～☆魂を感動させる♪音の響き～コミュのアンドレア・ボチェッリ『沈黙の音楽』

皆さまは、アンドレア・ボチェッリの著書、『沈黙の音楽』をご存知でしょうか？

小説という形は、とっていますが、この本は、ほとんどアンドレア・ボチェッリの自伝といった感じです。

彼が、子どもの頃に目の障害を持って生まれ、小学校の時に、わずかながらに見えていた目までが、すべての光を失ってしまったという出来事を客観的な視点から、たんたんと語っています。

子どもの頃からアモス少年（ここでの登場人物）は、目が弱いからという扱いに対して、普通以上に情熱を燃やして、様ざまなことにチャレンジする姿がなんとも言えず感動的です。

なんと馬にまで乗るのです！！！

トスカーナの大自然の中で育ったやんちゃな子ども時代の彼、寄宿舎での様ざまな体験、弁護士として仕事を歩みながら、歌を追い求めた情熱などが見事に描かれています。

私は、あまりに感動をして、あっと言う間にこの本を読み終えてしまいました。

音楽をテーマにしているのに、なぜ、本のタイトルが”沈黙”なのでしょう！

『沈黙の音楽』は、アンドレア・ボチェッリの人生の哲学と愛についての熱きメッセージが凝縮されています。

アンドレア・ボチェッリのファンの皆様には、是非、おすすめしたい１冊です！

また、アンドレア・ボチェッリをまったくご存知ないという皆様がお読みになられても、人生とは？という大いなる命題に光があたるような感じがします。

この本を読んでいると、人間の持っている潜在的な力のすごさに目を見張るばかりです。

アンドレア・ボチェッリの歌の甘さとは、また別のしんのある魅力的な姿がここにあります。

このコーナーでは、皆様と共に、アンドレア・ボチェッリその人についての魅力について語り合えたらうれしいです。