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細胞死 (Programmed Cell Death)コミュのオートファジーで細胞は死ぬのでしょうか?

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昨年、6月から細胞死と新規バイオマーカーの検索でプロジェクトを組んでいるものですが、この板を見ている皆様に率直にお尋ねします。

培養細胞系において間違いなくオートファジーで細胞が死んでいると言える実験系の確立は可能でしょうか?

オートファジーの過程において自己融解の末、細胞死に繋がりかつ、アポでもネクでも無いそんな細胞死があるのかどうか?今現在ひたすら(ラダー、カスパーゼ、アネキシン/PI、アクリジン、LC3)アポトーシスを証明するばかりでオートファジーックな細胞死を断定できません。アクリジン GFP-LC3ポジの酸性空砲形成は確認できるのですが、後にラダーを伴い、つまりアポで死んでいます… あまり深追いしないほうが良いのでしょうか?

コメント(5)

発生の段階でごっそり細胞が死滅する時にオートファジックな細胞死が関わる事が解りました。培養系でシグナルをコントロールしてそんな細胞死を誘導できると面白いのですが…。ちなみに今は口腔扁平上皮癌(かなりマイナー)を飼ってメインはアポをやって居るのですが、この頃アポだけでは説明が付かない現象を見つけ様々な可能性の一つにオートファジーが上がっています。
あと個人的興味で薬物誘導の細胞死でアポやネク以外のファジ(オートファジー)がモデルとして作れれば、細胞がマイナーだけに面白い実験系になるなーって言うのが本音です。参考文献有難う御座います。
オートファジーが細胞死にどう関わるかどうかは最も論争の激しいところです。確かに細胞死の過程においてオートファジーの亢進が見られるのですが、オートファジーが積極的に細胞死に関わっているのか、それともなんとか生存しようとしているのか、もしくは独立に「身辺整理」として働いているのかは残念ながら未だ不明です。主な考えは以下に二分されていて、

過剰なオートファジーは細胞死の引き金になる(autophagic cell death)

オートファジーは生存に必要なメカニズム

最近はAtgと細胞死関連の分子とのinteractionの報告もいくつかされていますが、
かなり怪しい物も多いです。死とオートファジーとの関連も非常に曖昧です。

ということからもし、「オートファジーで細胞が死ぬ」ということがクリアーに証明できれば、それは論文に出せる仕事になるのではないかと思います。
>まつさん
オートファジックな細胞死はサブテーマで気長にやっています。諸説色々で、混沌としている事は確かです。
アポっていく細胞死ばかり見つけてしまい、なかなか納得の行くファジった細胞死の証明は出来ませんでした。
今ではファジックな細胞死は眉唾ではと疑っています。(発生段階では別ですけど)

細胞死のタイプを細分化すれば幾らでも分類出来てしまうのです。
私の仕事は本質的にオートファジーを追いかける所から外したので楽になりました。
板が盛り上がらない事から判るのは、あまりファジをやっている人が居ないって事だと思います。
お陰様で細胞死に付いてはカナリ勉強になりましたけど…。
>kobaさん

私も細胞死とオートファジーについてはとても興味を持っていて、いくつかネタもあるのですが、なかなか、、、、。

ネタとしてはとてもホットでもしやるなら今が旬な気がしますので、是非いい仕事をなさってくださればと思います。

細胞死についてはなかなか勉強が及ばないので、いろいろとこちらでも勉強させてもらえればと思います。

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