張しているものの、一切の施政権は及んでいない。