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原始仏典コミュの相応部経典 大篇 第七 神足相応4 「四神足4」

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(『南伝大蔵経16下 相応部経典6』大蔵出版 P149から)





「     第四 恒河広説

   [三三] 第一 東(一)

二 比丘たちよ、たとえばガンジス川は東に趣向し東に傾向し東に臨入する。比丘たちよ、このように比丘が四神足を修習し多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。
 比丘たちよ、比丘がどのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入するのか。
三 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
 比丘たちよ、比丘がこのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣国し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。


   [三四] 第二 東(二)

二 比丘たちよ、たとえばヤムナー川は東に趣向し東に傾向し東に臨入する。比丘たちよ、このように比丘が四神足を修習し多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。
 比丘たちよ、比丘がどのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入するのか。
三 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
 比丘たちよ、比丘がこのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣国し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。


   [三五] 第三 東(三)

二 比丘たちよ、たとえばアチラヴァティー川は東に趣向し東に傾向し東に臨入する。比丘たちよ、このように比丘が四神足を修習し多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。
 比丘たちよ、比丘がどのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入するのか。
三 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
 比丘たちよ、比丘がこのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣国し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。


   [三六] 第四 東(四)

二 比丘たちよ、たとえばサラブー川は東に趣向し東に傾向し東に臨入する。比丘たちよ、このように比丘が四神足を修習し多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。
 比丘たちよ、比丘がどのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入するのか。
三 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
 比丘たちよ、比丘がこのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣国し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。


   [三七] 第五 東(五)

二 比丘たちよ、たとえばマヒー川は東に趣向し東に傾向し東に臨入する。比丘たちよ、このように比丘が四神足を修習し多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。
 比丘たちよ、比丘がどのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入するのか。
三 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
 比丘たちよ、比丘がこのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣国し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。


   [三八] 第六 東(六)

二 比丘たちよ、たとえば諸々の大河がある。すなわち、ガンジス川・ヤムナー川・アチラヴァティー川・サラブー川・マヒー川である。これらはすべて東に趣向し東に傾向し東に臨入する。比丘たちよ、このように比丘が四神足を修習し多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。
 比丘たちよ、比丘がどのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入するのか。
三 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
 比丘たちよ、比丘がこのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣国し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。


   [三九] 第七 海(一)

二 比丘たちよ、たとえばガンジス川は海に趣向し海に傾向し海に臨入する。比丘たちよ、このように比丘が四神足を修習し多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。
 比丘たちよ、比丘がどのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入するのか。
三 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
 比丘たちよ、比丘がこのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣国し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。

   [四〇] 第八 海(二)

二 比丘たちよ、たとえばヤムナー川は海に趣向し海に傾向し海に臨入する。比丘たちよ、このように比丘が四神足を修習し多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。
 比丘たちよ、比丘がどのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入するのか。
三 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
 比丘たちよ、比丘がこのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣国し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。


   [四一] 第九 海(三)

二 比丘たちよ、たとえばアチラヴァティー川は海に趣向し海に傾向し海に臨入する。比丘たちよ、このように比丘が四神足を修習し多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。
 比丘たちよ、比丘がどのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入するのか。
三 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
 比丘たちよ、比丘がこのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣国し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。


   [四二] 第一〇 海(四)

二 比丘たちよ、たとえばサラブー川は海に趣向し海に傾向し海に臨入する。比丘たちよ、このように比丘が四神足を修習し多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。
 比丘たちよ、比丘がどのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入するのか。
三 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
 比丘たちよ、比丘がこのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣国し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。


   [四三] 第一一 海(五)

二 比丘たちよ、たとえばマヒー川は海に趣向し海に傾向し海に臨入する。比丘たちよ、このように比丘が四神足を修習し多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。
 比丘たちよ、比丘がどのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入するのか。
三 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
 比丘たちよ、比丘がこのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣国し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。


   [四四] 第一二 海(六)

二 比丘たちよ、たとえば諸々の大河がある。すなわち、ガンジス川・ヤムナー川・アチラヴァティー川・サラブー川・マヒー川である。これらはすべて海に趣向し海に傾向し海に臨入する。比丘たちよ、このように比丘が四神足を修習し多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。
 比丘たちよ、比丘がどのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入するのか。
三 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
 比丘たちよ、比丘がこのように四神足を修習し四神足を多修すれば、涅槃に趣国し涅槃に傾向し涅槃に臨入する。




  [摂頌]
    東に趣向する六と
    海に趣向する六と
    十二にて
    恒河品を説く。
                        第四品[畢]


     第五 不放逸品

   [四五] 第一 如来

一 舍衛城因縁
二 比丘たちよ、諸々の有情の足がないもの、二つの足があるもの、四つの足があるもの、多くの足があるもの、色があるもの、色がないもの、想があるもの、想がないもののうち如来・阿羅漢・三藐三仏陀をその最上と説く。比丘たちよ、このように、諸々の善法はすべて不放逸を根本となし、不放逸に等しく行き着き、不放逸をその諸法の最上と説く。
三 比丘たちよ、不放逸である比丘においては四神足を修習し、四神足を多修することが期待されるべきである。比丘たちよ、不放逸である比丘はどのように四神足を修習し、四神足を多修するのか。
四 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
五 比丘たちよ、不放逸である比丘はこのように四神足を修習し、四神足を多修する。


   [四六] 第二 足跡

一 舍衛城因縁
二 比丘たちよ、たとえば諸々の歩行する有情の足跡はすべて象の足跡に入り、象の足跡をその最上と説くのはそれが大であることによる。比丘たちよ、このように、諸々の善法はすべて不放逸を根本となし、不放逸に等しく行き着き、不放逸をその諸法の最上と説く。
三 比丘たちよ、不放逸である比丘においては四神足を修習し、四神足を多修することが期待されるべきである。比丘たちよ、不放逸である比丘はどのように四神足を修習し、四神足を多修するのか。
四 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
五 比丘たちよ、不放逸である比丘はこのように四神足を修習し、四神足を多修する。


   [四七] 第三 屋頂

一 舍衛城
二 比丘たちよ、たとえば重閣の諸々の垂木は、屋頂に向かい、屋頂に趣き、屋頂に集まり、屋頂をその最上と説く。比丘たちよ、このように、諸々の善法はすべて不放逸を根本となし、不放逸に等しく行き着き、不放逸をその諸法の最上と説く。
三 比丘たちよ、不放逸である比丘においては四神足を修習し、四神足を多修することが期待されるべきである。比丘たちよ、不放逸である比丘はどのように四神足を修習し、四神足を多修するのか。
四 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
五 比丘たちよ、不放逸である比丘はこのように四神足を修習し、四神足を多修する。


   [四八] 第四 根香

二 比丘たちよ、たとえば諸々の根香のうち、随時香をその最上と説く。比丘たちよ、このように、諸々の善法はすべて不放逸を根本となし、不放逸に等しく行き着き、不放逸をその諸法の最上と説く。
三 比丘たちよ、不放逸である比丘においては四神足を修習し、四神足を多修することが期待されるべきである。比丘たちよ、不放逸である比丘はどのように四神足を修習し、四神足を多修するのか。
四 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
五 比丘たちよ、不放逸である比丘はこのように四神足を修習し、四神足を多修する。


   [四九] 第五 核香

二 比丘たちよ、たとえば諸々のうち、赤壇をその最上と説く。比丘たちよ、このように、諸々の善法はすべて不放逸を根本となし、不放逸に等しく行き着き、不放逸をその諸法の最上と説く。
三 比丘たちよ、不放逸である比丘においては四神足を修習し、四神足を多修することが期待されるべきである。比丘たちよ、不放逸である比丘はどのように四神足を修習し、四神足を多修するのか。
四 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
五 比丘たちよ、不放逸である比丘はこのように四神足を修習し、四神足を多修する。


   [五〇] 第六 夏生花

二 比丘たちよ、たとえば諸々の華香のうち、夏生花をその最上と説く。比丘たちよ、このように、諸々の善法はすべて不放逸を根本となし、不放逸に等しく行き着き、不放逸をその諸法の最上と説く。
三 比丘たちよ、不放逸である比丘においては四神足を修習し、四神足を多修することが期待されるべきである。比丘たちよ、不放逸である比丘はどのように四神足を修習し、四神足を多修するのか。
四 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
五 比丘たちよ、不放逸である比丘はこのように四神足を修習し、四神足を多修する。


   [五一] 第七 王

二 比丘たちよ、たとえば諸々の小王はすべて転輪王に属し、転輪王をその最上と説く。比丘たちよ、このように、諸々の善法はすべて不放逸を根本となし、不放逸に等しく行き着き、不放逸をその諸法の最上と説く。
三 比丘たちよ、不放逸である比丘においては四神足を修習し、四神足を多修することが期待されるべきである。比丘たちよ、不放逸である比丘はどのように四神足を修習し、四神足を多修するのか。
四 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
五 比丘たちよ、不放逸である比丘はこのように四神足を修習し、四神足を多修する。


   [五二] 第八 月

二 比丘たちよ、たとえば諸々の星の光りはすべて月の光の十六分の一にも及ばず、月の光をその最上と説く。比丘たちよ、このように、諸々の善法はすべて不放逸を根本となし、不放逸に等しく行き着き、不放逸をその諸法の最上と説く。
三 比丘たちよ、不放逸である比丘においては四神足を修習し、四神足を多修することが期待されるべきである。比丘たちよ、不放逸である比丘はどのように四神足を修習し、四神足を多修するのか。
四 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
五 比丘たちよ、不放逸である比丘はこのように四神足を修習し、四神足を多修する。


   [五三] 第九 日

二 比丘たちよ、たとえば秋に空が開け雲もない時、太陽は天に昇り一切の虚空の暗闇を除き輝き熱して照らす。比丘たちよ、このように、諸々の善法はすべて不放逸を根本となし、不放逸に等しく行き着き、不放逸をその諸法の最上と説く。
三 比丘たちよ、不放逸である比丘においては四神足を修習し、四神足を多修することが期待されるべきである。比丘たちよ、不放逸である比丘はどのように四神足を修習し、四神足を多修するのか。
四 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
五 比丘たちよ、不放逸である比丘はこのように四神足を修習し、四神足を多修する。


   [五四] 第十 衣

二 比丘たちよ、たとえば諸々の織物の衣のうち、カーシ衣をその最上と説く。比丘たちよ、このように、諸々の善法はすべて不放逸を根本となし、不放逸に等しく行き着き、不放逸をその諸法の最上と説く。
三 比丘たちよ、不放逸である比丘においては四神足を修習し、四神足を多修することが期待されるべきである。比丘たちよ、不放逸である比丘はどのように四神足を修習し、四神足を多修するのか。
四 比丘たちよ、ここに比丘がいて欲三摩地勤行成就の神足を修習し、勤三摩地・・・・・・心三摩地・・・・・・観三摩地勤行成就の神足を修習する。
五 比丘たちよ、不放逸である比丘はこのように四神足を修習し、四神足を多修する。


  [摂頌]
   (一)如来と、(二)足跡と、(三)屋頂と、
   (四)根と、(五)核と、(六)夏生花と、
   (七)王と、(八)月と、(九)日と、
   (一〇)衣との十句なり。」

     『南伝大蔵経16下 相応部経典6』大蔵出版 P149–152

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