犬語が話せたら・・・コミュの●精神分析はいらない

犬は何か欲しいのか、何か必要なのかを口に出して人間に伝えることはできませんが、実はいつもエネルギーやボディ・ランゲージで訴えているのです。

もしわたしたちが犬の心理を理解すれば、犬の本能的な動きに注意を向けることで、心の奥底にある欲求を満たしてやれるでしょう。

　捨て犬の保護施設から問題のある犬を引き取り、子犬のころのどんな酷い経験が現在の問題の原因となったんだろうと考える人を何人も見てきました。

そういった飼い主は問題のある犬について

「この子は女性にハイヒールで蹴られたに違いありませんよ。だって、今、ハイヒールを履いた女性を怖がるんです」

とか

「ごみ収隼人がこの子を怖い目に遭わせたんです。だから、今、ごみ収集のトラックが通り過ぎるたび狂乱状態になるんです」

などと言います。

　これらの話は真実かもしれません。

しかし飼い主は自分の犬が不安や恐怖心を抱いているという話を、いかにも犬が不安や恐怖症を抱えた人間であるかのように話します。

まるで犬が座って、子犬のころの心の痛手について一日中くよくよ悩んだり、ごみ収集人やハイヒールと出合うことを心配しているかのように。

　とんでもない。

犬は人間のようには考えません。

犬の反応は単純で、不安や恐怖心は条件反射にすぎません。

そして、どんな条件反射も犬の心理学の基礎を理解していれば改善してやることができます。

次回はその事例をご紹介します。

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＊このトピックは、シーザー・ミラン著「あなたの犬はしあわせですか」
という本をピックアップして、お伝えしています。
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コメント(6)

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[1] mixiユーザー 09月22日 11:04

里親で家に来たマリは特に目立った恐怖は無い様です。
それは私達家族が大らかに育てた事が良かったのでしょうか？
私達は特に意識した事はありませんでした。
ただ、絶対の信頼のおける安心できる家族として一緒に生きてきただけです。

新米ママで間違っているのかもしれませんが、心に寄り添う事が結果的には恐怖やトラウマをも超えられるのでしょうかね？

[2] mixiユーザー 09月22日 11:47

私もシーザー・ミラン氏の本を読んでいます。

『犬の本能を理解する事』がとても大切な事だと思いました。
そして自分が冷静に犬のボディー・ランゲージを読み取り『二本足の犬』になる事・・・決して犬達を『四本足の人間』にしない事が犬の幸せに繋がるのだと思いました。

[3] mixiユーザー 09月22日 12:12

マリ♡ママさん

＞それは私達家族が大らかに育てた事が良かったのでしょうか？

もちろん、その通りですよ