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ブックトークオフ――読書会コミュの★オフ会レポート 第23回ブックトークオフ 2011.8.27

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== オフ会レポート 第23回ブックトークオフ ==


・日時:2011年8月27日(土)18:50集合
・場所:JR神田駅東口集合
・お店:「てしごとや ふくの鳥 神田店」
http://r.gnavi.co.jp/g330002/


・参加者:10人(男性5人・女性5人 / 初参加:4人、2回目:2人、3回以上:4人)


ケロコさん (初参加)

えつおさん (初参加)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=27675232

モモ三郎さん (初参加)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=25071092

ヒロさん (初参加)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=32137025

やまさん (2回目)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=39714663

木月さん (2回目)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=37700143


勝太さん (3回目)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=618914

Penguin-blueさん (9回目)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=5121025

naokiさん (23回目)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=404841

いまむら (23回目)
http://mixi.jp/show_profile.pl?id=764979



※ イベントのトピック (mixi)
http://mixi.jp/view_event.pl?id=63399281&comm_id=4501801





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【1】 まるまる2年


 このオフ会では話題にはならなかったが、8月はブックトークオフにとってやや感慨深い月である。

 ブックトークオフ設立2周年なのである。

 過去のオフ会レポートを見て頂ければわかるが、2009年8月22日に神田にて、このブックトークオフは産声をあげた。そのときの参加者は5人。今から思うと、懐かしくもあり、昨日のことのようでもある。

 結婚記念日であれば、2周年を祝わないのは、あぶない状態かもしれない。しかし、ブックトークオフは、2周年だからといって、何かを祝うわけではない。新しく人は集い、ある人は去っていく……。多くの人が集まってきて嬉しいと思うと同時に、多くの人が去ったことを、さらりと感じる。

 4周年、6周年、8周年と、これから先もブックトークオフに8月は来るだろう。はたして、どのくらいの人と、続いていくものだろうか。

 せっかく知り合った書友である。長く、いい酒を飲んでいきたいものだと思う。



【2】 新しいお店の開拓


 メンバーが集まったところで、お店に電話を入れる。予約をするときもあるのだが、最近はやや面倒になっている。人数が集まったところで、お店に連絡を入れ、そこでいろいろと注文した方が、気楽にできるというのがある。

 ぐるなびなどで、何軒がお店のリストアップをしているのだが、ひとつひとつ、開拓している。ちなみに、それなりにいいな!という店は、2度、3度と行くことになる。

 この日の店は、「てしごとや ふくの鳥」という名前。駅近くの地階にある。

 いい雰囲気の店内だ。20人くらい入るであろう座敷へと行く。この座敷のスペース、あとから他の客が来るかと思ったが、結局独占で使用することになる。個室状態であり、本の集合写真を撮るにも、いいスペースだった。ありがとうございます。


(最初の座席)

   モモ三郎・naoki・やま・えつお・ヒロ
  ┌─────────────────────┐    
  │            テーブル             │
  └─────────────────────┘    
   ケロコ・木月・勝太・Penguin-blue・いまむら


 飲み物は、ビール、焼酎、ホッピー、それからこのオフ会ではこのところ梅酒が人気のようである。

 料理については、やまさんを中心にして、いろいろと注文してもらう。だいたい次のものを食べた。

・串焼き5本セット
・やみつきキャベツ
・山口県産長州どりの鍬焼き
・たんたかたん
・メンチカツ
・たまごやき
・ポテトサラダ
・≪山口郷土料理≫瓦そば

 このお店は、山口の郷土料理などがメインとしてある。山口と言えば、長州である。明治維新を想いながら、酒も語らいも進むのであった。



【3】 最初の本の紹介


 最初の本の紹介がスタートする。


★ Penguin-blueさん

『泣き虫弱虫諸葛孔明』 酒見賢一 文春文庫

★ 勝太さん

『ギャラリーフェイク』 細野不二彦 小学館ビッグコミックス

★ 木月さん

『こけし時代』 編集・発行人:沼田元氣 こけし時代社

★ ケロコさん

『二度寝で番茶』 木皿泉 双葉社

★ モモ三郎さん

『知性の磨きかた』 林望 PHP新書

★ naokiさん

『おばちゃんくノ一小笑組』 多田容子 PHP文芸文庫

★ やまさん

『音もなく少女は』 ボストン・テラン 田口俊樹訳 文春文庫

★ えつおさん

『茗荷谷の猫』 木内昇 文春文庫

★ ヒロさん

『ガダラの豚』 中島らも 集英社文庫

★ いまむら

『人質の朗読会』 小川洋子 中央公論新社


 それにしても、毎度のことながら、ユニークな本が集まるものだ。




【4】 スムーズに席替え


 いつからだろう、席替えにドキドキしなくなったのは。小学生とか中学生の頃は、席替えは大きな大きな出来事だった。しかし、いつの間にか、「あっ、そう」という感覚に変わった。ブックトークオフでの席替えは、そのドキドキの気持ちに、少しかもしれないが、戻ることかもしれない。

 本を読むには、その感性が必要だ。感性を磨くには、席替えである。


(運命の席替え)

   ケロコ・やま・ヒロ・木月・naoki
  ┌─────────────────────┐    
  │            テーブル             │
  └─────────────────────┘    
   いまむら・モモ三郎・Penguin-blue・勝太・えつお


 ここで料理について、少し語ろう。美味しかった。串ものはもちろん美味しい。何が素晴らしかったかというと、たまごやきだに、ポテトサラダだ。酒のつまみとしての料理の原点は、この2つにあると思う。

 シンプルであるけれど奥の深いたまごやきは、透き通った恋愛小説みたいなものだ。ふと、甘い。けれど、甘ったるかったならば美味しくはない。微妙な甘さと、歯応え。この店のたまごやきは、確かに美味しかった。そして、ポテトサラダだ。シンプルだけど、世界に共通する味は、ミステリー小説だ。ほんのちょっとの材料で歯応えも、口の奥の方で感じる味覚が、世の中の矛盾のようなものを感じさせる。特に、この店のポテトサラダの形には参ったのだった。

 そして、瓦そばだ。名前のとおりに、瓦の上に蕎麦が載っている。こんな蕎麦があったなんて。



【5】 B面の本の紹介


 ブックトークオフでは2冊目の本を紹介を「B面」と呼ぶ。かつて、レコードにA面B面があったように、物事には表と裏がある。B面のないCDは、何かが違うように思うのだ。


☆ ヒロさん

『邪魔』 奥田英朗 講談社文庫

☆ 木月

『わたしのマトカ』 片桐はいり 幻冬舎

☆ naoki

『探偵家族』 マイクル・Z. リューイン 田口俊樹訳 ハヤカワ・ミステリ文庫

☆ えつお

『砂男 無気味なもの』 E.T.A. ホフマン、S. フロイト 種村季弘訳 河出文庫

☆ 勝太

『豊臣秀長―ある補佐役の生涯』 堺屋太一 文春文庫

☆ Penguin-blue

『観光』 ラッタウット・ラープチャルーンサップ 古屋美登里訳 ハヤカワepi文庫

☆ モモ三郎

『デジタル一眼レフカメラと写真の教科書』 中井精也、ニコンカレッジ監修 インプレスジャパン

☆ いまむら

『ミスティック・リバー』 デニス・ルヘイン 加賀山卓朗訳 ハヤカワ・ミステリ文庫

☆ ケロコ

『いのちの森の台所』 佐藤初女 集英社
『かもめ食堂』 群ようこ 幻冬舎文庫

☆ やま

『パイは小さな秘密を運ぶ』 アラン・ブラッドリー 古賀弥生訳 創元推理文庫


 紹介が終わり、集合写真を撮ったのは、21時55分くらい。ちなみにこの写真は、モモ三郎さんのレイアウトによって、本が並べられた。



【6】 たまーに、ラーメン男爵の話を


 2周年のオフ会ということは、このレポートも2周年ということになる。
 いつもは書かない話でもしよう。

 管理人のnaokiさんについて。

 なんだか長い長いつきあいになるのだが、最近、凄い人なんだと思うようになってきている。人生の先輩について、こんなことを言うのは失礼なのだろうが。身近にいることで、気がつかないでいるのかもしれない。

 僕がnaokiさんと知り合ったのは、もう30年ほど前のこととなる(改めて驚く)。僕がまだ10代のときだった(こんなおじさんでもいたいけな10代のときがあったのだ)。市川にある、「ラーメン男爵」という店でだった(公式にはここで出会ったという物語となっている)。

 今は無い、駅前アーケードの中にあった当時のこの店は、まだまだ出来たばかりの、小さな小さなラーメン屋さんだった。当時のメニューで確か、「豆腐ハイブレンド味噌」というラーメンもあった。スパイシーな凄く美味しい味だった。このラーメンが僕の好みで、たまにする贅沢というのは、このラーメンを食べることだった。

 naokiさんはこの店でよくラーメンを食べていた。naokiさんのラーメンを食べながら本を読む姿は、10代の僕に「読書する大人」の雰囲気を魅せてくれた。とはいえ、naokiさんは、まだまだ独身であり、大学を卒業して数年の疲れたサラリーマンだった。

 さてさて、昔話はここまでとしよう。

 ブックトークオフには、実はちょっとしたルールがある(埋もれてしまっているが)。

 それは、「否定的な発言はしない」というようなものだ。マイナス、マイナスの状態で話をしても、面白くはない。もちろん、本というものは、好き嫌いはある。

 しかし、naokiさんの本についての語りは、プラスのプラスで、マイナスを寄せ付けないのだ。よって、オフ会全体が、前向きなものとなっていく。仮に、作家について嫌いだというネガティブな発言があったとして、カチンとこない。真っ直ぐな雰囲気を持たせてくれる。

 本読みというのは、変に個性の強い人が多かったりする。けっこう、「ふむふむ、そんなつまらない本を」なーんて、斜めな雰囲気になる危険性もあったりする。しかし、このブックトークオフは、そんな雰囲気は皆無なのだ。どんな本にも、凄いなぁと言う気づきのようなものがある。それを深く感じさせてくれる。

 naokiさんは、ラーメンを美味しく食べるように本を読み、本について語る。しかし、最近は少食になっているようで、ラーメンと餃子とかを食べる雰囲気は無くなってきてる。時代は過ぎていく……。



 ということで、この日のオフ会も、いつものように何事もなく、楽しく終わった。

 いつか市川でブックトークオフをやりたいものだと、密かに思うのだった。




◇ 管理人+名札作成担当+ビデオ+受付・総括責任者:naoki
◇ 副管理人+店予約担当+レポート担当+カメラ:いまむら

(注意)
・本のリスト作成は、いまむらによるものです。違っている部分などあれば連絡をお願いします。
・このレポートの文責はいまむらにあります。事実と違うことも書いているかもしれませんが、あまり怒らないでください。

コメント(6)

そうです!
ブックトークオフ会のいいところは、「受容」です。

けっこう皆さん捻った本を持ってきてたりしますが
皆「おぉ〜」とか言いながら、紹介者の話を熱心に聞きますよね。

自分が苦手な作家の本でも
「○○(作家)さん、好きですか?前に読んだけど、こんなところが自分には読みづらかったんですよ〜…」ぐらいしか言いませんよね。

持参した人の好みを尊重してるし、時に新鮮味を感じたりして。

「いのちの森の台所」読んでみたいです。

おいしい卵焼き食べたい…
このところのオフ会のパターンとして、
卵焼きを当然のように注文しているような気がします(笑)。

このお店は、これからも行くことになると思います。
ラーメン男爵での出会いの話がけっこう気になったりしています(´∀`)

山口の郷土料理って珍しいですね〜♪

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