EARTH,WIND&FIREが好きな方集まれー!
ここ日本でもディスコ/ソウルの永遠の王道として知られるアース・ウインド&ファイアーは、元ラムゼイ・ルイス・トリオのドラマーだったモーリス・ホワイト(1941年12月19日メンフィス生まれ)を中心にシカゴで結成された。70年、ワーナーとレコード契約を結び、2枚のアルバムを発売。その後大幅なメンバーチェンジを経て72年に当時のCBSからサード・アルバムとなる『地球最後の日』をリリース。次作『ヘッド・トゥ・ザ・スカイ』はついにゴールド・ディスクを獲得。続く『太陽の化身』もゴールド・ディスクとなり、人種を超えた人気を確立していく。
75年『暗黒への挑戦』は全米アルバム・チャート堂々第1位に輝き、プラチナ・ディスクを獲得。シングル「シャイニング・スター」も全米1位を記録。75年『灼熱の狂宴』『魂』77年『太陽神』とヒット・アルバムを連発。それぞれ「シング・ア・ソング」「ゲッタウェイ」「宇宙のファンタジー」がヒット。この頃からモーリス・ホワイトは自らのプロダクションを設立し、エモーションズ、デニース・ウィリアムスなどのアーティストをプロデュースしている。
78年『ベスト・オブ・EW&F Vol.1』発表。シングル「セプテンバー」が大ヒット。
79年『黙示録』発表。「アフター・ザ・ラヴ・イズ・ゴーン」「ブギー・ワンダーランド」が全米ナンバーワン・ヒット。79年には初来日公演も実現した。
80年2枚組『フェイセス』発表。81年『天空の女神』『創世記』発表。シングル「レッツ・グルーヴ」がヒット。
83年『エレクトリック・ユニヴァース』発表。「マグネティック」がヒット。その後バンドとしては一時的に休止状態となり、リード・ヴォーカルのフィリップ・ベイリーがソロ活動でフィル・コリンズと共演し、「イージー・ラヴァー」をヒットさせるなど、個々の活動が目立つようになる。モーリス・ホワイトもソロ・アルバム『スタンド・バイ・ミー』を発表、いまだにバラード・ヒットとして知られる「アイ・ニード・ユー」をヒットさせる一方、他アーティストのプロデュースなどに専念した。
約4年間の休止期間を経て、87年、久々の新作『タッチ・ザ・ワールド』発表。ブレイク前のMCハマーを起用するなど、それまでのアース・サウンドとは一線を画したサウンドとなったことで話題となった。
88年約9年ぶりの来日公演。同年新曲「ターン・オン(ザ・ビート・ボックス)」を収録した『ベスト・オブ・EW&F Vol.II』リリース。
89年『ヘリテッジ』発表を最後にCBSを離れ、ワーナーへ移籍。
93年に『ミレニュウム』発表。
94,95年と続けて来日公演を行っている。来日公演時のライヴCDがエイヴェックスから発売されている。