確かにought toは2語でひとつの役割を果たす助動詞で、どちらが欠けても助動詞としては成立しません。でも最初にかいた正解のカタチをよく見ると、to Vの部分がまるで不定詞のように見えるでしょう? なので「不定詞っぽいんだから、否定形も不定詞風で良くね?」ということで、不定詞の否定形のようにtoの前にnotをつけるのがこの助動詞の特徴であり、他の助動詞と違うところです。
「なんでそうなんだよっ!?」とツッコみたいところではありますけど、これは英語の綴り方の慣習でそうなっているので、外国語として英語を学ぶ我々としては「そういうものなのだ」と憶えるほかありません。言葉は生き物ですから将来的には変わって行くかもしれませんけど、現状はまだought not to Vのカタチが正式なカタチですので、そういうものなのだと憶えてしまいましょう。逆に言えば、「変なカタチだな〜」と思って憶えてしまえば、忘れないものですよ。