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ペーター・ホフマン[MIXI出張所]コミュのバーンスタイン指揮:トリスタンとイゾルデの聴きどころ

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私のホームページの奥深くにあるのですが、こちらにも掲載します。皆さんの愛聴盤の聴きどころもご紹介ください。

今では全曲、初めから終りまで好きですけど、新国立劇場は、キース・ウォーナー演出の「ニーベルングの指環」ではないけど、実はジグゾーパズルのような聴き方をしました。最後の一片がはまってから、もう相当経ちます。はっきり記憶していることだけですが、列記してみます。とりあえず10カ所。
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1)二幕 so stuerben wir, um ungetrennt
とトリスタンが歌いはじめる少し前から、ブランゲーネの警告まで。実のところ、ここが聴きたくてCDを買いました。ヴィスコンティ監督の映画「ルートヴィッヒ」、ルートヴィッヒの湖の島の別荘をエリーザベトが訪問する場面。場面と音楽が一致して、非常に印象的でした。歌なしでこの部分が流れています。ワーグナーのオペラを全く知らない頃で、この部分をCDで見つけるのに苦労しました。相当期間、ここばかり聴いていました・・・

2)一幕 イゾルデに呼ばれたトリスタンがやっと船室に姿を
見せるところ。あの管楽器(えっと?何でしたかしら)の響きが
たまりません。期待と不安、恐れの入り交じった複雑な感情そのものです。

3)一幕 ブランゲーネとトリスタンの対話。なにしろ、やっとトリスタンの声が聞けるところですし。今風にしかも下品に言えば、
半端でなくつっぱっているトリスタンの心が痛々しいというか・・・
(バーンスタイン盤のこの部分に関して、吉田秀和氏が詳細に書いていらっしゃるのを後に読みました。納得の内容でしたが、上手く書くものだと感心しました)

(余談ですが、女声は、特にこの曲を聴きはじめのころ、聴くだけでは区別がむずかしかったです。で、いいなあと思ったところ、調べてみると、意外にブランゲーネの歌が多いことに気がつきました)

4)一幕 媚薬を飲む直前から、一幕の終りまで。
声の変化がはっきり感じられて、表現力のすごさに圧倒されます。
クルベナールと合唱の完全な部外者の脳天気ぶりと完全に別世界に入っている恋人二人、ただ一人事情を知るブランゲーネ。これらの意識の断絶が声とオーケストラの演奏だけではっきり伝わってきます。こういうの、もの凄い快感です。

5)一幕 トリスタンとイゾルデの対話。攻撃的で皮肉なイゾルデに、徐々に煽られていき、抑え切れなくなり、ついには切れるトリスタン、この両者の絡み合いが非常におもしろいです。

6)二幕 逢い引きの場。激しく求めあったあとの、durch des Todes Tor, ではじまるトリスタンの美しい旋律(よくカットされるようで、ここがないとがっかりします)

この前の激しい求め合い、はじめは強烈すぎて、ついていけないような感じでしたが、ここも今は好きです。

(余談ですが、「ブリキの太鼓」という映画を昔見たのを思い出したり・・・ 恋いする男女がやっとの思いで会ったとき、着ているものを一枚一枚、引きちぎるように放り投げながら駆け寄り、裸で抱き合うというシーンがあったような・・・映画とは言え、あっけにとられました・・・)

7)二幕 マルケ王の嘆きに続く、トリスタンの歌とイゾルデの答えから、二幕終りまで。実に悲しく美しいです。今は、一番好きなところかもしれません。

8)二幕 マルケ王の嘆き。はじめのころはちょっと退屈でしたけど、これを黙ってきいている二人の心情も併せて、聞くと、非常に劇的です。

9)三幕 トリスタンの譫妄状態。こときれるまで全部いいですが、Ach, Isold, Isolde! Wie schoen bist du! に至る穏やかな旋律が息をのむほど美しいと思いませんか。

10)三幕 息をひきとったトリスタンを(たぶん)抱えて嘆くイゾルデ。フィナーレももちろん好きですが、ここがもっと好きです。

(前奏曲とあのいわゆる愛の死だけという聴き方をする人もいる〜いない?〜らしいのが信じられません・・・ そういうコンサートもあるし、CDもありますが、予告編としてもあんまりおもしろいとは思いません。)

コメント(9)

ぴっぽさん、わびすけさん、ありがとうございます。

そう、私もいつの間にか全編聴き所ばかりとなってしまいました。私はこうなるまで数年?はかかったように思いますので、私のリストはだいたいはまった順番になってます。これから、はまりたい方、試してみてはいかがでしょう。そりゃ、こういうのは人それぞれですから、処方が効くとは限りませんので、保証はなしです。

>5) 二幕2場 愛の夜のカット始まりの部分

「Dem Tage! Dem Tage! Dem Tueckischen Tage」
ここは、後の、durch des Todes Tor, に聴き入ったあとで、認識した次第です。

>8)トリスタン佯狂
ここを外す人は少ないでしょうね・・・

>この台詞(sehnen)こそ、

sehnen 私にとって、この語の歌い方、重要です^^; ペーター・ホフマンじゃないと、もう〜〜だめ・・・


>ブリキの太鼓
是非。あのシーン、印象だけで、詳細は覚えてないので、拍子抜けだったら、ごめんなさいねm(_ _)m

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>ブランゲーネの歌唱
美しいメロディーが多いですね。

>Habet acht!が美しいと感動もひとしお
ほんとうに。

>優れた歌唱
これがね・・・ 好みもあることですし。
声だけで微妙な心理を伝えなくてはいけないわけですから。
たとえ実演や映像でも、身体的動きはあまり意味を持たないと思いますから。

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私、これと「パルジファル(主としてカラヤン指揮)」と交互に一番好きを繰り返してます・・・

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写真1)ブランゲーネ
写真2)イゾルデ
写真3)トリスタン
今日,CD届きました。
最初から徐々に盛り上げて聴くか,それとも濃厚なあたりから楽しむべきか・・・・
悩み続けてすでに2時間経過。(はやく聴けよ!ってか?)
Jem様そんなに大上段に構えなくても(;´Д`)

ながらで良いんです。BGM程度で・・・PCやりながらでも、書類書きしながらでも・・・・感性がビビット来る物がある瞬間に集中して聞くことが出来れば良いんです。

 たぶん軽く聞き流しているうち・・開発されて行きますのでどんどん気持ち良くなっていきますから・・・・
(アレ?何かに似てる?・・・・(爆
いやぁ思い入れがありすぎると悩むのも楽しみのうちだったりして。
これ,「カセットテープ」で持ってはいるんです。(友人にレコードから落としてもらった。)音質悪化というか伸びちゃうまで聴き込んでるので。
クリアな音質で聴けると思うとワクワクしてしまって。
家人の邪魔が入らないところで大音量で,て考えてしまうんです。
>感情移入
音楽の場合、オペラも含めて、映画や小説のような感覚での「感情移入」はしないように思います。(今まで、どこかで「感情移入」という言葉を使って、表現したこともあるかもしれませんけど・・)自分をオペラの登場人物のだれかに擬するということは全然ないです。どんなに没入しても、音楽は対象です。たとえば、このオペラ、自分の恋愛感情とも、憂うつな気分とも、全く無関係で、うまく言えませんけど、人間の心の深淵を第三者的に眺めて楽しむ(誤解されそうですが)ことで、自分の気持ちが日常から解放されるというか、そんな感じです。


バイロイトのラジオ放送1986年と1987年を聴きました。舞台の緊張感、臨場感が伝わってきます。でも、演奏の微妙さ、緻密さという点では、バーンスタインの録音は、やはり凄いと思います。

公演のライヴ録音の場合、当然実際に舞台を観るのが最高に決まっているのですが、それはかなわぬこととして、できれば、音だけでなく、せめて映像つきで鑑賞したいです。実際に劇場にいれば、全く問題ないことでしょうが、音だけ取り出すと、どうしても精密さには欠けるところがあるのではないかしら・・

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