２０１３年ＮＨＫ大河　八重の桜コミュの徳川慶喜の歴史的な評価は？

はたして徳川慶喜の歴史的な評価はどうなのか……？というトピックです。世が世なら話題にすること自体不可能で、市中引きまわしの上うち首もののトピックです。江戸幕府の将軍様を批判するのですから、現代であっても不敬の誹りを受ける可能性すらある。徳川家の子孫の方々をはじめ、江戸幕府の関係者の方々や小泉孝太郎さんのファンの方もいらっしゃるでしょうが、言論の自由の世の中ですので、大目に見てやってください。
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コメント(11)

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[1] mixiユーザー 07月30日 07:18

徳川家の最後の切り札とも言える人物ですから、基本的にはすばらしい方だと思います。

大政奉還など、封建社会の古い価値観では決断できないようなことを断行した策士のイメージがあります。大政奉還をされて、薩長側は大義名分を失ったわけですから、策としては優れていたと思います。その後、徳川家が新政府の中枢に入る目論見が外れた。もし、新政府の中枢に入れたのであれば文句なく名君でした。

江戸城の無血開城を容認したのは英断だったのではないでしょうか。
民主主義の世の中の視点で見ての話ですが、多くの江戸の民の命を救った。また、兵力の差などを冷静に判断する力はあった。

敵前逃亡など、封建社会の価値観からすれば、決して名君ではないのでしょう。
ただ、この時ほかに誰がいたのかと考えると、江戸幕府の切り札ではあっても、歴史の流れに一人で対抗することはできなかったということだと思います。

[2] mixiユーザー 07月30日 08:16

　確かに江戸城受け渡しと大政奉還によって江戸の市民を戦火から救った決断をしたという点では、為政者として立派ですよね。

　ただ、これは松平容保の場合とは逆に慶喜の場合、武家の棟梁として勝機を逃し、薩長に対して圧倒的な優勢な戦力があったにもかかわらず敵につけ入られてしまった点では批判されるべきではないかと思います（つまり戦闘指揮官として能力が低かった？　）。

　まぁ、歴史というものはいつも結果責任ですから、地位の高かった人ほど後世、悪く言われるのは仕方がないんじゃないでしょうか。

[3] mixiユーザー 07月30日 13:31

> ZEROさん

容保の時もそうでしたが、「名君だったのか？」という議論の立て方よりも、「どう評価するか」というという立て方の方が良いように思えるのですが。一般的に名君と言ってしまうと、家臣や領民との関係も含まざるを得ないからです。「名君」の定義は意外と難しいのではないですか？

[4] mixiユーザー 07月30日 13:38

>>[3]
おっしゃる通りですね。
ありがとうございます。

[5] mixiユーザー 07月30日 21:35

　……なるほど、

　確かにこういったテーマを話題にするときは、『そもそも“名君”って何なのよ』という定義付けが必要なんでしょうねぇ。

　しかし“名君”に対する多くの日本人のイメージは、そう大きな違いは無いと思います。

　私なりに考えるなら、以下のようなものではないでしょうか。

①平時においては民を慈しみ、苛斂誅求を行なわず、殖産興業に励んで学問の普及にも心がける。

②戦になれば家臣を率いて先頭に立って戦い、敵に対して大きな損害を与える。

③万が一、戦に負けた場合には自ら腹を切って敵将に首を差し出し、それによって家臣の助命を嘆願する。

④普段はよく書を読み、風流を理解して、興がのれば家臣の前で舞の一つも舞ってみせる教養を持つ。

　慶喜の場合、将軍となった時点ではもう“平時”とは言えないような状況だったわけですから、いくらかは同情されるべきかとも思うのですが、やはり鳥羽伏見の戦いの後で臣下を見捨てて江戸に逃げ帰ってしまったということが最悪の判断でしたね。

　部下に適切な指示も与えず戦場を離脱してしまうような指揮官は、現代の戦争でも銃殺刑ものですよ。

[6] mixiユーザー 07月30日 22:01

　名君の定義について話を続けますが、>>[5]に記したように名君というのは大変なものです。とうてい常人に勤まるようなものではありません。

　それだけに、世に“名君”と呼ばれるような武将は少ないのでしょうね。

[7] mixiユーザー 07月30日 22:32

ヒゲオヤジさんの名君の定義は、１７世紀半ばくらいまでならバッチリですが、幕末にはもう当てはまらないと思うんですよね。特に②、③は。時代的な制約があるので。なので、“名君”云々は横に置いて、この人のこの業績は評価できる、こういう資質は大したもんだ、とか、そういう言い方が妥当かなと思ったりします。こういう場ですので、勿論、個人の好悪感情を含めていいとおもいます。
しかしながら、敢えて、名君かどうかという議論を持ち出せる対象は日本史では慶喜が最後かもしれませんね。

[8] mixiユーザー 07月31日 05:42

“時代的な制約”とは、どういう制約ですか？

[9] mixiユーザー 07月31日 19:48

議論されているとおり、「名君」の定義は難しいですね。したがって、トピックのタイトルから「名君」を削除させていただきました。

[10] mixiユーザー 08月01日 00:40

　HIRATA M さん、重ねてお聞きしますが“時代的な制約”というのはどういう制約だったのでしょうか。

　ご指摘の内容だと、17世紀からそれ以降にかけて日本人の価値観に大きな変化があったということになりますが、寡聞にして私はそういった話を聞いたことがありません。

　いったいどういう“制約”だったのでしょうか。

[11] mixiユーザー 08月01日 01:27

>>[10]
８、１０と同じ質問ですね。
相手の書き込みを待つことがマナーだと思われます。
執拗な「からみ」と解釈し、アラシ行為と認定させいただきます。

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