フレデリック・フォーサイスコミュの『ネゴシエイター』

　mixiに参加して、こちらのきてフォーサイスを読みたいと思い『ネゴシエイター』(角川書店、1989)を読みました。このあたりからとまっていたからです。この本は最初手にとったときになんとなく今までとは違うのかなということで読み始めることなく、そのままフォーサイスとも没交渉となっていました。そういう意味では18年くらい遠ざかっていたようです。

　さて、読み始めてはやや退屈でした。それでも読み進めたのは、まあ暇だしせっかく図書館から借りてきたのでというくらいで徐々に進みました。主人公である交渉人がでてきたあたりから俄然おもしろくなりました。そしてあとは一気呵成に読み終えました。交渉の場面は息が詰まるところもあったがそれなりの興奮もありました。

　ということでこのあとの作品も読んでみようかなと思っております。

コメント(2)

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[1] mixiユーザー 01月21日 17:13

最初にフォーサイスを読むきっかけになったのが
『ネゴシエーター』でした。
知人から「難しいけど面白いよー」と勧められたのですが、
最初はよくわからなくて何度も読み返しちゃったわ＾＾

今ではお気に入りの1作品です♪

[2] mixiユーザー 01月21日 17:28

ごまぷぅさん　どうもありがとうございます。

　ご存知のように、訳者あとがきに「原稿一読後、担当編集者がもらした「これにはフォーサイスのすべてが詰まっている」という..アフリカの傭兵からマンマント、科学技術知識の援用、東京まで出てくる舞台の広さ、各国捜査当局、情報機関のせめぎあい、黒幕をあぶりだすまで...」とのこと。

　読んでいて、交渉人クインの魅力にとりつかれました。そして、ここでもタイプライターがでてきます。フォーサイスの小説では、タイプライターがでてくるところが私にはなんとなくお気に入りです。

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