オーストリア=ハンガリー二重帝国(1867〜1918)
中欧最大最強の帝国、神聖ローマ帝国の流れを引く近代中欧の大帝国。
複合多民族国家であったオーストリア帝国は、国内諸民族を統治していく上でのマジャール人との連携は欠かせないものとし、マジャール人に自治権を与え、二重帝国体制を布いた。皇帝家はヨーロッパ一の名門ハプスブルク家。帝国はハプスブルク帝国とも呼ばれる……
オーストリア・ハンガリーに興味がある方、アウスグライヒ体制やハプスブルク家に興味がある方などの参加をお待ちしています。世界史好きから専門家まで、どなたでもどうぞ。
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【オーストリア・ハンガリー帝国の諸データ】
正式国名
Die im Reichsrat vertretenen Königreiche und Länder und die Länder der heiligen ungarischen Stephanskrone
帝国議会において代表される諸王国および諸邦ならびに神聖なるハンガリーのイシュトヴァーン王冠の諸邦
首都 ウィーン,ブダペスト
面積 約68万平方キロ(1907年)
人口 約4860万人(1907年)
・民族構成
ドイツ系 24%(約1200万人)
ハンガリー系 20%(約970万人)
チェコ系 13%(約630万人)
ポーランド系 10%(約470万人)
ウクライナ系 8% (約390万人)
ルーマニア系 6% (約290万人)
クロアチア系 5% (約240万人)
スロバキア系 4% (約190万人)
セルビア系 4% (約190万人)
スロベニア系 3% (約150万人)
イタリア系 3% (約150万人)
公用語 ドイツ語、ハンガリー語
宗教 カトリック、イスラム教
国歌 神よ、皇帝フランツを守りたまえ
■歴代オーストリア皇帝
フランツ1世[神聖ローマ皇帝フランツ2世](1804〜1835)
フェルディナント1世(1835〜1848)
フランツ・ヨーゼフ1世(1848〜1916)
カール1世(1916〜1918)