岡山で『名探偵コナン』好き！コミュの一城みゆ希さん死去、声優界の追悼続く　『ガンダム水星の魔女』出演で企業も追悼コメント！。

声優の一城みゆ希さんが24日、多臓器不全のため死去した。享年76。同日、所属事務所が公式サイトで公表した。この訃報に企業や声優仲間たちがSNSを更新し、追悼した。

　一城さんはアニメ『名探偵コナン』ジョディ・スターリング、『機動戦士ガンダム水星の魔女』カルド・ナボ、『はじめ人間ゴン』かあちゃん、『野ばらのジュリー』ジュリー・ブラウン、『ザ・シンプソンズ』マージ・シンプソン、映画『101匹わんちゃん』アニータ・ラドクリフなどを演じてきた。

　『名探偵コナン』工藤新一役の山口勝平は「一城みゆ希さをの訃報が届きました。言葉になりません。FOXの稽古場で、スタジオで、飲み会で、いつも聞こえてくるみゆ希さんの明るい笑い声が大好きでした。家族ごといっぱい可愛がっていただきました。ありがとうございました。おつかれさまでした。寂しくなります。。。心からのご冥福を」。

　同作で安室透役を担当した古谷徹も「一城みゆ希さんがご逝去されました。急な訃報でショックです。作品での接点は多くはなかったけど、スタジオで会うといつも満面の笑みで声をかけてくださいました。心からご冥福をお祈りいたします」と追悼した。

　そのほか共演経験がある井上和彦も「大好きな先輩が逝ってしまった。いつも元気で笑顔の素敵な先輩。悲し過ぎます。一城みゆ希さんのご冥福をお祈りいたします」、古川登志夫も「一城みゆ希さんの訃報に接し驚いています。謹んで哀悼の意を表します。どこで会っても、大きな声で「登志夫ちゃ～ん！」と手を振ってくれたみゆ希ちゃん……長いお付き合い……ありがとうね……もっといっぱい話しておけばよかった……と、後悔はいつも、後ろ姿」と別れを惜しんだ。

　また、最近のアニメでは機動戦士ガンダム水星の魔女』で物語の重要人物カルド・ナボを演じた一城さん。これを受け、『水星の魔女』公式サイトが更新され「声優一城みゆ希さんが令和5年10月24日にご逝去されました。機動戦士ガンダム水星の魔女のカルド・ナボをはじめ多くの作品でお力添え頂いておりました。故人のご功績に敬意を表し心からご冥福をお祈りいたします　株式会社バンダイナムコフィルムワークス」と企業として追悼コメントを出した。

　一城さんの訃報については、所属事務所は公式サイトにて「弊社所属俳優一城みゆ希儀（享年76）」と掲載。「令和5年10月24日、多臓器不全のため急逝いたしました　ここに生前の皆様からの御厚誼に心より深謝いたします」と伝えている。