>よしてるさん、MARY JANEさん
「Only Love Remains」のPVは、僕も最初に見た時はびっくりしました。今でもいったいどうやって撮影したのだろう?って思いますよ。ポールがカメラから見切れた時、スタジオの裏をダッシュして移動してるんだろうなあ?とか。初めて見たのは「Best Hit USA」でした。小林克也さんもピーター・バラカンと全く一緒のコメントをしていました。「ヒットはしていませんが、ビデオはどうやって撮ったのだろうと思うほど素晴らしい出来…」とか。なんとなく、「James Paul McCartney」の中で出てくる「Uncle Albert」のビデオに雰囲気が似ていませんか?
>maruwakaさん、のび〜さん
「Press to Play」のプロモーションのためにイギリスで制作されたと思われるインタビュー/ドキュメンタリー番組の抜粋が、当時日本でも「Best Hit USA」や「ザ・ポッパーズMTV」(懐かしい!)などの地上波テレビで放送されました。「レトロ調のジャケット写真にした理由や撮影裏話(ポールとリンダがポーズを取っている途中で吹き出してしまっている映像など)」「スタジオ・ミュージシャンをどのように選んで起用したか」「ジャケット内側のステレオ・ピクチャー・ドローイングの説明」などなど。結構長くて充実していました。その中で録音中のスタジオ内の珍しい映像もありましたね。こういうのをDVD化して欲しいです。当時ベータビデオで録画したものからのダビング映像が、かろうじて残っています。それからほぼ同時期、BBCによって1時間の特別番組が制作されていて、日本では「ポートレイト」というタイトルでビデオ&LDが発売されていました。内容は先の「Wingspan」の1986年版といった感じで、ソロになってからのアルバム1枚1枚について感想や思い出をコメントしていて非常に興味深いです。その時のポールは「Back to the Egg」を「出来が良くなかった」と言っていたような記憶が…。当時の彼としては、毎度のプロモーションのお約束で「ベストはもちろん最新作「Press to Play」さ」といった感じでした(笑)。で、その番組はAbbey Roadスタジオで収録されているのだけど、バッキングトラックに合わせながら「Press」をギター1本で披露してくれています(その時の「Press」はオリジナルバージョン)。maruwakaさんはこれを見たのでは?
コステロがちらっと出てくるのは「Flowers in the Dirt」の時のインタビュー/ドキュメンタリー番組で「Put It There」でしょうね。たしかDVDでも発売されましたよ。ちなみにポールのPVとか映像関係の話が別トピで盛り上がっているみたいです!
違いますよ。それは「紙ジャケ」シリーズのものです。LPに忠実に作られたもので、最も新しいものですよ。
初回盤はLPが発売された3日後に発売されました。(LPは2800円、CDは3500円でした。当時は個別物品税なる税金が掛けられてた時代で税率は10%でしたから。だからCDとかは消費税になってよかったってことですね。)
初回盤は13曲入り。再々発盤は15曲入りです。Ray Parker Jr.の"Ghostbusters"を真似て作ったとしか思えない(Paulともあろうものが、と恥ずかしくなりました。)"Spies Lke Us"とこれまた12inch Singleを乱発したCollector泣かせの曲”Once Upon A Long Ago"の2曲が収録されています。
>「ALL THE BEST」のUKバージョンには、Only Love Remainsが入っていたような記憶もあるのですが…
残念ながら収録されてませんよ。LPは20曲入りの2枚組。CDは17曲入りの1枚です。米盤だとLPもCDも同じ収録曲ですが。
米盤だと"Coming UP"が"Live At Glasgow"(CreditはPaul McCartney & Wingsでした。)や"With A Little Luck"は米でのSingle Version(日本盤とは違っています。)が聴けます。いずれもBillboardでNo.1になったTakeです。
”PRESS TO PLAY"は駄作という評判なので、Bestでは全く無視されてます。本人もあまり気に入ってないようなので、仕方ないのですが。
しかし、当時の”Club Sandwitch"を見ると、地下鉄でノリノリのPaulが写ってて、傑作のようなことも書いてあるのですが。
発売当時中学生だった僕はすでにポールに惚れこんでたので、なにを出されても「良い!」としか言えなかったのですが、まわりの評価の低さと、それを聞いて、確かにそう言われると分からんでもないなとも思い、複雑な気分だったのを覚えています。今考えるとそれまでのアレンジのギャップに、戸惑ってたんでしょうね。やっぱり、no more lonely night や tug of war みたいなのを期待していたのかな。