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怪談クラブコミュのちょっとこした小話トピ

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別にトピを立てるほどの体験でもないけど、あれってある意味…
そんなちょっとした体験ってありませんか?

ご近所の噂、ちょっと体験しちゃった話などなどがあれば、ジャンジャン披露してしまいましょう!

コメント(227)

怪談に興味を持ち始めたのは、ほんのここしばらくのことです。
今までは恐怖体験や霊感現象なんてほとんどなかったのです。
それが、ちょっと意識し始めると、いろいろと身の回りの不思議なことに気付くようになります。

おはようございます。
ほんのいま目を覚ましました。
窓から日の光が差しています。その光が、壁を照らしています。
壁に、黒い影が写りました。上から下に、何か降っていったような。でも、窓の外の光景に、そんなものは見えませんでした。
壁の影は、全部で3つ4つぐらいだったと。一瞬なんですが。ばらばらっ、と。



どうもその影が、人の手首から先のような形に見えたのです。


見なかったことにして、二度寝しよう。

ある山奥の田舎に、藁葺きの古民家をそのまま史料館にしている場所がありました。
以前出張していたとき、現地で知り合った友人に紹介してもらい、一緒に行きました。

管理状態はあまり良くなく、係りの人もいません。簡易ゲートには、郵便箱のような入場料支払い箱があり、300円とマジックで書いてありました。
私が財布をまさぐっていると、友人は、誰も料金なんか払っていないと言って、そのまま入っていきました。私も、そんなもんかと思ってあとに続きました。

中は、本当にただ生活に使っていた建物を保存してあるだけで、所々に古い道具の名前や使い道を説明するプレートがある程度です。ほこりっぽくて、蜘蛛の巣も張ってます。これで300円の史料館はないよなと思いました。
友人が言うには、これでも文化財なので勝手に取り壊すにも手続きが面倒で、かといってすみ続けるにも面倒があるので、史料館として提供したということでした。

古びて味のある古民家で、これはこれで住んでみるのも悪くないかなと思いました。

友人は外のトイレに行きました。私は改めて、古民家の中を見渡しました。
台所は土間になってて、かまどがありました。
そのかまどの中に、青白い顔があって、こっちを見ていました。


史料館を出たら、ちょうどトイレから出てきた友人と会いました。
私の顔を見てから、友人はニヤリとして言いました。


なにか出ただろ?

ちょっとした小話、というトピックに書き込みをしていたつもりでしたが。
ふと見ると、「ちょっとこした小話」でした。

誤植かとも思ったのですが、なにか意味があるような気がしてきて。

ちょっと「こした」小話、かな。

こした、は、超した。度を超した激ヤバい話が、このトピックが求める本当の意味だったりして。

朝起きたら、お父さんが天井から首をつってぶらさがっていました。

とか。

書き込みが「助けて助けて助けて助けて助けて……」で埋め尽くされていて、数を数えたらリロードするたびに増えている。

とか。



それとも、
こした、は、越した。
でしょうか?

こっちの世界とあっちの世界の境界線を「越した」話。

戻って来られるでしょうか?

動物霊というのを、私は最近まで信じていませんでした。
もしそんなものがあるとしたら、アフリカサバンナの写真集なんて心霊写真だらけになると思うからです。

だけど、動物霊って人に飼われた動物には意外とあったりするみたいで。

野生の動物と人に飼われている動物は、何が違うのでしょう?
人に飼われている動物って、私たち人間のことを、どう見ているんでしょう。
私たちは、身近な動物たちにどう見られているんでしょうね。
本棚に、ふっと目をやると、同じ本が二冊あることに気づきました。
きっと、買ってあったのを忘れて、もう一冊よけいに買ってしまったのでしょう。
もったいないことをしました。

だけど、気になってもっとよく見てみたら。
他にも、いくつも同じ本が二冊、混じっています。いくらなんでも、ここまで間違えるものでしょうか?
それでいて、三冊あるということはないのです。

誰が、買ってきたのでしょう。
昨夜はなんだか遅くまで寝付けず、やっと寝たのですが。
さっき突然、目が覚めました。
時計は3:33でした。


ぎんぎんに目が冴えて、いまだに寝付けません。
外で変な鳥が奇声をあげています。
まいった。
カラオケ、ジョイサウンドのハイパージョイV3

その、Show劇クリップの「あなただけ見つめてる(アニメ、スラムダンクより)」は、名作。

むっちゃ怖い。

職場の自販機でドクターペッパーを買って、プルタブを開けました。


「…ぁぁ……ぁぁぁぁ……」


缶の中から、うめき声のようなものが聞こえました。
そう毎日毎日ネタもないよな、と思うのですが。まあ、やたら毎日おかしなことばかり起こっても困ります。
さっき蛍光灯が切れかけて不自然に点滅しただけで、ひょっとして何かあるんじゃないかと思ったり。

うちの猫が何妖しくて面白いことやってくれないかとさえ、期待してしまいます。
そう思って探すものの、姿が見えない。鈴の音がするので、近くにいるはずです。またわけのわからない所に入り込んでいるのでしょうけど。

いました。
「ニィ、ニィ」
半分開いたふすまとふすまが重なりあう、1ミリあるかどうかという隙間の奥で光る目、そして鳴き声……。

どこかで年配の人が笑っていると思ったら、カラスがこちらを向いて笑ってた冷や汗
この時期、夜のドライブをしていると、必ずと言って良いほど、フロントガラスやバンパーに虫の死骸が無数にこびりついてしまいます。
少し山あいを走れば、もう半端ない数の羽虫がこびりつき、もう、遠目には変な模様かとさえ思えるほど。

先日も遊びに行った帰りが遅くなり、夜の山道を急いでいました。少し走っただけで、もうフロントガラスにはひとつふたつ、大きな目立つ汚れがついています。明日は洗車が面倒だと思いつつ、早く帰りたいので、ついスピードを上げていました。

その時。
運悪く、虫の群れの中を突っ切ってしまいました。まるで霧か砂嵐のように、窓におびただしい量の虫が衝突し、びちびちと嫌な音をたてました。

私は一瞬、目を閉じていたようです。慌てて目を見開き、ハンドルも握り直しました。危うく路肩からガードレールに激突しかけたところ、ぎりぎりで曲がりきることができました。
マジで危なかった。額には冷や汗が浮かんでいました。慎重にスピードを落とし、気持ちを落ち着かせました。

ところが。
街灯の明かりでフロントガラスの汚れが闇に浮かび上がった時、今度こそ全身に嫌な汗が吹き出しました。
その汚れの形は、人の顔になっていたのです。



しかもそれは、どう見ても、私の顔。



虫たちは、フロントガラスにぶつかってその小さな命をつぶされる最後の瞬間、ドライバーの顔が見えているのかもしれません。

自販機でジュースを買いました。
缶がつっかえて出て来ないので、手を奥までつっこんでみました。

中から誰かに手をつかまれました。

自販機でジュースを買いました。
お釣り返却レバーを下ろしたのに、お釣りが出て来ません。

しゃがんで返却口を覗きこんだら、目が、こっちを見ていました。
自販機でジュースを買いました。

缶が、どろっとした粘液のようなものに包まれて、出て来ました。

自販機でジュースを買おうと、お札を入れました。
綺麗なお札なのになぜか飲み込めず、べろっと出て来ました。

薄暗くてわからなかったのですが、何度も出し入れするうちに、そのお札が少しずつ、赤いもので汚れて出て来るようになりました。
半分ほどが赤黒く染まったところで、やっと気づきました。さわると、ぬるっと濡れていました。

お札を入れる所から、赤いものが吹き出してきました。
私の顔が、お札のように真っ赤に染まりました。
自販機でジュースを買おうとしました。
すると、自販機の中から濁った低い声が聞こえました。

「お前には、売ってやるもんか」

夜道を歩いていると、自販機が見えてきました。
私は自販機をさけて、できるだけ遠回りして前を通過しました。


しばらく行くと、また同じ自販機が見えてきました。

自販機のボタンが押されました。
選ばれたジュースを、取り出し口に落としてやりました。



私はいま、あの自販機の中にいます。

えー……。


































205は、オチです(^ー^;


よろしければ、199からお楽しみください。

げふげふ。
咳をした。

ネジが出て来た。

パソコンへの入力操作も終わり、
大きく伸びをした…


「ふぅ〜」

ズクッ!!

頭に鋭い痛みが…
痛かったが大したことないだろうから
気にしないでおこう。


それにしても瞼が重い...
少し仮眠をとろう。

直ぐに視界は暗転した...


そう毎日毎日、ネタが出るわけがない。
一応、ちょっと顔に見える天井のシミとか、中から足音っぽい音が聞こえる壁とか、気にしてはみるのだけど。まあ、ありきたりで、話のネタにするにはちょっと弱い。
本棚の本は相変わらず増えたり減ったりしてるし、お風呂場の排水口を覗き込めば奥のほうから誰かがこっちを見ている。実際のところはどうあれ、本棚は整理が悪いだけで、排水口はたまった水に映ってるだけ、とでも解釈しておけばなんてことはない。

何かもうちょっと、刺激的なことはないかと思うのだけど。
ぼんやりと次のネタを考えながら、階段を降りていると、何かを蹴飛ばした。
見ると、生首が、ごろごろと階段を転げ落ちていった。
私は思わず、声をあげていた。

「あっ、ごめん!」

むかしむかし、そんなに遠くないむかし。あるアパートに、ニートの若者が独り暮らししていました。
親の仕送りもいろいろ使い、預金残高5万円。家賃もぎりぎり払えるかどうか。
「ああ。もっと仕送り増やしてくれないかなぁ。これじゃ服も時計も買えない」
そんなとき、料金未払いで止まってるはずの携帯が鳴りました。不思議に思いながら、出てみました。
「その願い、かなえてさしあげましょう」
「誰だ?どういうこと?」
「あなたの預金残高を、一年で今の10倍、2年で今の20倍、3年目には30倍にしてさしあげます」
「つまり、10年後には100倍か」
「この契約を交わせば、あなたは一生遊んで暮らせます。お約束します。契約されますか?」
「そんなうまい話があるものか。条件は、何かあるんじゃないのか」
「はい、ひとつだけ。預金残高を、けっして5万円未満にはしないでください」
「それだけ?」
「それだけです。私は必ず、約束を守りますから。申し遅れました。私は、5万円坊主という妖怪です」
若者は、いたずら電話かと思いました。少なくとも、名前も口座番号も電話では言っていません。どういった詐欺であれ、若者には失うものが口座の5万円ぐらいです。
「わかった。契約するよ」
「ありがとうございます」
それきり、電話は切れてしまいました。
若者は、その電話で実家にダイヤルしてみました。携帯電話は、つながりませんでした。
不思議に思いながらも、若者は近所のコンビニに出掛けて、預金残高を照会してみました。
すると、なんと、預金残高が50万円になっていたのです。
とはいえ、50万円で一年遊んで暮らせるわけもありません。仕送りとあわせて、どうにか人並みの暮らしができました。
そして、翌年。預金残高を見たら、100万円になっていました。その前日までは20万円ちょっとあったので、若者は400万円を期待していましたが、あくまでも最初の5万円が基準になるようです。
もっとも、本当に100万円になるのかどうかすら、簡単には信じることができなかったのですが。
若者はこの年、携帯電話を復活させました。5万円坊主という人物と連絡を取ろうとしましたが、着信履歴は残っていませんでした。

年々、若者の暮らしは裕福になっていきました。3年目でインターネットを引き、パソコンを買いました。4年目には町で遊ぶ余裕もできました。5年目には、若者の生活が豊かになったのを不思議がる友達に、5万円坊主の話を打ち明けました。ですが、誰も信じてくれませんでした。
海外旅行をしたり、趣味を増やしたり。若者の生活は、年々豊かさを増していきました。
10年目、ついに若者は、自動車を買いました。それも、ちょっとした高級外車です。自動車を買うなんて生まれて初めてのことです。
無事に契約が通り、若者は現金一括で、高級車を手に入れることができました。
預金残高は、まだ10万円以上ありました。

そんなある日、携帯に電話がかかってきました。非通知着信です。出てみると、あの声でした。
「お久しぶりです。私です、5万円坊主ですよ」
「ああ、あんたか。覚えてるさ。おかげで、良い暮らしさせてもらってるよ」
「それはなにより。ですが、今日は悪いお知らせをお持ちしました。契約は、今年限りで終わりです」
若者は、電話の主の言っていることが一瞬理解できませんでした。
「残高が5万円を切りましたので」
「そんなバカな」
「本当です。ただ、私は約束を守ります。あなたは一生遊んで暮らせます。ご安心を」
それだけ言うと、電話は切れてしまいました。着信履歴も残っていませんでした。
若者はまた、近所のコンビニで預金残高を確認してみました。なんと、500円しか残っていませんでした。車の保険が引き落とされていたのです。
若者は一生遊んで暮らすどころか、無一文になりました。重い足取りで、とぼとぼとアパートへ引き返します。アパートの階段をのぼるとき、本当に体が重くて、部屋の前まで来るとすっかり息があがっていました。
ドアを開け、部屋に入ります。若者は、驚くほど疲れきっていました。顔を洗おうと、洗面所に行きました。そして、鏡を見た時。若者は、悲鳴を上げました。
そこに映っていたのは、しわくちゃの老人でした。
悲鳴もしわがれていました。
老人になった若者は、その場にしゃがみこみ、もう立ち上がる力も残っていませんでした。
老人は、そのまま眠るように息を引き取りました。
事務所には、上下二段のロッカーが30列ぐらい並んでいます。
新入社員に使わせる空きロッカーをチェックしました。名札のないのが、誰も使っていないロッカーです。

なかにひとつ、半分はがれて名前の読めないロッカーがありました。
開けようとしたら、途中でひっかかった感じで開きません。
どんどんどんどん。
カギのフックのあたりを叩いてみました。

どんどんどんどん。

中から、叩かれました。

ここは使わないことにしました。

もちろん、これまで紹介してきたお話のほとんどは、フィクションです。
あるいは、実際にあった出来事に多少の脚色や演出、アレンジをくわえて、怪談にしたてていたりします。
以前聞いたことのある話に手をくわえて仕上げたものもあります。

ですが、実体験をもとに、脚色も演出もアレンジもなし、そのまま報告させてもらっているものも、実はいくつか混じっていたりします。
いつも子供のしつけに厳しいお母さんがいました。
あまりの厳しさに、お父さんもうんざりしていました。
道草は許しません。夜寝る時間も朝起きる時間も厳しく決められています。いつも決まった場所で決まった時間に、決まった方向を向いておじぎをさせます。季節にかかわらず、時々水風呂に入れます。
まるで何かのおまじないのようで、お父さんは少し気味悪く思っていました。
「あの子のためなの。あの子には必要なの」
ある時、遊びにでかけた子供の帰りが遅れました。お母さんは、今までにないほどの剣幕でしかりつけ、子供を部屋に閉じ込めました。そして、その扉に御札を貼り、絶対に出ないように言いました。
お父さんはただ見ているだけでしたが、やがて子供部屋から声が聞こえてきました。
「熱いよう、熱いよう。ここから出してよ、お父さん」
熱でも出したのでしょうか。お父さんは、まずお母さんの所へ行きました。
すると、お母さんはなにかぶつぶつ言いながら、人形を作っていました。子供の人形でした。
「呪いの人形だ!」
「違う!お願い、話を聞いて」
お父さんは話も聞かず、そばにあった花瓶をお母さんの頭にたたきつけました。お母さんは頭から血を流して倒れましたが、まだ意識がありました。
お父さんがもう一撃、割れた花瓶の大きな破片を振り上げた時です。
「お願い、あの子を守って。これは呪い返しの人形。あの子は生まれつき、妖怪にとりつかれていた。私が死んだら、あなたしか守ってあげられない」
「なぜ、今まで黙っていた」
「信じてもらえるはずないでしょう」
そう言って、お母さんは息を引き取りました。
お父さんは子供部屋に行ってみました。戸口には御札がはってあります。
「開けろ!ここから出せ!」
子供が叫んでいます。
「わかった、すぐに出してやる」
お父さんが扉を開けた、その時。目に見えない何かが、お父さんの横をすり抜けて行く気配を、確かに感じました。
子供は床に倒れ、死んでいました。
何かに子供の魂を持っていかれたのだ。お父さんは、そう悟って、ただその場に泣き崩れました。
夕暮れ時のことです。
高校の演劇部で、文化祭の準備に夢中になり、ふと気づくと帰りが少し遅くなっていました。校舎の中はもう、他の生徒たちの影はなくなっていました。
いっけない、先生にしかられる。私はかばんをひっつかみ、部室を飛び出すと、夕闇迫る薄暗い階段を駆け降りました。
「ちょっと、誰かいるの?」
声がしたかと思うと、急に電気が明るくつきました。私は目がくらんで、転んでしまいました。
「大丈夫?どうしたの、こんな遅くまで」
当直の先生のようでした。お尻をついたまま見上げると、階段の明かりは驚くほどまぶしくて、先生の顔が見えません。
「こんな真っ暗なのに、どうして明かりをつけなかったの。何か隠れる理由でもあったのかしら」
「そんなに暗いとは思わなくて。文化祭の準備で居残りしてました。もう帰ります」
「目が良いのね。そんなに大きな黒い瞳して、可愛い子は夜道に気をつけて帰りなさいね」
「はぁい」
変わった冗談だなと思ったけど、とりあえず適当に返事をしておきました。そして、また声をかけられたくなくて、再び駆け出しました。
それにしても、瞳が大きいと言われたのは初めてでした。ちょっと嬉しかったりして。
それで、トイレの鏡で自分の顔を見てみました。

くっきりとした、大きな黒い瞳でした。
どことなく、自分の顔ではないような気がしました。何が気になるのか、ぴんと来ないのだけど。
でも、可愛くなったんだから、これで良いや。

校舎を出ると、西の空が紫色の夕焼けで染まっていました。まだ明るいというのに、星までがよく見えました。
嬉しくなったせいか、その日はどんなに走っても疲れることはなく、息も上がりませんでした。
私はそのまま家まで走って帰りました。体が羽根のように軽く、飛ぶように走れました。

演劇部やめて、陸上部に入ろうかしら?
公園のトイレに駆け込んだ。
明るく、綺麗で、洋式だった。

ふたを開けたら、中で小さいおっさんが怖い顔をしてこっちを見上げていた。
ふたを閉めて、流した。

もう一度あける気になれなくて、次のコンビニまで必死にこらえて移動した。

私は滅多にホテルなんか利用しないのですが、その時はたまたま仕事の都合で、泊まりたくもないビジネスホテルで夜を明かすことになりました。
翌朝は、また早起きです。ぐったりと疲れていたので、すぐに眠ることができました。

翌朝。
目覚まし時計で目が覚めました。まだ眠くて、手探りで時計のベルを止めました。
おかしいと気づいたのは、その時です。夜が明けたはずなのに、辺りは真っ暗なんです。夜明け前なんてもんじゃない、どこにも光のない闇なのです。
時計の電光表示も、窓の外の町明かりも、ドアの隙間から漏れるはずの廊下の明かりも、なにもありません。
手探りで体を起こし、きょろきょろと見回してみて。ようやく、気がつきました。
目が、開かないのです。

まるで、まぶたを失ったように、顔の目のあるはずの部分がつるつるにつながっていました。
そんな、バカな。
事態が信じられず、私はなかばパニックに陥りながら、まぶたであるはずの皮膚を強引にひっぱり上げました。

すると、バリバリと嫌な音をたてて、ようやくまぶたが持ち上がりました。
ちゃんと、朝でした。



今にして思えば、失明したわけじゃなかっただけ、いくぶんマシだったのかもしれませんが。
あー……ついに、ネタが切れました(^ー^;

お粗末様でした。

ふと思ったこと。

最近の3Dビデオカメラやデジカメってあるじゃないですか。

あれって、どんなふうに写るんだろう。




さわれた。





とか。ね。

ある夜のことです。友人と二人でドライブの帰り、小学校の前を通りました。

押しボタン信号があります。車用は青。そのまま通過しようとしました。
その瞬間、信号がふっと消えました。


バックミラーを見ると、信号は赤でした。


押しボタンの所には、もちろん誰もいませんでした……。
手の甲に浮かんだこの不思議な形の赤いあざは、十字架のようにも、人の顔のようにも見えるのです。

トリックはあるのですけど。
狙ったわけでもなく、222番発言だったことに不思議な因縁を感じます。



2月22日は猫の日、でしたよね。
土曜プレミアム「ほんとうにあった怖い話」を見てます。
iPhoneで無料版の怪談アプリを読んでいました。
無料なので広告バナーが出ます。
そこそこ怖い話を読んでいるときに、能天気なバナーが出ると、雰囲気が台無しになります。
なんとかならんのか、と思っていたら、画面下部に白地に水色で、隷書フォントで、こう浮かび上がりました。

「死にたい?」

これはすげー演出だと一瞬感心したのですが、まばたきした次の瞬間にはポップなデザインフォントで「スマホでモバゲー」に変わっていました。白地に水色です。

見間違いだろうか?
先週のゴーカイジャーが、軽く怪談でした(笑)
家族三人で遊園地へ出かけた、その帰りのこと。
電車を何本か乗り継いで、駅を出たら、綺麗な夕焼け空だった。カラスの声を聞きながら家へ向かううちに、みるみる辺りは暗くなるので、ああ、秋になったのだなと思わされる。
都内は、以外と緑が豊富にある。公園や、ちょっとした住宅の隙間に残された林など。狭い路地の向こうに、そういうのがちらっと見えたりする。
そんな路地の前で、両親にてを引かれていた女の子が、ふと足を止めた。
「キツネ!」
お父さんとお母さんも、その薄暗い路地を見つめた。だがもう逃げてしまったのか、藪の中に隠れているの、キツネの姿は見つけられない。
「キツネ!真っ白なキツネ!」
アルビノか、珍しいな、とお父さんが言った。良かったわね、と言ってお母さんは女の子の手を引っ張って、歩き出そうとする。
だが女の子は、その場所にしっかり踏ん張って、動こうとしない。手を離せば、今にも駆けていってしまいそうな勢いだ。
「キツネ!ほら、すぐそこ!」
大きな声で女の子は叫ぶ。しかし両親には、暗い路地とその奥の小さな藪しか見えない。
「こっちにおいでって言っている!」
女の子が、ひときわ大きな声で叫んだ。
お父さんは一瞬からだをこわばらせてから、すかさず女の子を抱きかかえて小走りにその場を離れた。お母さんは怯えた目で路地を見ていたが、お父さんの声で我に帰り、あとに続いた。

家族がそこを離れた直後、路地の奥がぼうっと光ってから、また暗くなった。

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