- 詳細 2014年2月23日 12:11更新
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“番傘倶楽部”は、和傘を通じて以下の活動の実践・普及を目的に活動する組織です。その趣旨は一、人との共生。和傘を差して道を歩く行為の中で、道ですれ違うときに相手に気配りをする“かさ傾げ”。ちょっと前まであたりまえだった日本人の心配り“江戸しぐさ”の精神を実践します。二、花鳥風月すべてに至る自然との共生。和傘を使うことは、使い捨て文化を否定しリサイクルを実践する行動を示します。ビニール傘や安価な１０００円傘に代表されるプラスチックと金属の軽薄短小な傘は壊れればお払い箱。一方で和傘は使えば使うほどに味が出るとともに、壊れても修理可能な和紙、竹、柿渋など自然素材は全て土に戻る環境にやさしい製品。三、物をいとおしむ、物に心を写すことができる和傘は色、柄、形など素材すべてが日本の気候風土に育まれ馴染んできた和傘を使うことは、洋傘ない雨音を楽む古人の心を感じること。また同時に未来を担う人々や外国の人々に対し和のアイデンティティ情報発信の場（プレゼンーション）です。四、逆転の発想。和傘を持ち歩く時は洋傘と逆。てっぺんに釣り下げる紐がある。今後「番傘週間」を設け全国の会員が集う大きなイベントを開催。晴天延期の面白い世の中の常識を破るこの逆転の発想。五、誰でも簡単にできる｢番傘倶楽部｣の活動趣旨は、老若男女、東西南北、春夏秋冬、人種国境を越え、地球上のありとあらゆるところで実践可能な傘をさす行為のみです。
