ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

晴家〜みんなで村をつくろう〜コミュの活動報告 その1

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


3月の震災後から被災地へ行きたい思いが日に日に強くなりました

池袋東口駅前での義援金セッション活動で募金を集めながら、やっと5月の連休に福島県いわき市へ行くことができました

まず、5月3日午後から、5月6日の昼まで自腹でレンタカーを借りました

そして、集めたお金約13,000円でお菓子とジュースを買い込みました
一緒に行くMAYAちゃんがおかしを綺麗にラッピング さすがこの辺は女の子です

3日は行きの高速から凄い土砂降りでいわきに着いても雨
旅館は泊まれずに格安モーテルへ。。。
東京から用意していったおにぎりと缶詰めを食べて休みました

4日は朝からいわき市の災害ボランティアセンターへ
かなり早い時間から多勢のボランティアさんが並んでいました

みんなほとんどの人がちゃんと長靴を履いて、中にはマイスコップ持参のツワモノもチラホラ。。。
日本人棄てたもんじゃない!
勇気が湧いてきます

ボランティアセンターは連休の人の受け入れ態勢が悪く、なかなかボランティアさんを現地へ送れず待ち時間ばかり。。。
これくらい想定して準備をしておくべきだな。。。と少し残念でした

やっと順番が来て現地へ

津波で床上浸水した民家の要望で、床下の砂と水をかき出す作業
これは、いつも仕事場(建築現場)でやってる水替え作業
お手の物です

しかし、このお宅はまだ立てたばかりの立派な家で、被害も少ないほうです
周りにはもっと廃墟と化した家が沢山

このお宅のように、被害が少なくお金も多少ある家はボラを頼んで綺麗にして、またここに住みたい という元気とお金がある人ですが、このような人は僅かです

その日は仕事を終えセンターに一度戻りました

そこで、驚くようなことがあったんです

私と一緒に現地に行ったボランティアさんが長靴がなかったので、ボランティアセンターから渡されたものを履いて作業したのですが、その長靴を返しに行ったら
「一回使ったものはもう使わないので、持ってかえってください」
と言われたのです

たった数時間だけ履いた新品の長靴が、もう使えないって。。。

私はこの事に驚き愕然としました
われわれの義援金がこんな無駄使いで消えてしまうのです
その長靴代で、被災者になにか食べ物を買って送った方がよっぽど現実的な支援ではないでしょうか

この日はボラの後、少しジャンベを叩きに缶ビールを買っていわき市のいわき公園に行きました

ところがそこのベンチに段ボール箱が。。。
そして、中からはなにやら泣き声が。。。

MAYAちゃんと恐る恐る開けてみると、中には生まれたばかりで目も開いていないガリガリの子猫。。。

コンビにミルクを買いに行きストローで与えるも、ほとんど飲ます泣いてばかり

仕方なく車へ。。。こうして旅の仲間が1匹増えたのです

翌日は子猫も混ざって避難所周りです

5月5日はこどもの日
沢山の福島の子供に会いたい!

ネットと現地の人に訪ねる、というハイテクとアナログを駆使した方法で、まずは市内の消防署にある160人が非難している大きな施設へ

ここは私が出発前にフジテレビで見た
「いわき市心のSOS」
という番組に取り上げられた避難所でした
偶然にも行きたかった避難所へ、いきなりたどり着きひと安心

ここは大きな体育館でダンボールの仕切りを立てて多くの人が生活しています
現実には こんな ひどい暮らしをしている人がまだまだ沢山いるのです

子供たちにお菓子を配り一緒に太鼓を叩いたり、おしゃべりしたり、とても素敵な時間

大人もうらやましそう

「よかったら太鼓叩いてください。ただ叩くだけですっきりしますよ」

おそるおそる近付くおばさんもいつの間にかノリノリ♪

子猫も子供たちに大人気♪

この勢いで合計4箇所の避難所を回りました

最後に行った避難所には子供たちが20人以上
みんなお菓子にむらがり、友達の分、兄弟の分、といってドンドンもらおうとします
そとで一緒に太鼓をしたり鬼ごっこの鬼をやったり、肩車をしたり

ほんとに子供は無邪気で元気

こんな子供たちが毎日少しずつ被爆しているのです

このような避難所にいる人たちは、頼る親戚や友人もいない、住む家も失った
明日からどうやって生きていけば良いか分らないという、不安を抱えた人達ばかりです

物資はペットボトルのお茶やインスタント食品ばかり

板の間の上で寝起きをして、あったかいご飯も味噌汁もここにはありません

仙台へ行った友人の話ではあっちはもっと酷いそうです
ラブホテルに10人くらいがいるような、避難所リストにも乗ってない避難所が沢山あるそうです
そんな場所には当然支援物資など届きません

これが現実なのです

私は今回このことを通じて福島から沢山の愛と元気をもらい帰ってきました
現地の人々と触れ合うことで励ましに行ったこちらが逆に元気をもらい、心から感謝です

ありがとう 福島!


そして、今後はさらに音楽活動を中心にした独自の支援活動を続けて行きます





コメント(4)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

晴家〜みんなで村をつくろう〜 更新情報

晴家〜みんなで村をつくろう〜のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング