- 詳細 2015年1月8日 18:30更新
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広田 弘毅（廣田 弘毅）（ひろた こうき、1878年（明治11年）2月14日 - 1948年（昭和23年）12月23日）は日本の外交官、政治家。第32代内閣総理大臣。
二・二六事件の責任をとり総辞職した岡田内閣の後には、初めに近衛文麿に組閣命令が下ったが、病気を理由に辞退。そのため、元老西園寺公望は、広田弘毅に首相就任を引き受けさせるため、近衛文麿と吉田茂を説得役として派遣した。広田は拒み続けたが、ついには承諾し、1936年（昭和11年）3月5日、天皇から組閣大命が下る。閣僚選出について軍部の干渉を受け（軍部による吉田茂入閣拒否他）つつも、3月9日、広田内閣が成立した。
就任後は、軍部大臣現役武官制を復活させ、軍事拡張予算を成立させるなど、軍部の意見を広範に受け入れることとなる。11月には日独防共協定を締結。議会との折り合いがつかずに、翌1937年（昭和12年）1月23日、総辞職。広田の後任として組閣命令を受けたのは宇垣一成であったが、軍部が反対し流産。直ちに林銑十郎に対し組閣大命が下り、2月2日に林内閣が成立した。その後、第一次近衛内閣の外務大臣に就任、重臣・貴族院議員なども歴任した。戦時中は東郷茂徳や石黒忠篤とともに院内会派無所属倶楽部を組織して東條内閣や大政翼賛会と対抗した。
なお、現在の国会議事堂は、広田が首相の時に完成している。
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