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今日のニュースコミュの2005年6月23日(木)-東京-曇~雨

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★「平和いつまでも」と遺族ら−沖縄

 戦後60年の節目の「慰霊の日」を迎えた23日、沖縄戦最後の激戦地となった糸満市摩文仁の「平和の礎」では、戦没者の名前を刻んだ石板に花などを手向ける遺族らの姿が絶えなかった。


【沖縄で23日「慰霊の日」】
 --戦闘終結から60年--

 沖縄は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦で亡くなった20万人以上の犠牲者を悼む60年目の「慰霊の日」。遺族らは22日夜、最後の激戦地となった沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念堂での追悼式前夜祭で、戦没者の冥福を祈った。参加者は鐘の音に合わせて黙とう。主催した沖縄協会の小玉正任会長は「沖縄戦の遺族の深い悲しみ、体験者の心の痛みが消えることはない。今の平和は幾多の犠牲の上に築かれたことを忘れてはならない」と述べ、戦没者を慰める琉球舞踊などが奉納された。23日の「沖縄全戦没者追悼式」は小泉純一郎首相、稲嶺恵一知事も出席して平和祈念公園で行われる。稲嶺知事の平和宣言に続いて同県与那原町の与那原東小6年、上原凜君(12)が「平和の詩」を朗読した。

コメント(4)

★JR西日本株主総会、社長が陳謝
└最多の1993人出席-横断幕を掲げ、質問書を株主らに配る「JR株主・市民の会」のメンバー

★王国相手に初の2得点/コンフェデ杯
└写真=前半、ゴールを決め、三都主(中央)と宮本(5)に祝福される中村  

★ジョン万の銅像、真の作者は西さん…東京地裁判決

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★原発情報がネット流出
└点検会社PC、暴露ウイルス感染

 関西電力美浜原発や北海道電力泊原発、九州電力川内原発など全国各地の原子力発電所の点検作業に関連する内部情報がインターネット上に大量に流出していたことが23日、明らかになった。点検を請け負う三菱電機子会社の社員のパソコンが、ファイル交換ソフト「ウィニー」をねらったウイルスに感染したのが原因と見られる。経済産業省原子力安全・保安院の原子力防災課は「電力会社を通じ、情報収集を続けたい」としている。三菱電機によると、流出したのは子会社「三菱電機プラントエンジニアリング」(MPE)が担当した定期検査の工事報告書などで、いずれも外部には公表していない。データは数年分にわたり、約40メガバイト(フロッピーディスク約30枚分)になるという。中には点検時に原発内部を撮影した画像や作業員の名簿、担当技術者の宿泊先など悪用のおそれのある情報も大量に含まれていたとみられる。関係者によれば、流出したのは三菱電機が関与する加圧水型炉(PWR)の情報で、関電や北電、九電のほかに日本原子力発電敦賀原発も含まれる。22日夜から23日にかけて三菱側から各社に連絡があった。

 三菱電機によると、流出元はMPE神戸回転機事業所(神戸市)に勤務する発電機周辺機器の整備の担当技術者(30)の個人パソコンで業務にも使用していた。MPEでは、個人パソコンの業務への使用を禁じてはいなかった。三菱電機は22日、ネット上に流出した情報の一部と技術者のパソコン内に残されていたデータが一致することを確認。「情報が流出したことは誠に遺憾。全容確認を急いだ上で真摯(しんし)に対応し、再発防止策を講じたい」(広報部)としている。ただ、三菱電機は原子炉やタービンは手がけていないため、今回の流出分に放射能に直接関係のある情報が含まれている可能性は少ないという。原子力施設では、01年の米同時多発テロ以降、核物質防護の重要性から警備が強化されている。国内でも、燃料の保管場所や警備体制の情報などが内部から漏れた場合を想定し、改正された原子炉等規制法が12月1日から施行される。

〈キーワード・ウィニー〉 
 パソコンの使用者同士がインターネットを通じて音楽や映像などを自由に交換できるようにする「ファイル交換ソフト」の一つ。ソフトはネット上で手に入れることができるが、著作権の侵害が指摘されているほか、同ソフトを経由して感染するウイルスによって、利用者自身のパソコンから情報が漏れる危険性がある。これまでに京都府警や大学病院などで捜査関係書類や患者の個人情報が流出した。開発者は著作権法違反幇助(ほうじょ)の罪に問われ、京都地裁で争っている。


【人気の「ウィニー」、危険と背中合わせ】
 --機密の回収不能--

 原発に関する内部情報が流出した今回の事態のように、ファイル交換ソフト「ウィニー」がからんで機密情報が漏れる事件は後を絶たない。昨年3月には、北海道警や京都府警で捜査関係資料が流出した。陸上自衛隊では訓練計画や名簿などの情報が漏れ、鳥取市の病院では患者の診療記録が漏れている。

 ウィニーによっていったん機密情報が流出すると、ほかの多くのウィニー利用者のパソコン内にファイルが取り込まれ、回収は不可能となる。ウィニーは音楽や写真、映像などのファイルを利用者同士で互いに交換し、欲しいファイルを集めることができる。使い方が簡単で複数のサイトから無料でダウンロードできるため人気は高いが、ウイルスや誤操作によって、組み込んだパソコンの中身が流出する危険と背中合わせだ。ソフトは02年に公開されたが、その後、ウィニー利用者を狙ったウイルスが出現。ウィニーを組み込んだパソコン内のファイルをかき集め、交換用に指定していないファイルも交換用に変え、利用者の知らない間に送信してしまう。

 ウイルス駆除ソフトが普及しているにもかかわらず、このウイルスに感染するのはなぜか。駆除ソフトの利用期限(通常1年)が切れても更新せずに使い続ける例が多い。また、「日本生まれのウィニーは主に国内で使われていることから、ウィニーを狙った新種ウイルスが出ても国際的な監視の網にはかかりにくい」(あるセキュリティー専門家)といった背景がある。ウィニーは著作権のあるデータが大量に複製される問題で注目されてきたが、重要データの流出という問題も深刻になってきた。流出ファイルに興味を持ってウィニーを使い始めることで、自分のパソコンからファイルが流出する被害もある。対策は、ウィニーを使わないことだが、個人で利用するパソコンと、勤務先で仕事に使うパソコンを使い分ける必要もある。







★クレジットカード情報流出、国内は6万人以上に可能性
└被害は1億2千万円に

 米国で4,000万件以上と見られるクレジットカード情報が大量流出した事件で、国内カード会員で流出した可能性があるのは6万7千件を超え、不正使用による被害額は6,500万円に上ったことが、経済産業省の調べで明らかになった。情報が集まるにつれ、数は増大していったが、経産省では情報はほぼ集まったことから、流出件数については今後大きくは伸びないという見通しを立てている。しかし、ビザ・インターナショナル東京事務所は、不正使用が計838件・83万8,856ドル(約9千万円)にのぼると発表しており、被害額は今後も増大しそうだ。

 流出した可能性があるのは、米国でカードを利用したか、米企業のインターネットサイトでショッピングをしたカード情報で、米VISA International、米MasterCard International、ジェイシービー、Diners Clubがそれぞれ発行するカード、または提携会社が発行するカードの情報が流出したと見られている。流失した可能性のある件数は、VISAが4万6千件、MasterCardが2万1千件、JCBが31件、ダイナースクラブが15件で、経産省がカード会社各社の情報をもとにまとめた、22日19時現在の数字となっている。経済省のまとめでは、VISA、MasterCard、JCBを合わせた被害は6,500万円に達した。インターネットショッピングで利用された以外にも、国内で偽造カードによる被害も確認されている。VISAは、流出した可能性があるのは6万3,800件としていたが、存在しないカード番号などを排除した結果、数字は大幅に下がった。今までビザは、実際に流出したのは350件に満たない見込みとしていたが、その後の調査で838件の不正使用が発覚、ビザ関係のカードだけで9千万円の被害が出ている。マスターカード関係では2千万円強の被害が出ていると見られており、ビザの発表を含めると被害額は1億2千万円まで膨らむ見込みだ。ダイナースクラブは、現在情報をまとめており、今後さらに被害額は増える可能性がある。







★JR西日本株主総会、社長が陳謝
└最多の1993人出

 JR西日本の株主総会が23日午前、大阪市内のホテルで開かれた。107人の犠牲者を出した4月25日のJR宝塚線(福知山線)の脱線事故について、垣内剛社長ら経営陣が株主に陳謝し、再発防止と安全性向上に向けた今後の対応を説明した。JRグループ発足以降、最悪の事故だけに、正午現在で、96年10月の株式上場後の総会では最多の1993人の株主が出席。株主からは「効率優先が事故につながったのではないか」などの質問が出た。午前10時からの株主総会の冒頭、議長を務める垣内社長は「快速電車の脱線事故により106人ものお客様の尊い命を奪い、500人を超える方々にけがをさせる極めて重大な事故を起こしました。大変申し訳ありません」と謝罪。出席した株主にも黙祷(もくとう)を求め、立ち上がって1分間、目を閉じた。総会では、事故の責任を取り、社長、会長を務めた井手正敬取締役相談役と、専務2人が23日付で取締役を退任することが報告された。また、子会社のジェイアール西日本メンテック社長だった山崎正夫氏、鉄道工学専門家で工学院大教授の曽根悟氏ら4人を同日付で取締役に選任する人事案も提示された。

 山崎氏は安全性向上担当副社長に就任し、曽根氏は社外取締役として、JR西日本が国土交通省に提出した「安全性向上計画」の具体化を担う。垣内社長と南谷昌二郎会長は当面留任し、補償交渉など事故対応にあたる。総会に提出された05年3月期決算の利益処分案には、取締役と監査役全員の役員賞与を全額カットすることが盛り込まれた。質疑が始まると、企業イメージの低下を指摘する声が相次いだ。株主の1人は「事故後の対応がめちゃくちゃ。不適切な対応による企業イメージの低下はすさまじい。株主の利益を損なっていることを理解しているのか」と発言。JR側は「結果的に混乱を招いた。あってはならないこと。重ねておわびしたい」とひたすら頭を下げた。

 JR西日本の元運転士という男性は、「現場の声が上に上がらない。キャリア組にも運転士を経験させてほしい。経験があれば、こんな事故は起こらなかった」。事故による業績への影響について、同社は総会で「振り替え輸送中の減収は14〜16億円。遺族らへの補償金はわからない」と説明した。事故前の直近の営業日である4月22日に41万5000円をつけていた同社の株価は、事故後下落し、現在は37万円前後で推移している。






★5階窓から母親が乳児投げ落とす
└殺人未遂容疑で逮捕

 9カ月の長女を5階の窓から放り投げたとして、埼玉県警は22日、同県三郷市彦成4丁目、無職小山春江容疑者(42)を殺人未遂の疑いで逮捕した。小山容疑者は容疑を認めているという。吉川署の調べでは、小山容疑者は同日午後9時半ごろ、アパート5階の自宅の窓から約12メートル下の地面に長女を放り投げ、重傷を負わせた疑い。落下した地面には10センチほどの芝生が生えており、長女は意識があるという。小山容疑者は夫と金銭のことで口論となり、夫のそばに座っていた長女を抱きかかえ、開いていた窓から外に放り投げたという。






★複数ブラウザにフィッシング詐欺につながる脆弱性

 Microsoftの『Internet Explorer』(IE) をはじめ、MozillaFoundationの『Firefox』、OperaSoftware の『Opera』、 AppleComputer の『Safari』などの複数の Web ブラウザに、インターネット利用者を偽装サイトへと誘導し、ID を窃取するフィッシング詐欺を許しかねない脆弱性が存在することがわかった。しかも、同脆弱性に対して、ただちに修正パッチが提供される予定はないという。セキュリティ調査会社の Secunia は21日、上記を含む複数ブラウザに、JavaScript ダイアログボックスの使用法に関する脆弱性が存在することを明らかにした。Secunia は セキュリティ勧告 の中で、「問題は、JavaScript ダイアログボックスが発行元を表示しないことにある。これにより、たとえばデータ入力を促すダイアログボックスなどを新たなウィンドウで開き、信頼できるサイトのものと見せかけることが可能になる」と述べている。この手法を使えば、悪意あるサイトがユーザーを騙して ID 情報を入力させ、それを詐欺行為に利用することが可能だ。この主張の裏づけとして、Secunia は自社の勧告ページで同脆弱性の悪用例の実証テストを公開している。Microsoft も21日、この問題に言及した セキュリティ勧告 を出し、同脆弱性の悪用は、ブラウザが複数のウィンドウを重ねて表示することを利用し、ユーザーを混乱させることで可能になると指摘した。Microsoft は勧告の中で、次のように述べている。「Internet Explorer をはじめ多くのブラウザが、複数のウィンドウを重ねて表示できる設計になっている。攻撃者はこの点を利用してウィンドウを巧妙に配し、発行元のわからないダイアログボックスやポップアップ ウィンドウを、信頼できる発行元のものとユーザーに思い込ませることができる」このダイアログボックスの問題に関して、Microsoft がセキュリティ更新を行なう予定はない。「これは、現行の標準的な Web ブラウザが持つ機能を巧妙に突いたフィッシング詐欺手口の1例だ」と、Microsoft はセキュリティ勧告で述べている。Mozilla の セキュリティ情報サイト には、少なくとも今のところ、この問題に関する言及はない。






★2女性殺害、高橋被告が一転認める
└「院長狙い口止め」

 静岡市の健康関連商品販売店で1月、女性従業員2人が殺害され、現金が奪われた事件で、強盗殺人など六つの罪に問われている静岡大学生高橋義政被告(25)の初公判が23日、静岡地裁であり、高橋被告は「2人を殺したのは私です」と起訴事実のうち殺人を認めた。強盗目的については否認した。高橋被告は捜査段階では否認したあと黙秘を続けていた。起訴状によると、高橋被告は1月28日、施錠していない1階玄関から店に侵入し、井本嘉久子さん(当時60)と竹内真知子さん(同57)の首を刃物で切って殺害。レジなどから現金6万6000円を奪ったとされる。

 高橋被告は罪状認否で「(店と同じ建物の1階にある脳神経外科クリニックの)院長ただ1人を殺すためだった」とし、現金を盗んだことも認めた。2人を殺害した理由については「院長がその日は帰って来ないと2人から聞き、口止めのために殺した。流しの強盗に見せかけるために偽装した」と述べた。このクリニックでは高橋被告の知人の女性ががんの治療を受けており、2年前に死亡した。事件の前日が女性の命日で、高橋被告はその命日にも治療方法や院長の考えを聞こうとクリニックを訪れていた。検察側は冒頭陳述で「高橋被告は女性が院長の著書を読んだり店で販売しているキャンデーを食べたりしているのを見て、『重病人の弱みにつけ込み、効果のない治療をしている』と憤りを感じていた」と指摘した。弁護人は「認めることを数日前に打ち明けられた。裁判で真実を伝えようという気持ちになったのではないか」と閉廷後に話した。この事件では凶器など犯行に結びつく物証は見つかっておらず、静岡地検は目撃証言など状況証拠の積み重ねで立証する方針を示していた。これまで高橋被告は「事件当日は店に行っていない」などと否認し、その後は黙秘していた。






★王国相手に初の2得点/コンフェデ杯 

<コンフェデレーションズ杯:日本2−2ブラジル>
◇1次リーグB組◇6日目◇22日◇ケルン

 96年アトランタ五輪で23歳以下日本代表が初戦でブラジルを破った「マイアミの奇跡」に続く「ケルンの奇跡」はならなかったが、W杯本番に向けて大きな弾みをつけた。ここまで日本のフル代表の対ブラジル戦の通算成績は1分け5敗。2得点を挙げたのは今回が初めてだ。ジーコ監督が「ただ参加するだけでは意味がない」と語った大舞台まであと1年足らず。同監督は「世界の超一流とここまでやれて自信になった。気持ちで負けては勝負にならない。それを植え付けられたのは収穫だった」と言い切った。





★ブラジル戦は11・9%-サッカー・コンフェデ杯

 フジテレビ系が23日未明に放送したサッカー・コンフェデレーションズカップ日本対ブラジル戦の平均視聴率(暫定値)が関東地区で11・9%、関西地区で8・0%を記録したことが同日、ビデオリサーチの調べで分かった。データ集計の都合で、放送開始の23日午前3時35分から番組途中の午前5時までの数字。未明の放送で2けたの視聴率は珍しいという。







★米中ロ、安保理拡大で日本など4カ国をけん制

 国連総会は22日、国連改革を巡る集中協議を続けた。焦点の安全保障理事会拡大について米国は常任理事国を2カ国程度しか増やさない独自案を示し、日独など4カ国(G4)の「枠組み決議案」をけん制した。早期の決議案採択には中国やロシアなども否定的な見解を示した。総会で演説した米国のパターソン代理大使は「日本の常任理事国入りを引き続き支援する」としながらも、常任理事国の拡大数は「2カ国程度」に限定。常任理事国「6増」を目指すG4案との溝が鮮明になった。さらに「国連改革は包括的に検討されるべきもので安保理改革だけに焦点が当たってはならない」と強調した。ロシアのデニソフ大使も「国連の分断を避けるために、安保理改革はできる限り広範な合意を目指すべきだ」と述べた。







★杉山組と森上組が2回戦へ-ウィンブルドン

 テニスのウィンブルドン選手権第3日は22日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、女子ダブルス1回戦で第7シードの杉山愛、ダニエラ・ハンチュコバ(スロバキア)組は7―6、6―1でエリカ・クラウト(アルゼンチン)マリーイブ・ペルティエ(カナダ)組を退けた。森上亜希子、トルディ・マスグレーブ(オーストラリア)組も6―1、7―5でエディナ・ガロビッツ(ルーマニア)、アンジェラ・ヘインズ(米)組を下したが、藤原里華、小畑沙織組は3―6、3―6で第8シードのマルチナ・ナブラチロワ(米)、アンナレナ・グローネフェルト(ドイツ)組に敗れた。男子シングルス2回戦では3連覇を目指すロジャー・フェデラー(スイス)、第3シードのレイトン・ヒューイット(オーストラリア)、全豪オープン覇者のマラト・サフィン(ロシア)が勝ち進み、女子シングルスでは第1シードのリンゼイ・ダベンポート(米)が3回戦へ進出した。








★ジョン万の銅像、真の作者は西さん…東京地裁判決

 高知県土佐清水市の足摺岬にある江戸末期の幕臣・ジョン万次郎(中浜万次郎)の銅像について、彫刻家の西常雄さん(93)が制作者は自分だとして、銅像の台座に名前が刻まれている知人男性(東京都世田谷区)を相手取り、著作者の確認などを求めた訴訟の判決が23日、東京地裁であった。設楽隆一裁判長は「(知人)男性は銅像の制作準備に関与したに過ぎない」と述べ、著作者を西さんと確認。男性に対し、銅像を管理する土佐清水市に著作者が西さんであることを通知するよう命じた。東京地裁によると、著作権法に基づき、名誉回復のための通知請求が認められたのは初めて。判決によると、男性が1967年10月、西さんに銅像制作を依頼。68年に完成したが、銅像の台座には、男性の名前が刻まれていた。男性は「西さんは助手だった」と争っていた。

 ジョン万次郎は1841年に太平洋で遭難、米船に救助され渡米した。帰国後、日米修好通商条約の批准書交換のための使節団に通訳として加わるなど活躍。1968年に高さ約7・5メートルの銅像が設置された。訴訟では、静岡県沼津市のスルガ銀行の元頭取の銅像についても争われ、判決は同様の判断をした。







★非番の助役ら3人が集団わいせつ
└豊橋鉄道が降格処分

 豊橋鉄道(本社・愛知県豊橋市)の助役ら3人が、元同僚の30歳代の女性に集団でわいせつ行為をしたとして降職処分を受けていたことが23日、わかった。3人は女性に示談金計150万円を支払った。処分されたのは55歳と43歳の助役兼路線バス運転士と、予備助役兼運転士(51)。3人は非番だった今年5月31日夕、豊橋市内の55歳の助役兼運転士の自宅に女性を呼びだし、酒を飲んだ上、女性の胸をさわるなどわいせつな行為をしたという。女性は10年ほど前まで豊橋鉄道に勤務していた。現在は別の会社の営業で、同社の営業所などに出入りしていた。これまで何回か一緒に飲食をしたことがあったという。女性からの訴えを受けて同社が調査、3人とも事実を認めたため、「従業員としての体面を汚した」として今月1日から2週間、業務から外すとともに、7日付で1階級ずつ降職処分とした。鈴木典彦・同社取締役管理部長は「公共交通機関に携わる者としてあってはならないことで、厳しく指導した」と話している。








★住民基本台帳:閲覧の7割が営利目的で閲覧
└総務省調査

 閲覧の制限が検討されている住民基本台帳について、総務省は22日、全国の市区町村を対象にした閲覧状況の調査結果を公表した。04年度の民間の閲覧請求件数は121万7171件で、ダイレクトメール(DM)発送など営業活動を目的としたものが7割(69.9%)に上った。請求者に身分証明書などの提示を求めている市区町村は81.3%だったが、請求業者の実態を法人登記などでチェックしていたのは39.4%にとどまった。

 調査は今年5月、全国の2400市区町村を対象に04年度の閲覧目的などを調べたもので、全国調査は初。民間閲覧請求の目的別はこのほか市場調査11.3%▽世論調査8.1%▽その他6.5%▽学術調査0.7%−−の順。また、地域別統計調査など公務員らの職務上の閲覧を含めた全閲覧件数は150万8799件。内訳はダイレクトメール業者など民間事業者62.2%▽公務員11.5%▽市場調査会社10.3%▽日本郵政公社など公的機関6.0%▽学術団体0.8%▽報道機関0.6%−−だった。







★哺乳類にも毒牙?-カナダで化石発見

 カナダ・アルバータ大の研究チームは、毒蛇のように獲物を毒牙で仕留めていたとみられる小型哺乳類の化石をカナダ西部の6000万年前の地層で発見、23日付の英科学誌ネイチャーに発表した。犬歯に毒液を導くためとみられる細長い溝があるのが特徴。こうした構造は毒蛇に見られるが、哺乳類では絶滅した種も含めて似たものはないという。研究チームは「絶滅した哺乳類の中に毒牙を持っていた種がいたことを示す初めての証拠だ」としている。化石が発見されたのはカナダ・アルバータ州中央の暁新世後期の地層。小さなハリネズミかモグラに似た哺乳類で、小型のネズミくらいの大きさ。切歯や犬歯、臼歯などがそろったあごの部分などが見つかった。








★「みのもんた」失言でスポンサーが降板

 みのもんたがキャスターを務める番組での失言が原因でスポンサーが降板した。みのもんた(60)が今月3日、キャスターを務めるTBSの朝のニュース情報番組「みのもんたの朝ズバッ! 」の中で失言し、スポンサーが降板していたことが22日、明らかになった。ビールの効用について語った際「ビオフェルミンなんかのむよりビールを飲んだ方がいい」と発言し、同番組のスポンサーだったビオフェルミン製薬(本社・神戸市)が降板した。同局によると、失言は新聞朝刊を紹介するコーナーで飛び出した。ビールの効用に関するテーマで「ビール酵母は免疫力を上げる」「私は必ず朝、ビールとトマトジュースを混ぜてクーッと飲んでいる」と健康知識を披露。「皆さん、ビオフェルミンなんておのみになってるじゃないですか。胃腸薬。だったらビールを飲んだ方がいいくらい」と結んだ。ビール党で知られるみのが、勢い余ってビオフェルミンと比較してしまった。番組関係者は「スポンサーは曜日ごとに日替わりのケースもあり、提供会社を失念した上でのミスではないか」と話している。6日に番組内で「不適切な発言があった」として謝罪し、7日には番組ホームページでおわびと訂正を掲載したが、ビオフェルミン製薬は8日に降板した。同製薬では「この件に関してはコメントしない」としている。







★盗撮未遂警官-立件せず減給、依願退職
└神奈川県警

 神奈川県警中原署地域課の男性巡査長(25)が、武蔵小杉駅(川崎市中原区)のエスカレーターで女子高生のスカート内をカメラ付き携帯電話で撮影しようとしたとして、県警鉄道警察隊員に取り押さえられていたことが分かった。巡査長は抵抗したため一時手錠をかけられたが、県警は「画像が残っていない」と逮捕や立件はせずに減給処分とした。巡査長は盗撮しようとしたことを認め、依願退職した。県警監察官室によると、巡査長が取り押さえられたのは4日午後8時45分ごろ。巡査長は「短いスカートが目の前に見えたのでムラムラした」と盗撮するつもりだったと認めている。職場の歓送迎会で酒を飲み、帰宅途中だった。県警は8日に減給処分としたが、巡査長は同日付で依願退職した。県警の広瀬誠一監察官室長は「犯罪行為ではないが、疑わしい行為であることは事実であり、厳重に処分した」と話している。







★金箱瓦が出土/秀吉築造の長浜城跡で

 羽柴(豊臣)秀吉が築いた長浜城(長浜市公園町)の城跡から発掘された瓦の中にかつて金箔を張っていたとみられる瓦が見つかったと、長浜市教委が22日発表した。長浜城で金箔瓦の痕跡が確認されたのは初めて。

 同市教委が1980年に城跡の柱用の穴(直径約60?、深さ約80?)から発掘した30〜50個の瓦の破片の中に、いずれも表面に漆が塗られた、三巴紋軒丸瓦(みつどもえもんのきまるがわら)の破片1個(直径18・2?、厚さ3・1?)と、鯱瓦(しゃちがわら)の破片1個(長さ22・7?、幅16・4?、高さ15・3?)が含まれていたことがわかった。同市教委から分析を依頼された奈良大学の西山要一教授(保存化学)が光を照射して繊維や塗料などの成分を分析する「赤外分光分析」という手法で、三巴紋軒丸瓦の凸部と、鯱瓦の牙や目玉など7カ所から漆を検出したという。瓦に金箔を張るには、接着剤として漆が用いられていたことから、同市教委は2個に金箔がはられていたと断定した。

 長浜城は秀吉にとって初めての居城として1574年に築造された。秀吉の後に城主となった山内一豊時代の1585年11月に、天正の大地震で倒壊し、火災が起きたと伝えられている。その後、再建されたが、1615年に廃城となった。金箔瓦は信長が1576年に安土城を築いた際に用いたのが始まりとされ、1582年6月の本能寺の変で没するまで、織田一族以外に使用が認められず、権威の象徴だったとされる。今回長浜城跡で見つかった2点が信長より前に用いたとは考えられず、2点が火を受けてもろくなった瓦とともに出土したことなどから、1582〜1585年の間に葺(ふ)かれた可能性が高いという。秀吉は1583年から金箔瓦を用いて大坂城の築造に取りかかっている。同市教委は「信長を継いで天下統一をアピールするため秀吉が金箔瓦を用いたと考えられる。さらに裏付けを進めたい」としている。中井均・織豊期城郭研究会代表は「出土した金箔瓦が秀吉の城主時代に葺かれた可能性は極めて低い。金箔イコール秀吉という考えは短絡的だ。瓦の形態や文様からも(大坂城築城開始の)1583年までさかのぼるものではないようだ」と話している。

 奈良大学の千田嘉博・助教授(城郭考古学)は「今回の発見は長浜城のイメージを一新するだけでなく、織豊期城郭の金箔瓦がもつ意味を考えるうえで大きな意義を持つ。長浜城が拠点城郭として重要な位置を占めていたことが一層明らかになった」と評価している。瓦は25、26両日の午前9時〜午後4時半、長浜市小堀町の同市文化財センターで展示される。
★800mm望遠レンズ、持ち主は火砕流犠牲の読売記者

 火砕流被災地から見つかった撮影機材。手前は読売・田井中記者の望遠レンズ 1991年に起きた長崎県雲仙・普賢岳火砕流災害の被災地、島原市南上木場(かみこば)町で見つかった撮影機材5台のうち、望遠レンズの一つは、火砕流に巻き込まれて亡くなった読売新聞大阪本社写真部・田井中次一記者(当時53歳)が使っていたニコンの800ミリレンズであることが23日、わかった。機材の番号をもとに、大阪本社が確認した。

 田井中記者は当時、現地で火砕流を取材していた。5台のうち、望遠レンズ1台は毎日新聞社、テレビカメラ1台はNHKの所有とわかっている。田井中さんの妻、栄美子さんは「主人のものは整理して残していますが、まさか、そんなものが出てくるなんて……。うれしいですね。現地で展示して、多くの方に見ていただきたいと思います」と話している。
★元栓にも操作…両親殺害
└綿密な爆発工作

 東京都板橋区の建設会社社員寮で管理人の両親を殺害したとして、高校1年の少年(15)が殺人容疑で逮捕された事件で、少年による管理人室の“爆発工作”の全容が23日、警視庁高島平署特捜本部の調べでわかった。少年は、確実にガスに引火させるため様々な細工を施したうえで、タイマーを「4時間後」にセットしていた。爆発については、「ここに人がいるのを見つけてもらうため」と供述しているという。特捜本部は、両親殺害後に冷徹な行動を続けた少年の“心の闇”の解明を急ぐ。

 これまでの調べで、少年は両親殺害後、調理用電熱器と調理用タイマーを“時限式発火装置”として使用。ガスホースを切断して都市ガスを部屋に充満させ、爆発させたことがわかっている。爆発は20日午後4時40分に起きた。その後の特捜本部の調べで、台所のテーブルの上に置かれていた電熱器の上には、紙片のような燃えかすが残されていたことが新たにわかった。また、テーブルの周囲には、オートバイ用の潤滑油もまかれていた。また、台所のガスの元栓のつまみが、「半開」状態になっていたことも、特捜本部の調べで判明した。元栓は「ヒューズコック」と呼ばれるタイプで、つまみが全開の状態でガスホースが外れるなどした場合、元栓の中にある「ヒューズボール」がガスの勢いでガス管を遮断し、漏出を防ぐ構造になっていた。少年は、つまみを「半開」にしておくことでガスの勢いを弱め、ヒューズボールがガス管を遮断しないようにしたとみられる。特捜本部は23日午前、殺人容疑で少年を東京地検へ送検した。
★サービス残業で53億円支払い
└従業員3400人に−「オー人事」社長が謝罪

 「オー人事」のテレビCMで知られる人材派遣業最大手スタッフサービス(本社大阪市)の岡本英範社長は23日午後、大阪司法記者クラブで記者会見し、従業員にサービス残業をさせていたことを認めて謝罪した上で、全国のグループ企業の従業員約3400人に未払いの残業代など約53億6500万円を支払ったと発表した。 

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