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原始仏典コミュの四無量心5

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・八功徳
・十一功徳
・四無量四念処



・八功徳
「   一 慈
一 このように私は聞いた。あるとき、世尊はサーヴァッティのジェータ林、アナータピンディカの園に住していた。そこで世尊は比丘たちに「比丘たちよ」と告げた。比丘たちは「大徳」と世尊に応えた。世尊は言った。
二 比丘たちよ、慈心解脱を習い、修習し、多く作し、乗り物と作し、土台と作し、随成し、積習し、善く造作すれば、八種の功徳を希求することを得る。何が八か。
三 楽に眠り、楽に覚め、悪夢を見ず、人に愛され、非人に愛され、神々に守られ、火・毒・剣を受けず、上位に通達しなければ梵世に趣く。
 比丘たちよ、慈心解脱を習い、修習し、多く作し、乗り物と作し、土台と作し、随成し、積習し、善く造作すれば、この八種の功徳を希求することを得る。
   慈を修習し  無量に念じるその人は
   結を減じて  依の尽を見る
   一つの生を  怒りなき心で
   慈しむ人は  善い人である
   一切の生を慈しむ人の 作す福は実に多い
   民が多い大地を征服し 馬祠に人祠に擲棒祠 
   ソーマ祠に無遮会の施主として 遊行した王仙も
   群がる星に対する月のように
   慈の心を善く修習する人の 十六分の一にも及ばない
   人を殺さず殺させず 人を服せず服させず
   一切の有情に慈の分があれば 怨みを抱くことはない」
   増支部経典>八集>第一 慈品 『南伝大蔵経21』大蔵出版 P1–3


・十一功徳
「   十六 慈
 比丘たちよ、慈しみによる心解脱を習い、修習し、多く作し、乗と作し、地と作し、繰り返し、慣れて、善く成し遂げたならば、十一の功徳が期待される。何が十一か。
 楽に眠り、楽に覚め、悪夢を見ず、人に愛され、非人に愛され、神々に守護され、火・毒・剣を受けず、速やかに心は三摩地し、顔色は明朗清浄となり、痴呆にならずに臨終し、上に通達しなければ梵世に趣く。
 比丘たちよ、慈しみによる心解脱を習い、修習し、多く作し、乗と作し、地と作し、繰り返し、慣れて、善く成し遂げたならば、この十一の功徳が期待される」
   増支部経典>十一集 『南伝大蔵経22下』大蔵出版  P322−323

5. Mettāsuttaṃ
15.‘‘Mettāya , bhikkhave, cetovimuttiyā āsevitāya bhāvitāya bahulīkatāya yānīkatāya vatthukatāya anuṭṭhitāya paricitāya susamāraddhāya ekādasānisaṃsā pāṭikaṅkhā.
Katame ekādasa? Sukhaṃ supati, sukhaṃ paṭibujjhati , na pāpakaṃ supinaṃ passati, manussānaṃ piyo hoti, amanussānaṃ piyo hoti, devatā rakkhanti, nāssa aggi vā visaṃ vā satthaṃ vā kamati, tuvaṭaṃ cittaṃ samādhiyati, mukhavaṇṇo vippasīdati, asammūḷho kālaṃ karoti, uttari appaṭivijjhanto brahmalokūpago hoti. Mettāya, bhikkhave, cetovimuttiyā āsevitāya bhāvitāya bahulīkatāya yānīkatāya vatthukatāya anuṭṭhitāya paricitāya susamāraddhāya ime ekādasānisaṃsā pāṭikaṅkhā’’ti.


・四無量四念処
「   六十三 略説
一 ときに一人の比丘がいて世尊のいるところに詣った。詣って世尊を敬礼して一方に座った。一方に座ってその比丘は世尊に言った。
 大徳世尊、願わくば私のために略して法を説いてください。私は世尊から法を聞いて独り静居し不放逸に、熱心に、専心して住そうと思います。
 ここにまた一類の愚か者がいて、このように私に要請して法を説けば私に追随できるだろうと考える。
 大徳世尊、私のために略して法を説いてください。善逝、私のために略して法を説いてください。私は世尊の所説の義を悟るでしょう。私は世尊の所説を相続するでしょう。
二 比丘よ、それならばあなたはこのように学びなさい。
 「内に私の心を住し、善く住させ、生じた悪不善法によって心を捉えられて住することをないようにしよう」と。
 比丘よ、あなたはこのように学びなさい。
三 比丘よ、あなたが内に心を住し、善く住させ、生じた悪不善法によって心を捉えられて住することをないようしたならば、比丘よ、次にあなたはこのように学びなさい。
 「私は慈心解脱を習い、修習し、多く作し、乗り物と作し、土台と作し、随成し、積習し、善く造作しよう」と。
 比丘よ、あなたはこのように学びなさい。
四 比丘よ、あなたがこの三摩地を修習し多修したならば、比丘よ、次にあなたはこの三摩地を有尋有伺にして修習しなさい。無尋唯伺にして修習しなさい。無尋無伺にして修習しなさい。有喜にして修習しなさい。無喜にして修習しなさい。倶悦にして修習しなさい。倶捨にして修習しなさい。
 比丘よ、あなたがこのようにこの三摩地を修習し、善修習したならば、比丘よ、次にあなたはこのように学びなさい。
 「私は悲心解脱を習い、修習し、多く作し、乗り物と作し、土台と作し、随成し、積習し、善く造作しよう」と。
 比丘よ、あなたはこのように学びなさい。
 比丘よ、あなたがこの三摩地を修習し多修したならば、比丘よ、次にあなたはこの三摩地を有尋有伺にして修習しなさい。無尋唯伺にして修習しなさい。無尋無伺にして修習しなさい。有喜にして修習しなさい。無喜にして修習しなさい。倶悦にして修習しなさい。倶捨にして修習しなさい。
 比丘よ、あなたがこのようにこの三摩地を修習し、善修習したならば、比丘よ、次にあなたはこのように学びなさい。
 「私は喜心解脱を習い、修習し、多く作し、乗り物と作し、土台と作し、随成し、積習し、善く造作しよう」と。
 比丘よ、あなたはこのように学びなさい。
 比丘よ、あなたがこの三摩地を修習し多修したならば、比丘よ、次にあなたはこの三摩地を有尋有伺にして修習しなさい。無尋唯伺にして修習しなさい。無尋無伺にして修習しなさい。有喜にして修習しなさい。無喜にして修習しなさい。倶悦にして修習しなさい。倶捨にして修習しなさい。
 比丘よ、あなたがこのようにこの三摩地を修習し、善修習したならば、比丘よ、次にあなたはこのように学びなさい。
 「私は捨心解脱を習い、修習し、多く作し、乗り物と作し、土台と作し、随成し、積習し、善く造作しよう」と。
 比丘よ、あなたはこのように学びなさい。
五 比丘よ、あなたがこの三摩地を修習し多修したならば、比丘よ、次にあなたはこの三摩地を有尋有伺にして修習しなさい。無尋唯伺にして修習しなさい。無尋無伺にして修習しなさい。有喜にして修習しなさい。無喜にして修習しなさい。倶悦にして修習しなさい。倶捨にして修習しなさい。
 比丘よ、あなたがこのようにこの三摩地を修習し、善修習したならば、比丘よ、次にあなたはこのように学びなさい。
 「私は身において身を見て住し、熱心に自覚して念じて、世間の貪憂を調伏しよう」と。
 比丘よ、あなたはこのように学びなさい。
六 比丘よ、あなたがこの三摩地を修習し多修したならば、比丘よ、次にあなたはこの三摩地を有尋有伺にして修習しなさい。無尋唯伺にして修習しなさい。無尋無伺にして修習しなさい。有喜にして修習しなさい。無喜にして修習しなさい。倶悦にして修習しなさい。倶捨にして修習しなさい。
 比丘よ、あなたがこのようにこの三摩地を修習し、善修習したならば、比丘よ、次にあなたはこのように学びなさい。
 「私は受において受を見て住し、熱心に自覚して念じて、世間の貪憂を調伏しよう」と。
 比丘よ、あなたはこのように学びなさい。
 比丘よ、あなたがこの三摩地を修習し多修したならば、比丘よ、次にあなたはこの三摩地を有尋有伺にして修習しなさい。無尋唯伺にして修習しなさい。無尋無伺にして修習しなさい。有喜にして修習しなさい。無喜にして修習しなさい。倶悦にして修習しなさい。倶捨にして修習しなさい。
 比丘よ、あなたがこのようにこの三摩地を修習し、善修習したならば、比丘よ、次にあなたはこのように学びなさい。
 「私は心において心を見て住し、熱心に自覚して念じて、世間の貪憂を調伏しよう」と。
 比丘よ、あなたはこのように学びなさい。
 比丘よ、あなたがこの三摩地を修習し多修したならば、比丘よ、次にあなたはこの三摩地を有尋有伺にして修習しなさい。無尋唯伺にして修習しなさい。無尋無伺にして修習しなさい。有喜にして修習しなさい。無喜にして修習しなさい。倶悦にして修習しなさい。倶捨にして修習しなさい。
 比丘よ、あなたがこのようにこの三摩地を修習し、善修習したならば、比丘よ、次にあなたはこのように学びなさい。
 「私は法において法を見て住し、熱心に自覚して念じて、世間の貪憂を調伏しよう」と。
 比丘よ、あなたはこのように学びなさい。
七 比丘よ、あなたがこの三摩地を修習し多修したならば、比丘よ、次にあなたはこの三摩地を有尋有伺にして修習しなさい。無尋唯伺にして修習しなさい。無尋無伺にして修習しなさい。有喜にして修習しなさい。無喜にして修習しなさい。倶悦にして修習しなさい。倶捨にして修習しなさい。
 比丘よ、あなたがこのようにこの三摩地を修習し、善修習したならば、比丘よ、あなたは行くも安穏に行き、住するも安穏に住し、坐すも安穏に坐し、臥すも安穏に臥すだろう。
八 ときに、その比丘は世尊のこの教誡によって教えられて、座から起って世尊を敬礼して右回りして去った。
 ときに、その比丘は独り遠離し不放逸に、熱心に、専心して住し、久しからずして善男子が正しく家を出て出家する本懐である無上の梵行の究極を現世において自ら勝智し、実証し、具足して住し、生は尽き、梵行は住し、作すべきことを作し、さらにまた有を受けないと勝智した。その比丘は阿羅漢の一人となった」
   増支部経典>八集>第七 地震品 『南伝大蔵経21』大蔵出版 P235–240

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