バーチャル・ゴルフ教室コミュのレイドオフ打法

レイドオフとはトップでヘッドの位置がプレインより中に入っている
クロスに対して外側(自分の後ろ）に出てる状態をいいます。

ヘッドの軌道がスクエア（オンプレイン）であることが一番シンプルなのですが
運動力学的には外から遠回りし、低い位置に来てから一瞬にしてリリースする軌道の方が
ヘッドスピードが上がることから、わざわざヘッドをスクエア軌道の外から回してきます。

これによって手の軌道はスクエアで落下力が使え
ヘッドは外（自分の後ろ）から遠回りして来るために
右手の「落とし押し*」時に一瞬にしてリリースすることが可能で
テコの原理でヘッドが猛スピードで走ることからこのような形で打っています。
* http://modernswing21.blogspot.jp/2014/03/blog-post_4.html

動作としてはかなり複雑で何度が高いのですが
中期に流行した縦軌道では失敗するとダフりが多かったのに対し
レイドオフ打法は失敗するとトップが多くなります。

このトップ軌道を押さえ込む右手の「落とし押し」と「押し込み*」によって
さらに力が入ってパワーを上げることができるため
スタック＆ティルトにこのレイドオフを組み合わせても面白い打法になるかも知れません。
* http://modernswing21.blogspot.jp/2014/03/blog-post_7.html

ただ、ショーン・フォーリー（タイガーウッズのコーチ）なども
全てをスクエアで打つ打法を奨励していますし、トップコーチのレッドベターや
ブッチ・ハーモンもスクエアを基本としていますので、まずは全てをスクエアにし
それに慣れてから複雑な打法を挑戦することをお薦めします。

コメント(7)

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[2] mixiユーザー 06月04日 09:47

アキラさん
こんにちは。いつもありがとうございます。

最近PGAの上位に来ているJohn Rahmですが、型はガルシアに似ているように見えますが、これはレイドオフ打法でしょうか。手首はDustin Johnsonのように思いっきり甲を盛り上がらせてるように見えますがDustinのように高くオーバースイングくらいのトップでなく、随分低いです。レイトヒッティングもかなり凄いです。
かなり飛ぶ部類のようですね。解説いただけますと幸いです。

http://www.pgatour.com/video/2016/08/06/jon-rahm-s-slo-mo-swing-is-analyzed-at-travelers.html

http://www.pgatour.com/video/2016/07/24/jon-rahm-s-slo-mo-swing-is-analyzed-at-rbc-canadian-open.html

[3] mixiユーザー 06月04日 11:28

>>[2] こたけさん

レイドオフ打法の定義は定かではありませんが
トップが異常に浅いだけでレイドオフ打法に含まれる
かも知れません。

このまま深く上げていったら、恐らくダスティン・ジョンソン
とそっくりになるかと思います。

ただ、シャフトの下ろし方はレイドオフ打法なので
ヘッドがもっと後ろの低い位置だったら
ヤニー・ツェンと同じになるでしょう。

とにかく力があるので、あれだけ浅くても十分に飛ぶので
この位置にいるのだと思います。

[4] mixiユーザー 06月04日 13:40

>>[3]

ありがとうございます！
もっと後ろに低い位置だったらヤニーツェンになる、ということで、見てみましたら、かなり似ています。手の落下もかなり似ていました。

[5] mixiユーザー 06月04日 22:16

>>[4] こたけさん

ヤニーツェンは典型的なレイドオフ打法で
かなりの飛距離を出します。

果たして主流になるのか、そしてまた後世に残るのかなど
完成度が高い選手が少ないのでデータ不足です。

今後の成績や効果が楽しみです。

[6] mixiユーザー 09月14日 07:46

レイドオフ打法

後ろ倒しによって左腕のローテーションを遅らせる事でＨＳが上がります。
ガルシアやラームはシャフトを寝かせたまま落として来る平行落としとし
て分類できますが、さらにヘッドを先に落として、低い後ろの位置からシ
ャローで打つ事でローテーションを遅らせるレイトヒティングが注目され
ています。

最近ではブルックヘンダーソン選手の打法がレイドオフ打法に分類される
かと思います。

https://twitter.com/ANAinspiration/status/1304968899771990017?s=20

[7] mixiユーザー 03月03日 06:16

カナダの女子プロで活躍しているブルックヘンダーソン選手は最近には珍しい
レイドオフ打法でスイングしています。
48 インチと長尺ですがミート率が安定していて飛ばし屋として有名です。

https://www.youtube.com/watch?v=tm4gtJoPs3c

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