音楽旅団コミュの【小倉のソウルバー?】SOUL HEAVEN

またまた、ジブンの日記からのまる写しになりますが。。。

話の流れ上、HEAVENだけでなくGHETTOでの体験記もちょっと載ってます。

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えーー諸般の事情により、延び延びになっておりました旅日記も、今回で最終夜です。

最終夜は、小倉。私にとっては「色んな意味で」リベンジの地でもあるのだ。↓↓↓


http://mixi.jp/view_diary.pl?id=528274189&owner_id=1877389


今回のお目当てのお店、「SOUL HEAVEN」も定休日は前回訪問時の失敗で
分ってますよぉ〜〜(笑)。

なので、実に２年越し…満を持して小倉に馳せ参じた次第。

実は当初は予定に入れてなかったんだけど、夏休みの直前に知り合ったマイミクが
小倉在住でソウルバーにも興味アリ！　とのことだったので、「今この機会を逃せば
多分数年先になる」と思い、同伴させていただくことになりました♪

小倉は、九州の北の玄関口、九州各地へ向かう特急の多くがここから
出発する、モノレールも走っている、人口100万規模の大都市である。
したがって、歓楽街、というのもそれなりに規模が大きい。

ジモティーではないが、ソウルバー案内人？として、道に迷うワケにも
いかないので、宿泊先から、SOUL HEAVENまでのルートを下見。

んが、さすがに方向音痴…２年ぶりなのに迷う迷う…(爆)。
そうこうする内に、待ち合わせしたマイミクさんとも連絡が取れ、焦る焦る(苦笑)…歓楽街の端まで来たところで、微かに記憶に残っていたLAWSONを見つけ、そこからHEAVENに辿り着き何とか事なきを得る(ふぅ〜っ(汗))。

その後、マイミクさんと合流し、バー開店まで少し時間があるので、
黒船という居酒屋で一杯引っ掛け、いざHEAVENへ。

HEAVENのマスターにしてマイミクの☆SHINYA☆さんは、これまた以前
行ったことのある福岡のGoodiesさんで修業後、1991年、小倉紺屋町で
HEAVENを開業、とのことですから、もうかれこれ20年近くやってる。

HPとかで写真をお見かけしたり、ソウルバーの風評でお噂を聞く限り
では、コワモテで無口という『勝手な印象』があったのですが(笑)、
拍子抜けする位、むちゃむちゃ気さく(笑)♪　人の噂なんてまぁ〜っ
たく、アテになりません(笑)

程なくして打ち解け、お酒も進みます♪

話に興じつつも落ち着いて周囲を見渡すと、店内面積の割に
(☆SHINYA☆さんゴメンナサイ(笑))多いアナログ盤の数…
壁面はほとんどアナログ盤で埋め尽くされているような感じで、
アナログ以外にもCDだけで3000枚位ある、と確か仰っていました
から、店内にある音源の所蔵数は全国でも指折りなのではないで
しょうか？

一口にソウルバー、といっても本当に色んなスタイルがありますが、
HEAVENはオーセンティックなソウルバー(オーセンティックバーじゃ
ないよ(笑)。ソウルバーとしてオーセンティック(正統派)という
意味です)。

音楽とお酒と話(お店の雰囲気)でどれだけ心地良く酔うことができるか…
ソウルバーが好きでよく訪れる人が大事にしているのって、結局
そういうトコロじゃないかな、って思うのですが、このお店にはその
シンプルな部分だけで勝負できるものが備わっている気がしました。

☆SHINYA☆さんも多分、お客さんの何気ない会話をしっかりキャッチ
する能力に長けているんでしょうね。こちらの会話(同伴したマイミクさんに
事前に紹介したアーティストについての話)やリクエストした楽曲
(元ソウル・チルドレンのJ・ブラックフットの「TAXI」等をリクエスト…
この曲と歌、やっぱ最高やね(涙)…)からこちらの好みを何となく
掴んで掛けてくれている、「お前の好みってこんな感じだろう？
どうよ？」というある種「挑発」をされているような(笑)…
フィリーのコンピレーションものを掛けてくれたんですけど、
確かに最近、意識はしてないんですが、聴くのはフィリーが多い
んですよ(笑)。

それとビックリしたのが、私が今TOPの画像に使っているジャケット…
私の大好きなバリノ・ブラザースという結構マニアックなボーカル
グループのものなんですが、何とご本人様がHEAVENにご来店した
ことがあるそうで（写真を拡大するとサインが入っているのに気付く
と思います）…歌まで披露してくれたとのこと…嗚呼、何とも羨ましい…。

一緒に行ったマイミクさんも、昔からこういうトコロは好きだったらしく、マスターと昔よく行ったディスコの話とか、知り合いのお話とかで盛り上がっていた"ようです"。←実はこの日、今回の旅で一番お酒を飲んでたようで、会話の内容についてあまり記憶がないのです(爆)…

ついでに宣伝してしまうと、来る１０月１８日(日)、
DISCO NIGHT 80'S
KOKURA CLASSICS
というイベントがＣＬＵＢ０３ってトコロであるので、興味のある方はぜひぜひ足を運んでみて下され♪

翌日、☆SHINYA☆さんから「ちゃんぽんで大分飲んでたけど大丈夫？」ってご心配のメールをいただいた位だから、結構飲んでたんでしょね。
でも、最後にオイルサーディン食ったのも覚えてるし、ちゃんぽんは
いつもの事ですので、大丈夫ですよぉ〜(笑)♪

前回小倉で飲んだ時も、なんですけど、小倉の人って、余所者を凄く大事にしてくれる、
おもてなしの心を大事にするって印象があるんですよね〜。

この日マイミクと別れた後、実は前にも行ったもう一つのSOUL BAR
GHETTOにも足を運んだんです。前回グダグダで申し訳なかったので。

前回自分のお店を閉めて他のお店に連れて行ってくれた話をしたら、
マスターも何となく覚えていてくれたようで、「埼玉からわざわざ来て
くれたので…」と凄く大事に扱ってくれたことを改めて感じました。

で、しばらく飲んでると、後からお客さんが２人入ってきたんです。
一人はロカビリー風、一人はスーツ姿のサラリーマン。どうも話の
内容を聞いてると、当日がライブでロカビリー風の先輩のステージ
に後輩のサラリーマンが飛び入り参加してギターを弾いた、とかで
打ち上げ帰りだったんでしょう。

後輩がかなり悪酔いをしていて、端的に言えば「SOULじゃ魂が揺さぶられない、
ロックをかけろ」ってなことを言っているわけですよ。
ソウルバーの店員からしたら、無理難題、迷惑千万なお客なワケです。

にもかかわらず、GHETTOのマスターは毅然とした態度で反論し、
気押されしたのか、悪酔いした客は謝って逃げ帰ってしまいました。

残ったロカビリー風の先輩もマスターに詫びを入れ、しばらく３人で
話していたんですけど、いかにマスターがソウルを愛しているか、が
ひしひしと伝わってきたし、余所者の私のいる前でのトラブルを申し
訳ないと思ってくれたようです。

翌日にマイミクさんにもそのことを話したんですけど、小倉にイヤな
思い出を残して帰ったのではないかと、気にしてくれました。

イヤになるどころか、私は逆にちょっと感動をしたし、
小倉の街がますます好きになりましたよ♪


小倉の街には素晴らしいソウルバーが２軒あります。
皆さまも是非機会があれば、訪れてみて下さいまし。