すみール下ネタコミュの危機回避スペシャル２nd Season〜こんなとき、あなたならどうする〜

それは昨日の出来事でした。



夕方、「Asian Dub Foundation」


の練習を終え、仲の良い友達４人と東京にあるイタリアンにいたときのことです。



新鮮なトマトとにんにくに、アルデンテでほどよく芯が残ったパスタがほどよく



絡んだ絶品パスタ。



噛んだ習慣ジューシーな肉汁が口中にパァっと広がり、



「パリッ」という食感と共にいつまでも口の中に宇宙を描く肉棒…。



そして忘れてはいけないのはやはりこの存在。



黄金比は「７：３」



炭酸のピリリと刺激のある黄金水、そしてその刺激を和らげる純白な泡。



それは魔法の水。



それを飲めば、きっとみんな嫌なことを忘れて笑顔になってしまう。



ある女王は言いました。



「人生で、嫌なことはたくさんある。



でも、それ以上においしいものはたくさんある。



だから人は生きていけるんだ。」












そんな素敵な料理を出してくれる超高級イタリアン「ポポラマーマ」で、



僕たちは楽しいひと時を過ごしていました。




このあと、身も凍るおぞましい出来事が待ち構えているとも知らずに。







おいしい料理は人を笑顔にし、




その笑顔は会話をはずませます。



僕らは会話を弾ませ、素敵な時間を過ごしました。




ソーセージのさきっちょにマスタードをたっぷりと塗りたくり、



唯一の女の子にその肉棒をむけ、



「ほら、この肉棒を食ってみろよ」




といったり、チョコレートジェラートをお尻の形に彫刻し、




「黒人の尻だ！黒人の尻だ！！」



なんていってはしゃいでいました。



そう、僕はどこへ行っても中学生なのです。




さて宴もたけなわというところ。




ある夫婦が僕たちの隣の席に座りました。



二人とも食事を楽しみにしてきたのでしょう。



顔がニコニコです。



僕らも負けじとニコニコです。



会話は、友達の一人がやたらゲイにもてるという話でした。




俺「お前青ひげだからなー。そりゃゲイにもてるわ！」



友人Ａ「え？！マジで！詳しく聞かせてよ」



友人Ｂ「そうなんだよねー。前駅でション便してたとき、隣に来た親父が



俺のちんこめっちゃ至近距離で見てきて、『うぜーな』くらいに思って



トイレ出たんすよ。で、駅でたら、雨降ってて、タバコ１本吸ってたら



後ろに人の気配感じて、パッて振り向いたらさっきのおっさんがこっち見て



笑ってきて、めっちゃ怖くなってそのまま逃げたんすよ



そしたらそのオヤジが『ぬれちゃうよ、傘はいらない？』とか言って



ずっとついてきたんすよ」




皆、大爆笑でした。




そして全員のテンションがあがったときに起こるアクシデントとしては、



１．周りが見えなくなる

２．声が大きくなる




という２つがあげられます。




これらの２つの失態に、僕らはもっと早く気づくべきだったのです。





友人Ｂ「いやー、マジあせりましたよ。しかもそのおっさんは



『ハゲてて、それも汚い感じにものっすごいハゲ散らかってて、いかにも



ゲイって感じのオッサン』



だったんですよー」




テンションが上がりきって周りが見えていない彼は、



それをものっすごい大きな声で言いました。




僕は、




「おいおい、もし店内にハゲがいたらどうすんだよ。もっと小さい声で言えよ」




と隣に座っている友人Ｂに言うべく、彼のほうを向いたそのとき、、、、







さっき隣に座った夫婦二人が目に入りました。









ん？















ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえぇぇ！！！！！！！！！！！！！！！！！！





















隣のおっさん、




















（汚い感じに）ハゲ散らかってるーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！

















最悪です。





現実に、こんな漫画のような展開が起こってしまったのです。



店内にいるどころか、隣に地雷が潜んでいたのです。




ハゲているおっさんの前で、ものっすごいでかい声で




『ハゲてて、それも汚い感じにものっすごいハゲ散らかってて、いかにも



ゲイって感じのオッサン』



と言ってしまったのです。



ゲイ以外はドンピシャです。



それも、尋常じゃない「ハゲ散らかり方」でした。



だいすけさんなんか目じゃないくらい。



僕は必死で笑いを堪えながら友人Ｂをつっつき、




「オイ！！オイ！！」



といいながらハゲ散らかってるおっさんをあごでしゃくり、



存在に気づかせました。




その後、必死で話題をすり替えましたが、




時、すでに遅し




でした。




何を話してもみんなずっと半笑いでした。





ふとおっさんのほうを見ると、




ずっと頭をかいていました。



きっと照れていたんでしょう。



ふと奥さんのほうを見ると、




気まずそうに下を向いていました。



きっと笑いを堪えるのに必死だったんでしょう。






そしていつ誰が笑いを爆発させるかわからない状態で、



僕らは店を出ました。



気まずさに耐えられなかったからです。




席を立つとき、おっさんをちら見したら、




ものっすごいガンを飛ばされました。




店を出るとき、もう一度おっさんをちら見したら、



体の向きをかえてまでしてものっすごいガンを飛ばされました。






僕はやっぱりあのオッサンは怒ってたんだなぁと思いました。



そして、みんなで店を出たとき、やっちまって笑うに笑えない状況を何人かで抜け出したとき特有の感じで大盛り上がりでした。




「お前バッカじゃねぇの？！」




「あのおっさんあの後ずっと頭隠してたぞ！」



「いや、俺らのことめっちゃにらんでたから！」



などなど。















しかし改めて考えてみると、もっとこの危機をうまくすり抜けられたんじゃないだろうか




あの夫婦は、楽しく二人で食事に来たのに




きっと家に帰った後もものすごい気まずかったことでしょう。





ですので、危機回避プロフェッショナルのすみールの皆さん



今回のお題はこれです！！



みなさんの機転で、この危機を回避してください。





【お題】




「ハゲ」の話をしていたら、隣にハゲのおっさんがいてこっちをガン見していました。



さぁ、どうする？？


【現在のお題】

電車で優先席に座っていたところ、気付いたら目の前にヨボヨボのおばあさんがフラッフラで立っていました。
どうすればいいですか？