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池澤夏樹コミュの池澤夏樹=個人編集 日本文学全集(2014年11月刊行開始)

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こんなニュースが!

http://www.kawade.co.jp/news/2014/05/-201411.html

「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」(2014年11月刊行開始)収録内容発表!

弊社では創業130周年記念企画として、
「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」(全30巻)を2014年11月より刊行いたします。

以下に詳細な内容が出ていますが、古典の多くは現代の作家による新訳なんですね!
(折口信夫の口語万葉集とか、丸谷才一の新々百人一首のような物故作家の訳した作品もありますが)

日本最古の文学古事記は池澤さん本人の訳! いや、びっくり。

源氏物語は、谷崎でも与謝野晶子でもなく、角田光代さん

枕草子は酒井順子さん、 あ、これ、分かりやすすぎ。

近現代の作品の中には福永武彦さんの作品もありますね。

それにしても、こんなこと、よく思いついたなあと言うラインナップです。



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1:古事記 池澤夏樹 訳■新訳   

2:口訳万葉集 折口信夫
百人一首 小池昌代 訳■新訳
新々百人一首 丸谷才一

3:竹取物語 森見登美彦 訳■新訳
伊勢物語 川上弘美 訳■新訳
堤中納言物語 中島京子 訳■新訳
土佐日記 堀江敏幸 訳■新訳
更級日記 江國香織 訳■新訳

4:源氏物語 上 角田光代 訳■新訳
5:源氏物語 中 角田光代 訳■新訳
6:源氏物語 下 角田光代 訳■新訳

7:枕草子 酒井順子 訳■新訳
方丈記 高橋源一郎 訳■新訳
徒然草 内田樹 訳■新訳

8:今昔物語 福永武彦 訳
宇治拾遺物語 町田康 訳■新訳
発心集・日本霊異記 伊藤比呂美 訳■新訳

9:平家物語 古川日出男 訳■新訳

10:能・狂言 岡田利規 訳■新訳
説経節 伊藤比呂美 訳■新訳
曾根崎心中 いとうせいこう 訳■新訳
女殺油地獄 桜庭一樹 訳■新訳
仮名手本忠臣蔵 松井今朝子 訳■新訳
菅原伝授手習鑑 三浦しをん 訳■新訳
義経千本桜 いしいしんじ 訳■新訳

11:好色一代男 島田雅彦 訳■新訳
雨月物語 円城塔 訳■新訳
通言総籬 いとうせいこう 訳■新訳
春色梅児誉美 島本理生 訳■新訳

12:松尾芭蕉 おくの細道 松浦寿輝 選・訳■新訳
与謝蕪村 辻原登 選■新釈
小林一茶 長谷川櫂 選■新釈
とくとく歌仙 丸谷才一 他

13:夏目漱石 三四郎
森鴎外 青年
樋口一葉 たけくらべ 川上未映子 訳■新訳

14: 南方熊楠 神社合祀に関する意見
柳田國男 根の国の話 他
折口信夫 死者の書 他
宮本常一 土佐源氏 他

15:谷崎潤一郎 乱菊物語、吉野葛 他

16:宮沢賢治 疾中、ポラーノの広場 他
中島敦 悟浄出世・悟浄歎異 他

17:堀辰雄 かげろうの日記 他
福永武彦 深淵 廃市 他
中村真一郎 雲の行き来 他 

18:大岡昇平 武蔵野夫人 捉まるまで 他

19: 石川淳 紫苑物語 他
辻邦生 安土往還記
丸谷才一 横しぐれ 他

20:吉田健一 文学の楽しみ ヨオロツパの世紀末 他

21:日野啓三 向う側 他
開高健 輝ける闇 他 

22:大江健三郎 人生の親戚 狩猟で暮したわれらの先祖 他

23:中上健次 鳳仙花 半蔵の鳥 他

24:石牟礼道子 椿の海の記 水はみどろの宮 他

25:須賀敦子  コルシア書店の仲間たち 他

26:近現代作家集 �鵯
27:近現代作家集 �鵺
28:近現代作家集 �鶚

29:近現代詩歌
 詩 池澤夏樹 選■新釈
 短歌 穂村弘 選■新釈
 俳句 小澤實 選■新釈

30:日本語のために 
おもろさうし マタイ伝 日本国憲法前文 他
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体裁=四六寸伸判/上製カバー装/各巻平均500頁/挟み込み月報付 ●装幀=佐々木暁

全巻予約の方にもれなく特製ブックスタンドをプレゼントします。
全巻揃定価は87,400円(税別)、全巻一時払い特価78,660円(税別)。
一時払い特価は約10%オフ!!(特価期限:2015年3月末日)

近日中に特設サイトを公開する予定です。
刊行予定や池澤さんの各巻紹介、推薦のことば等はそちらに掲載いたします。

またパンフレットを送料無料にてお送りできます。
ご希望の方は、お手数ですが、営業部宛にお電話ください(03-3404-1201 平日9:30〜17:30)。

コメント(9)

いいですねえ.
池澤さんが福永作品のなにを選ぶかという点にも興味津々です.

ちなみに,石川淳の「紫苑物語」,新潮文庫版では巻末解説を福永武彦が書いています.
>>[1]

8巻に「今昔物語」福永武彦訳
17巻には、福永武彦 深淵 廃市 他
とあるので、「深淵」「廃市」の他にも何か入りそうですね。


それにしても、お若い頃は日本文学は読まず、海外文学ばかり読んでいたと言われた池澤さんが
日本文学全集を編まれるとは、予想外でした。

これだけはっきり好みの出た全集って、世界文学以上に異色の全集となりそうです。
とっても興味津々な内容です。ただ、アイヌのユーカラも入れてほしい。
うわあ、すんごいラインナップ。よくぞ新訳の訳者をこれだけそろえましたね。
さすが池澤さん、ますますエネルギッシュな仕事ぶり。
いつか対談で「文学の神様に身をささげた」とおっしゃってただけのことはあります。
須賀敦子さんが入ってるのも、池澤さんらしいです。
>>[3]

琉球の「おもろそうし」が入っているなら、ユーカラもと言いたいところですね。
新訳というのが可能かどうかわかりませんが。

>>[4]ごんふくさん、

須賀さん、石牟礼さん、池澤さんの好みがはっきり出ていますね。
訳者の人選はというと、池澤さんが選考委員だったときの芥川賞候補作になった人がけっこういるような。

今日、たまたま「週刊文春」を立ち読みしたら、酒井順子さんが読書日記で「枕草子の歴史学」を取り上げていらっしゃいました。
新訳に当たっての予習、でしょうか。
ゾクゾクしますね!
まったくゾクゾクします。
これ、本当に買っちゃいたいな、なんて思いました。

一方で、前半の訳者のラインナップを見ると、ほんとにできるの?大丈夫なの?という気持ちもすごーーく湧いてきますが。
読売新聞のサイトにこんな記事がありました。

http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20140609-OYT8T50146.html?cx_text=07&from=ytop_os_txt2
訳者のラインナップを見ただけで、鳥肌たちますね。
海外全集は結局10冊にも満たなかったけれど、これはすごいな!

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