生きていてくれてありがとう。

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詳細 2015年4月15日 13:49更新: 平成18年11月8日水曜日、午後7時頃、川に流されているビニール袋からにゃーにゃー子猫の鳴き声が聞こえてきました。
川は結構深い川で、生活廃水が流されている汚い川。
河岸から5メートルほどのところに、中から声を限りに泣いている子猫の鳴き声が聞こえるビニール袋を見つけたとき、ええ・・・っと思いました。

私は何も考えずに、一心不乱になって川に入って、そのビニール袋を取り上げました。
片方の掌に収まるサイズの小さい袋。
それを河岸まで持ってきて、慎重に中にいる動物を傷つけないように方結びを解くと、なんと分厚い靴下が蠢いているのです。
もう涙が出そうでした・・・。
それをまた慎重にめくっていくと、中から鶏の雛のような細い手足が出てきました。
一瞬、奇形の子猫かと不安になりましたが、取り出してみて掌に乗せると、目は一応開いていて五体満足でした。
とりあえず寒さで震えていて泣いている。
うちはすでに白柴のけんを飼っているので、、、しかも、両親ともに猫は嫌いなので、飼う事は許されませんでした。
しかしこの子猫は生後10数日で、まだ母乳で育てなくてはならない時期。
結局、仕事もしておらず自宅療養している私が、母猫代わりに育てることになりました。

２００６年１２月２２日に、里親さんに無事みゅうをお渡ししました。
みゅうも里親さんのもとでやんちゃぶりを発揮して元気に過ごしているようです＾＾

この小さい命が、消えなくて、よかった。。。
この命を救えたことで、はじめて、生きていてよかったと思えました。

みゅう、ありがとう＾＾