原始仏典コミュの女人相応　　「女性」

（『南伝大蔵経15　相応部経典4』大蔵出版　P369〜388　に相当）


相応部経典＞六処篇




　　　　　　　第三　女人相応


　　　　　第一　中略品［一］

　　　第一　女性
280．比丘たちよ、五支を成就する女性は男性にとって一向に気に入らない。何が五か。
　容姿が悪く、財産もなく、戒もなく、怠惰でもあり、子供もできない。
　比丘たちよ、これら五支を成就する女性は男性にとって一向に気に入らない。
　比丘たちよ、五支を成就する女性は男性にとって一向に気に入る。何が五か。
　容姿がよく、財産もあり、戒もあり、有能にして怠惰でもなく、子供も得る。
　比丘たちよ、これら五支を成就する女性は男性にとって一向に気に入る。


　　　第二　男性
281．比丘たちよ、五支を成就する男性は女性にとって一向に気に入らない。何が五か。
　容姿が悪く、財産もなく、戒もなく、怠惰でもあり、子供もできない。
　比丘たちよ、これら五支を成就する男性は女性にとって一向に気に入らない。
　比丘たちよ、五支を成就する男性は女性にとって一向に気に入る。何が五か。
　容姿がよく、財産もあり、戒もあり、有能にして怠惰でもなく、子供も得る。
　比丘たちよ、これら五支を成就する男性は女性にとって一向に気に入る。
　

　　　第三　特有の苦しみ
282．比丘たちよ、これら五つは女性に特有の苦しみであり、男性とは別に女性が受けるところのものである。何が五か。
　比丘たちよ、ここに女性は若くして他の家に嫁ぎ、親族から離れる。
　比丘たちよ、これは女性に特有な第一の苦しみであり、男性とは別に女性が受けるところのものである。
　比丘たちよ、また女性には生理がある。
　比丘たちよ、これは女性に特有な第二の苦しみであり、男性とは別に女性が受けるところのものである。
　比丘たちよ、また女性は妊娠する。
　比丘たちよ、これは女性に特有な第三の苦しみであり、男性とは別に女性が受けるところのものである。
　比丘たちよ、また女性は出産する。
　比丘たちよ、これは女性に特有な第四の苦しみであり、男性とは別に女性が受けるところのものである。
　比丘たちよ、また女性は男性に奉仕のために仕える。
　比丘たちよ、これは女性に特有な第五の苦しみであり、男性とは別に女性が受けるところのものである。
　比丘たちよ、これら五つは女性に特有の苦しみであり、男性とは別に女性が受けるところのものである。


　　　第四　三法
283．比丘たちよ、三つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。何が三か。
　比丘たちよ、ここに女性は午前は吝嗇の垢に結ばれた心をもって家に住し、日中は嫉妬に結ばれた心をもって家に住し、午後は欲を貪ることに結ばれた心をもって住する。
　比丘たちよ、これら三つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。


　　　第五　忿
284．ときに尊者アヌルッダは先生を訪ねた。訪ねて一方に座った。一方に座った尊者アヌルッダは先生にこう言った。
　先生、ここに私は清浄にして超人的な神の眼によって女性が身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じるのを見ます。
　先生、いくつの法を成就する女性が身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じるのですか。
　アヌルッダ、五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。何が五か。
　信もなく、慚もなく、愧もなく、忿（いか）りもあり、愚かでもある。
　アヌルッダ、これら五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。

（慚：ざん　自己に恥じる、誇り、　
　愧：き　　他者に恥じる、善い意味での見栄）


　　　第六　恨
285．アヌルッダ、五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。何が五か。
　信もなく、慚もなく、愧もなく、恨みもあり、愚かでもある。
　アヌルッダ、これら五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。


　　　第七　嫉
286．アヌルッダ、五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。何が五か。
　信もなく、慚もなく、愧もなく、妬みもあり、愚かでもある。
　アヌルッダ、これら五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。


　　　第八　慳
287．アヌルッダ、五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。何が五か。
　信もなく、慚もなく、愧もなく、吝嗇でもあり、愚かでもある。
　アヌルッダ、これら五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。


　　　第九　不倫
288．アヌルッダ、五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。何が五か。
　信もなく、慚もなく、愧もなく、不倫をし、愚かである。
　アヌルッダ、これら五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。


　　　第十　破戒
289．アヌルッダ、五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。何が五か。
　信もなく、慚もなく、愧もなく、破戒でもあり、愚かでもある。
　アヌルッダ、これら五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。


　　　第十一　寡聞
290．アヌルッダ、五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。何が五か。
　信もなく、慚もなく、愧もなく、寡聞（かもん、聞くことが少ない）であり、愚かでもある。
　アヌルッダ、これら五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。


　　　第十二　懈怠
291．アヌルッダ、五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。何が五か。
　信もなく、慚もなく、愧もなく、怠けもあり、愚かでもある。
　アヌルッダ、これら五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。


　　　第十三　忘念
292．アヌルッダ、五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。何が五か。
　信もなく、慚もなく、愧もなく、忘念（ぼけっとしている）でもあり、愚かでもある。
　アヌルッダ、これら五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。


　　　第十四　五怨
293．アヌルッダ、五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。何が五か。
　生き物も殺し、与えられていないものも取り、欲において邪にも行い（不倫）、虚言もし、穀酒・果実酒などの酔わせる放逸処にもある。
　アヌルッダ、これら五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、苦処・悪趣・堕処・地獄に生じる。

　　　　　　　　第一　中略品［一］　［畢］

　　　この頌に曰く
　　　　　　女性と男性と、特有と三法と
　　　　　　忿と恨、嫉と慳、
　　　　　　不倫と破戒、寡聞と懈怠、
　　　　　　忘念と五怨、黒半の説示。



　　　　　第二　中略［二］

　　　第一　無忿
294．ときに尊者アヌルッダは先生を訪ねた。訪ねて一方に座った。一方に座った尊者アヌルッダは先生にこう言った。
　大徳、ここに私は清浄にして超人的な天眼によって女性が身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じるのを見ます。
　大徳、いくつの法を成就する女性が身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じるのですか。
　アヌルッダ、五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じる。何が五か。
　信もあり、慚もあり、愧もあり、忿ることもなく、智慧もある。
　アヌルッダ、これら五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じる。


　　　第二　無恨
295．アヌルッダ、五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じる。何が五か。
　信もあり、慚もあり、愧もあり、恨むこともなく、智慧もある。
　アヌルッダ、これら五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じる。


　　　第三　嫉
296．アヌルッダ、五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じる。何が五か。
　信もあり、慚もあり、愧もあり、妬むこともなく、智慧もある。
　アヌルッダ、これら五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じる。


　　　第四　無慳
297．アヌルッダ、五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じる。何が五か。
　信もあり、慚もあり、愧もあり、吝嗇もなく、智慧もある。
　アヌルッダ、これら五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じる。


　　　第五　無不倫
298．アヌルッダ、五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じる。何が五か。
　信もあり、慚もあり、愧もあり、不倫もせず、智慧もある。
　アヌルッダ、これら五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じる。


　　　第六　善戒
299．アヌルッダ、五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じる。何が五か。
　信もあり、慚もあり、愧もあり、善戒もあり、智慧もある。
　アヌルッダ、これら五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じる。


　　　第七　多聞
300．アヌルッダ、五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じる。何が五か。
　信もあり、慚もあり、愧もあり、多聞でもあり、智慧もある。
　アヌルッダ、これら五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じる。


　　　第八　発勤精進
301．アヌルッダ、五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じる。何が五か。
　信もあり、慚もあり、愧もあり、努力もあり、智慧もある。
　アヌルッダ、これら五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じる。


　　　第九　念現前
302．アヌルッダ、五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じる。何が五か。
　信もあり、慚もあり、愧もあり、念も現前し、智慧もある。
　アヌルッダ、これら五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じる。


　　　第十　五戒
302．アヌルッダ、五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じる。何が五か。
　生き物を殺すことからも離れ、与えられていないものを取ることからも離れ、欲において邪に行うことからも離れ、虚言することからも離れ、穀酒・果実酒などの酔わせる放逸処からも離れる。
　アヌルッダ、これら五つの法を成就する女性は身が破れて死んだ後に、善趣・天世に生じる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第二　中略品　［畢］

　　　この頌に曰く
　　　　　　第二において無忿と無恨と無嫉、
　　　　　　無慳と無不倫、持戒と多聞、
　　　　　　精進と念と戒、楽半の説示。



　　　　　第三　力品

　　　第一　無畏
304．比丘たちよ、これら五つは女性の力である。何が五か。
　容姿の力、財産の力、親族の力、子の力、戒の力である。
　比丘たちよ、これら五つは女性の力である。
　比丘たちよ、これら五つの力を成就する女性は怖れなくして家に住する。

　　　
　　　第二　征服
305．比丘たちよ、これら五つは女性の力である。何が五か。
　容姿の力、財産の力、親族の力、子の力、戒の力である。
　比丘たちよ、これら五つは女性の力である。
　比丘たちよ、これら五つの力を成就する女性は夫を征服して家に住する。
　　　

　　　第三　勝利
306．比丘たちよ、これら五つは女性の力である。何が五か。
　容姿の力、財産の力、親族の力、子の力、戒の力である。
　比丘たちよ、これら五つは女性の力である。
　比丘たちよ、これら五つの力を成就する女性は夫に勝って家に住する。
　　

　　　第四　単一
307．比丘たちよ、一つの力を成就する男性は女性に勝つ。何が一つの力か。
　自在の力（主権の力）である。
　これによって勝たれた女性を容姿の力も庇護せず、財産の力も庇護せず、親族の力も庇護せず、子の力も庇護せず、戒の力も庇護しない。


　　　第五　支分
308．比丘たちよ、これら五つは女性の力である。何が五か。
　容姿の力、財産の力、親族の力、子の力、戒の力である。
　比丘たちよ、容姿の力を成就するが財産の力はない女性は、このようにその支分においては完全ではない。
　比丘たちよ、容姿の力を成就して財産の力もある女性は、このようにその支分において完全である。
　比丘たちよ、容姿の力と財産の力を成就するが親族の力はない女性は、このようにその支分においては完全ではない。
　比丘たちよ、容姿の力と財産の力を成就して親族の力もある女性は、このようにその支分において完全である。
　比丘たちよ、容姿の力と財産の力と親族の力を成就するが子の力はない女性は、このようにその支分においては完全ではない。
　比丘たちよ、容姿の力と財産の力と親族の力を成就して子の力もある女性は、このようにその支分において完全である。
　比丘たちよ、容姿の力と財産の力と親族の力と子の力を成就するが戒の力はない女性は、このようにその支分においては完全ではない。
　比丘たちよ、容姿の力と財産の力と親族の力と子の力を成就して戒の力もある女性は、このようにその支分において完全である。
　比丘たちよ、これら五つは女性の力である。


　　　第六　追放
309．比丘たちよ、これら五つは女性の力である。何が五か。
　容姿の力、財産の力、親族の力、子の力、戒の力である。
　比丘たちよ、容姿の力を成就しても、戒の力がない女性は家から追放されて住むことができない。
　比丘たちよ、容姿の力と財産の力を成就しても、戒の力がない女性は家から追放されて住むことができない。
　比丘たちよ、容姿の力と財産の力と親族の力を成就しても、戒の力がない女性は家から追放されて住むことができない。
　比丘たちよ、容姿の力と財産の力と親族の力と子の力を成就しても、戒の力がない女性は家から追放されて住むことができない。
　比丘たちよ、戒の力を成就するなら、容姿の力がない女性でも家から追放されずに住むことができる。
　比丘たちよ、戒の力を成就するなら、財産の力がない女性でも家から追放されずに住むことができる。
　比丘たちよ、戒の力を成就するなら、親族の力がない女性でも家から追放されずに住むことができる。
　比丘たちよ、戒の力を成就するなら、子の力がない女性でも家から追放されずに住むことができる。
　比丘たちよ、これら五つは女性の力である。


　　　第七　因
310．比丘たちよ、これら五つは女性の力である。何が五か。
　容姿の力、財産の力、親族の力、子の力、戒の力である。
　比丘たちよ、女性は容姿の力を原因としては、あるいは財産の力、親族の力、子の力を原因としては、身が破れ死して後に善趣、天世に生じない。
　比丘たちよ、女性は戒の力を原因として、身が破れ死して後に善趣、天世に生じる。
　比丘たちよ、これら五つは女性の力である。


　　　第八　処
311．比丘たちよ、これら五つは福を為さない女性には得難い処である。何が五か。
　比丘たちよ、「私はよい家に生まれよう」ということ、これは福を為さない女性には得難い第一の処である。
　比丘たちよ、「私はよい家に生まれて、よい家に嫁ごう」ということ、これは福を為さない女性には得難い第二の処である。
　比丘たちよ、「私はよい家に生まれて、よい家に嫁ぎ、夫に他の女性なく家に住もう」ということ、これは福を為さない女性には得難い第三の処である。
　比丘たちよ、「私はよい家に生まれて、よい家に嫁ぎ、夫に他の女性なく家に住み、子供を得よう」ということ、これは福を為さない女性には得難い第四の処である。
　比丘たちよ、「私はよい家に生まれて、よい家に嫁ぎ、夫に他の女性なく家に住み、子供を得て、夫に勝っていよう」ということ、これは福を為さない女性には得難い第五の処である。
　比丘たちよ、この五つは福を為さない女性には得難い処である。
　比丘たちよ、この五つは福を為す女性には得易い処である。何が五か。
　比丘たちよ、「私はよい家に生まれよう」ということ、これは福を為す女性には得易い第一の処である。
　比丘たちよ、「私はよい家に生まれて、よい家に嫁ごう」ということ、これは福を為す女性には得易い第二の処である。
　比丘たちよ、「私はよい家に生まれて、よい家に嫁ぎ、夫に他の女性なく家に住もう」ということ、これは福を為す女性には得易い第三の処である。
　比丘たちよ、「私はよい家に生まれて、よい家に嫁ぎ、夫に他の女性なく家に住み、子供を得よう」ということ、これは福を為す女性には得易い第四の処である。
　比丘たちよ、「私はよい家に生まれて、よい家に嫁ぎ、夫に他の女性なく家に住み、子供を得て、夫に勝っていよう」ということ、これは為す女性には得易い第五の処である。
　比丘たちよ、この五つは福を為す女性には得易い処である。


　　　第九　五戒無畏
312．比丘たちよ、五つの法を成就する女性は怖れなく家に住する。何が五か。
　生き物を殺すことからも離れ、与えられていないものを取ることからも離れ、欲において邪に行うことからも離れ、虚言することからも離れ、穀酒・果実酒などの酔わせる放逸処からも離れる。
　比丘たちよ、五つの法を成就する女性は怖れなく家に住する。


　　　　第十　増大
313．比丘たちよ、五つの増大によって増大する聖者の女弟子は、聖なる増大によって増大するのであり、身の精髄、最良の身を得る者である。何が五か。
　信によって増大し、戒によって増大し、聞によって増大し、施によって増大し、慧によって増大する。
　比丘たちよ、これら五つの増大によって増大する聖者の女弟子は、聖なる増大によって増大するのであり、身の精髄、最良の身を得る者である。
　　　信と戒によって増大し
　　　智慧と布施と聞によっても増大する
　　　このような戒ある優婆夷は
　　　自己においてこの精髄に達する

　　　　　　　　　　　　　第三　力品　［畢］

　　　この頌に曰く
　　　　　無畏と征服と勝利、一つと支分と五、
　　　　　追放と因と処、無畏と増大とで十。

　　　　　　　　　　女人相応　　　終





　　　　　　　　　　　　　完