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原始仏典コミュの禅那相応1  「瞑想技術」

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(『南伝大蔵経14 相応部経典3』大蔵出版 P429−446 に相当)


相応部経典>第3 犍度篇



     第十三 禅那相応[ジャーナ・サンユッタ]

   第一 三摩地−入
662.サーヴァッティ因。
 比丘たちよ、これら四の禅那する者がいる。何が四か。
 比丘たちよ、ここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することは善であるが、三摩地に入ることは善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地に入ることは善であるが、三摩地において三摩地することは善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することも善でなく、三摩地に入ることも善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することも善であり、三摩地に入ることも善である。
 比丘たちよ、このうち三摩地において三摩地することも善であり、三摩地に入ることも善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。
 比丘たちよ、たとえば牛から乳が、乳から酪が、酪から酥が、酥から醍醐があり、これを最高の食とする。
 比丘たちよ、このように三摩地において三摩地することも善であり、三摩地に入ることも善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。

(酪[らく]は練乳、酥[そ]はバター、醍醐[だいご]はバターオイルですが所説あります。いずれにしろ醍醐は牛乳から生じる味のうち最高の乳製品を言います)

   第二 三摩地−住
663.サーヴァッティ因。
 比丘たちよ、これら四の禅那する者がいる。何が四か。
 比丘たちよ、ここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することは善であるが、三摩地に住することは善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地に住することは善であるが、三摩地において三摩地することは善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することも善でなく、三摩地に住することも善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することも善であり、三摩地に住することも善である。
 比丘たちよ、このうち三摩地において三摩地することも善であり、三摩地に住することも善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。
 比丘たちよ、たとえば牛から乳が、乳から酪が、酪から酥が、酥から醍醐があり、これを最高の食とする。
 比丘たちよ、このように三摩地において三摩地することも善であり、三摩地に住することも善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。

   第三 三摩地−出
664.サーヴァッティ因。
 比丘たちよ、これら四の禅那する者がいる。何が四か。
 比丘たちよ、ここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することは善であるが、三摩地から出ることは善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地から出ることは善であるが、三摩地において三摩地することは善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することも善でなく、三摩地から出ることも善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することも善であり、三摩地から出ることも善である。
 比丘たちよ、このうち三摩地において三摩地することも善であり、三摩地から出ることも善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。
 比丘たちよ、たとえば牛から乳が、乳から酪が、酪から酥が、酥から醍醐があり、これを最高の食とする。
 比丘たちよ、このように三摩地において三摩地することも善であり、三摩地から出ることも善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。

   第四 三摩地−安楽
665.サーヴァッティ因。
 比丘たちよ、これら四の禅那する者がいる。何が四か。
 比丘たちよ、ここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することは善であるが、三摩地において安楽であることは善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において安楽であることは善であるが、三摩地において三摩地することは善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することも善でなく、三摩地において安楽であることも善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することも善であり、三摩地において安楽であることも善である。
 比丘たちよ、このうち三摩地において三摩地することも善であり、三摩地において安楽であることも善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。
 比丘たちよ、たとえば牛から乳が、乳から酪が、酪から酥が、酥から醍醐があり、これを最高の食とする。
 比丘たちよ、このように三摩地において三摩地することも善であり、三摩地において安楽であることも善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。

   第五 三摩地−所縁
666.サーヴァッティ因。
 比丘たちよ、これら四の禅那する者がいる。何が四か。
 比丘たちよ、ここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することは善であるが、三摩地の所縁に善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地の所縁に善であるが、三摩地において三摩地することは善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することも善でなく、三摩地の所縁も善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することも善であり、三摩地の所縁も善である。
 比丘たちよ、このうち三摩地において三摩地することも善であり、三摩地の所縁も善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。
 比丘たちよ、たとえば牛から乳が、乳から酪が、酪から酥が、酥から醍醐があり、これを最高の食とする。
 比丘たちよ、このように三摩地において三摩地することも善であり、三摩地の所縁も善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。

   第六 三摩地−行境
667.サーヴァッティ因。
 比丘たちよ、これら四の禅那する者がいる。何が四か。
 比丘たちよ、ここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することは善であるが、三摩地の行境に善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地の行境に善であるが、三摩地において三摩地することは善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することも善でなく、三摩地の行境も善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することも善であり、三摩地の行境も善である。
 比丘たちよ、このうち三摩地において三摩地することも善であり、三摩地の行境も善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。
 比丘たちよ、たとえば牛から乳が、乳から酪が、酪から酥が、酥から醍醐があり、これを最高の食とする。
 比丘たちよ、このように三摩地において三摩地することも善であり、三摩地の行境も善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。

   第七 三摩地−引発
668.サーヴァッティ因。
 比丘たちよ、これら四の禅那する者がいる。何が四か。
 比丘たちよ、ここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することは善であるが、三摩地の引発に善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地の引発に善であるが、三摩地において三摩地することは善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することも善でなく、三摩地の引発も善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することも善であり、三摩地の引発も善である。
 比丘たちよ、このうち三摩地において三摩地することも善であり、三摩地の引発も善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。
 比丘たちよ、たとえば牛から乳が、乳から酪が、酪から酥が、酥から醍醐があり、これを最高の食とする。
 比丘たちよ、このように三摩地において三摩地することも善であり、三摩地の引発も善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。

   第八 三摩地−恭敬作
669.サーヴァッティ因。
 比丘たちよ、これら四の禅那する者がいる。何が四か。
 比丘たちよ、ここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することは善であるが、三摩地の恭敬作に善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地の恭敬作に善であるが、三摩地において三摩地することは善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することも善でなく、三摩地の恭敬作も善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することも善であり、三摩地の恭敬作も善である。
 比丘たちよ、このうち三摩地において三摩地することも善であり、三摩地の恭敬作も善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。
 比丘たちよ、たとえば牛から乳が、乳から酪が、酪から酥が、酥から醍醐があり、これを最高の食とする。
 比丘たちよ、このように三摩地において三摩地することも善であり、三摩地の恭敬作も善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。

   第八 三摩地−常作
670.サーヴァッティ因。
 比丘たちよ、これら四の禅那する者がいる。何が四か。
 比丘たちよ、ここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することは善であるが、三摩地の常作に善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地の常作に善であるが、三摩地において三摩地することは善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することも善でなく、三摩地の常作も善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することも善であり、三摩地の常作も善である。
 比丘たちよ、このうち三摩地において三摩地することも善であり、三摩地の常作も善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。
 比丘たちよ、たとえば牛から乳が、乳から酪が、酪から酥が、酥から醍醐があり、これを最高の食とする。
 比丘たちよ、このように三摩地において三摩地することも善であり、三摩地の常作も善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。

   第十 三摩地−有効作
671.サーヴァッティ因。
 比丘たちよ、これら四の禅那する者がいる。何が四か。
 比丘たちよ、ここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することは善であるが、三摩地の有効作に善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地の有効作に善であるが、三摩地において三摩地することは善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することも善でなく、三摩地の有効作も善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において三摩地することも善であり、三摩地の有効作も善である。
 比丘たちよ、このうち三摩地において三摩地することも善であり、三摩地の有効作も善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。
 比丘たちよ、たとえば牛から乳が、乳から酪が、酪から酥が、酥から醍醐があり、これを最高の食とする。
 比丘たちよ、このように三摩地において三摩地することも善であり、三摩地の有効作も善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。

   第十一 三摩鉢底−住
672.サーヴァッティ因。
 比丘たちよ、これら四の禅那する者がいる。何が四か。
 比丘たちよ、ここにある禅那する者は、三摩地に入ることは善であるが、三摩地に住することに善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地に住することに善であるが、三摩地に入ることは善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地に入ることも善でなく、三摩地に住することも善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地に入ることも善であり、三摩地に住することも善である。
 比丘たちよ、このうち三摩地に入ることも善であり、三摩地に住することも善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。
 比丘たちよ、たとえば牛から乳が、乳から酪が、酪から酥が、酥から醍醐があり、これを最高の食とする。
 比丘たちよ、このように三摩地に入ることも善であり、三摩地に住することも善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。

   第十二 三摩鉢底−出
673.サーヴァッティ因。
 比丘たちよ、これら四の禅那する者がいる。何が四か。
 比丘たちよ、ここにある禅那する者は、三摩地に入ることは善であるが、三摩地から出ることに善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地から出ることに善であるが、三摩地に入ることは善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地に入ることも善でなく、三摩地から出ることも善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地に入ることも善であり、三摩地から出ることも善である。
 比丘たちよ、このうち三摩地に入ることも善であり、三摩地から出ることも善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。
 比丘たちよ、たとえば牛から乳が、乳から酪が、酪から酥が、酥から醍醐があり、これを最高の食とする。
 比丘たちよ、このように三摩地に入ることも善であり、三摩地から出ることも善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。

   第十三−第十九 三摩鉢底−安楽・・・有効作
674−680.サーヴァッティ因。
 比丘たちよ、これら四の禅那する者がいる。何が四か。
 比丘たちよ、ここにある禅那する者は、三摩地に入ることは善であるが、三摩地において安楽であることに善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地において安楽であることに善であるが、三摩地に入ることは善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地に入ることも善でなく、三摩地において安楽であることも善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地に入ることも善であり、三摩地において安楽であることも善である。
 比丘たちよ、このうち三摩地に入ることも善であり、三摩地において安楽であることも善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。
 比丘たちよ、たとえば牛から乳が、乳から酪が、酪から酥が、酥から醍醐があり、これを最高の食とする。
 比丘たちよ、このように三摩地に入ることも善であり、三摩地において安楽であることも善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。
 ・・・三摩地に入ることは善であるが、三摩地の所縁に善でない。・・・
 ・・・三摩地に入ることは善であるが、三摩地の行境に善でない。・・・
 ・・・三摩地に入ることは善であるが、三摩地の引発に善でない。・・・
 ・・・三摩地に入ることは善であるが、三摩地の恭敬作に善でない。・・・
 ・・・三摩地に入ることは善であるが、三摩地の常作に善でない。・・・
 ・・・三摩地に入ることは善であるが、三摩地の有効作に善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地の有効作に善であるが、三摩地に入ることは善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地に入ることも善でなく、三摩地の有効作も善でない。
 比丘たちよ、またここにある禅那する者は、三摩地に入ることも善であり、三摩地の有効作も善である。
 比丘たちよ、このうち三摩地に入ることも善であり、三摩地の有効作も善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。
 比丘たちよ、たとえば牛から乳が、乳から酪が、酪から酥が、酥から醍醐があり、これを最高の食とする。
 比丘たちよ、このように三摩地に入ることも善であり、三摩地の有効作も善である禅那する者がこれら四の禅那する者の最高者・最勝者・上首・最上者・最優秀者である。




   『南伝大蔵経14 相応部経典3』大蔵出版 P429−446 に相当



(続く)

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