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ルノワールが好きコミュの*トップ画像館*

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トップ画像でルノワール作品を随時UPしていこうと思います。

好きな作品がトップ画像になるのをお楽しみに☆


*** 画像作品リクエストは管理人宛メッセージでどうぞ♪ ***

コメント(20)

トップ画像 Vol.1

 『Baigneuse aux cheveux longs』(長い髪の浴女)

 油彩 キャンバス 1895年製作
 オランジュリー美術館所蔵(フランス、パリ)
トップ画像 Vol.2

 『Mlle Irène Cahen d'Anvers』(イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢)

 油彩 キャンバス 1880年製作
 ビューレーコレクション(スイス、チューリッヒ)
トップ画像 Vol.3

 『Jeunes Filles au piano』(ピアノを弾く少女たち)(画像左)

 油彩 キャンバス 1892年製作
 オルセー美術館所蔵(フランス、パリ)


+++++++++++ 余談解説 ++++++++++++

今回トップ画像にした「ピアノを弾く少女たち」。

当時のフランス政府から、リュクサンブール美術館のためにと
作品制作を依頼されたルノワールは、この作品と同じ構図で
他にパステル画1点と油彩4点を描いたと言われています。

その中でも、当時のフランス政府が買い上げ、現在は
オルセー美術館に所蔵されている作品(画像左)は最も有名で
みなさんが記憶している「ピアノを弾く少女たち」は
この作品なのではないかなぁと思います。

なお、画像中央はニューヨーク・メトロポリタン美術館、
画像右はパリ・オランジュリー美術館にて見られます。

同じ構図であっても、背景や2人の表情が少しずつ違って
比較しながら見るとおもしろいですね。

3点の「ピアノを弾く少女たち」。
みなさんはどれがお好きですか?

++++++++++++++++++++++++++++
あら〜 3枚もあったんですね。知りませんでした。(無知?)
面白いですね。3枚それぞれ雰囲気が違います。
真中のなんて、立っているほうの少女が歌っているように見えますし、右のはすこしうちとけた雰囲気もします。
左のは二人とも真剣に譜面をおっていますね。きっと二人ともピアノは弾けるのでしょう、一所懸命な感じ。
楽しいですね。 この絵も好きです。
幼い頃姉が引くピアノで歌ったり踊ったり(?)したことを思い出します。
> ナナさん。

こうして並べて見てみるとナナさんの言うように
作品から感じる雰囲気も違っておもしろいですよね。

私はオランジュリー所蔵のもの(右)が好きです。
背景をあまり書き込んでいないので2人の姿が強く印象に残るし
その場の2人の雰囲気が一番自然に描かれているような気がします。
特に奥の少女がピアノにひじをついて楽譜を覗き込んでいる姿が
なんだかとってもかわいくって(o´−`o)...。o♪
ワンピースの柄が入っているところもポイントです。
わぁ、、ため息。。
Upしていただいて、ありがとうございます。
私もルノワールが大好きで
特に「ピアノを弾く少女たち」の絵もお気に入りで
一番右のぼんやーりしているのが大好きなのです。
華やかさはないけれどなんだか暖かく感じられて。。
> まっつーさん。

そうですね、オランジュリーのものよりも他の2点の方が華やかですね。
ピアノの両脇の燭台、花瓶と花、厚みのあるカーテン、奥の部屋のソファや絵画・・・
そういう良家の生活の雰囲気が描きこまれているからかしら。

オランジュリー所蔵のものはそういった描写を省いていて
2人をクローズアップさせているように見えますね。

こうして作品を見比べるといろんなことが見えてきておもしろいですね☆
トップ画像 Vol.4

 『Le Moulin de la Galette』(ムーラン・ド・ラ・ギャレット)(画像左)

 油彩 キャンバス 1876年製作
 オルセー美術館所蔵(フランス、パリ)

「ムーラン・ド・ラ・ギャレットが好き」という方が
多いようなので今回トップ画像に選んでみました。
トップ画像では小さいのでこちらで拡大して御覧ください☆


+++++++++++ 余談解説 ++++++++++++

木漏れ日の中で着飾った人々が優しく微笑み会話やダンスを
楽しむ様子が描かれた『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』。
この作品を見ていると、光が私の服にもちらちらとあたり、
まわりの音楽や会話が聞こえてきそうなあたたかさを感じます。

さて、画像中央はトゥールーズ・ロートレックの作品で
1889年のムーラン・ド・ラ・ギャレットが描かれています。
ここには華やかさはなく、男女の欲望、けだるい雰囲気、酒場・・・
というようなイメージを抱きます。随分違いますね。

でもおそらくロートレックの作品の方が当時の様子をよく表しているのでしょう。
当時のモンマルトルはパリの中心に比べると汚く貧困で苦しむ人が多く
孤児が多く餓死する子どもも多かったと言います。
そんな場所にお酒を飲んで昼間からダンスをする男女が集まる・・・

ルノワールはその現実に胸を痛めて、モンマルトルの丘に
託児所を作るべくその資金作りのためにムーラン・ド・ラ・ギャレットを
借り切ってチャリティーパーティーを開いたのだそうです。
そんな主旨に賛同したルノワールの友人がこの絵のように集ったのだとか。

「人生には不愉快なことが沢山ある。
なぜこれ以上不愉快なものを作らなければならないんだ。」
とはルノワールの言葉。
この絵にはルノワールのそんな願いが込められているのだそうです。

++++++++++++++++++++++++++++
トップ画像 Vol.5

 『mille Georgettier chapentier seated』(座るジョルジェット・シャルパンティエ嬢)

 油彩 キャンバス 1876年製作
 ブリヂストン美術館所蔵(日本、東京)


++++++++++++++++++++++++++++++

印象派の画家たちがまだ世に認められず酷評を受けていた頃、
ルノワールの作品を好んだ数少ない画商や客のひとりに
ジョルジュ・シャルパンティエという男がいました。

彼はゾラなど人気作家の小説を手がける出版業者として有名で、
ルノワールは彼の自宅に招かれてシャルパンティエ夫人と知り合います。

この作品の少女は当時4歳だった長女のジョルジェット。
ルノワールに肖像画を依頼したのはシャルパンティエ夫人で
出きあがった作品をとても気に入ったといいます。

また、この作品の2年後に描かれた「シャルパンティエ夫人と子供たち」で
左側にいるお姉ちゃん(右は弟!)がジョルジェットです。
(当時は男の子も5歳くらいまで女の子の格好をさせていました)

東京駅八重洲中央口から徒歩5分という場所にあるブリヂストン美術館。
日本で出会えるルノワール名作のうちの一つです。

++++++++++++++++++++++++++++++
トップ画像 Vol.6

 『l'oscillation』(ぶらんこ)

 油彩 キャンバス 1876年製作
 オルセー美術館所蔵(フランス、パリ)
トップ画像 Vol.7

 『Two Sisters (On the Terrace)』(テラスにて)

 油彩 キャンバス 1881年製作
 シカゴ美術研究所所蔵(アメリカ、シカゴ)

 [The Art Institute of Cicago] http://www.artic.edu/aic/index.php
 <コレクション−ルノワール作品のページ>
 http://www.artic.edu/aic/collections/collection_search.php?page=1&ArtistID=215

++++++++++++++++++++++++++++

描かれた場所は、セーヌ河畔の当時の行楽地ラ・グルヌィエールにある
レストラン、ラ・メゾン・フルネーズのテラス。
あの『舟遊びをする人々の昼食』(フィリップス・コレクション)と同じです。
当時パリに住む人々は休日になると郊外に自然を求めて出掛け
ゆっくりとランチをとったり、夏には水泳を楽しんだりしました。

2人の優しくて穏やかな表情が好きです。
梅雨が来る前の晴れた休日に公園へ出かけたくなりますね。

++++++++++++++++++++++++++++
待っていました!
ルノワールの一番好きな作品がTOPになっていて嬉しいです。この女性の表情があったかくて大好きです。組んだ白い手の塗り方がたまりませんw
■みーさん
こういう反応をいただけるととても嬉しいです!
トップ画像は毎回悩みますが、私の個人的な趣味?に偏ってしまうので
雑談トピなどでまたぜひ作品リクエストとかしてくださいネ☆
たまにトップ画像が変わっていくのって素敵ですね。
コミュニティ一覧の画像が変化して面白いです。

今回のトップ画像の two sisters も好きですが、
こちらのシリーズも気に入ってます。
■すすむさん
2ヶ月もレスが遅れてしまってごめんなさい。
すすむさんがお好きなこの2人の少女は
vol.3でご紹介した「ピアノを弾く少女たち」の2人ですよね。
仲の良い2人のようすが背中から伝わってくるところが
ルノワールの作品のすばらしいところだと思います。
トップ画像 Vol.7

 『The Umbrellas』(雨傘)

 油彩 キャンバス 1881-86年頃製作
 ロンドン・ナショナルギャラリー所蔵(イギリス、ロンドン)

 [THE NATIONAL GALLERY]
  http://www.nationalgallery.org.uk/
 <コレクション−ルノワール作品のページ>
  http://www.nationalgallery.org.uk/cgi-bin/WebObjects.dll/CollectionPublisher.woa/wa/artistWorks?indexLetter=R&artistName=RENOIR%2C+Pierre-Auguste&artistBatchIndex=1

++++++++++++++++++++++++++++

もう7月に入ってしまい梅雨の時期も半ばになりましたが、
梅雨になったらこの作品をと思っていたのでご紹介します。

この作品、制作年代が幅広く1881年〜86年頃となっています。
トピ「ルノワール略歴」でもご紹介していますが、
この時期はルノワールにとって苦悩の時期のピークであり
画風の変遷が大きく見られる時期でした。

画像をクリックして大きな画面で見てみてください。

作品右側手前にいる少女2人と彼女たちの右隣に位置する女性は
筆を細かく置いて色を重ねるやわらかいタッチで描かれています。
一方、作品左手前にいるバスケットを持った女性は
衣装や体の輪郭がはっきりとしていて
肌や服の質感はマットでなめらかなタッチで描かれています。

この作品は1881年頃に描き始めた後に一旦製作を中断し、
1881〜82年の旅行でラファエロやアングルらの作品にであって
輪郭のはっきりした陶器のような質感で描くという画風に変わり、
帰国後再び製作を再開したという大変興味深い作品なのです。

製作期間が数年に亘る作品は決して珍しくはありませんが、
画風の変化がこれほどにまで顕著な時期に1つの作品を
破棄することなく完成させたのはとても不思議です。

限界を感じていた頃に描いた人物よりもより手前に
傘を持たず前を向いて歩き出す女性を新しい画風で描いている点が
ルノワールの迷いと自信をよく表しているように私は感じます。

黒い服と傘で埋まった暗い印象の作品ですが
こんなエピソードを聞くと見応えのある作品だなぁと思いませんか?

++++++++++++++++++++++++++++
記3のピアノと女性の関連の絵を下の絵含め合計8点集めたmixiサイトあります。よろしければご覧ください。

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=19384333&comm_id=2058310
トップ画像vol.7(書き込み16)の絵の下にロンドンのnational galleryのcopyrightのマークが気になってました。トップ絵をオランジェリー美術館のBaigneuse aux cheveux longsにされたのは賢明な処置かも分かりません。オランジェリーは綺麗になりましたね。

それにしても絵は公共財ですから著作権の主張をするのはおかしいと思われますが、この絵のオリジナルは拡大可能な絵であったので、その辺で著作権をいっているのですかね。よくわからないことです。NYのMETの画像も同様ですね。

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