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美容・健康情報コミュのリンパドレナージュ解説

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こちらにリンパドレナージュについて、私の日記に書いています解説を入れていきます。

質問などは、リンパドレナージュの質問にてお願いいたします。

コメント(166)

リンパ浮腫に対するリンパドレナージュの効用


リンパドレナージュを行う方がリンパ浮腫をお持ちの方に施術を行うときに考えることは、むくみを改善すること。

また、リンパ浮腫を持ちの方が考えることは、むくみを改善すること。

セラピストも、リンパ浮腫をお持ちの方も、どちらも同じことを考えています。


では、リンパドレナージュの効用は本当にむくみを改善することなのでしょうか?


リンパドレナージュの効用は、まず、これ以上の進行を食い止めること。簡単に言うと、むくみをひどくしないこと。

これができて、初めてむくみの改善を行うことができるのです。

ただ、むくみの改善までできたとしても、むくんでいない状態が維持できなければ意味がありません。

リンパドレナージュでむくみの改善を行うときには、セルフのリンパドレナージュやバンテージなどでむくんでいない状態の維持が必要になります。
呑気症について


呑気症(どんきしょう)は空気嚥下症ともいいます。


最近、個人的に呑気症の方の脚のむくみの施術(主治医からの紹介状の元)をしていますが、お腹が膨れている時の感じは、便秘の時の膨満感とは違った膨れ方をします。

お腹が膨れている時の、むくみの改善は本当に難しいので、リンパドレナージュの症例の資料を探していると、精神的な要因があるので、顔面部や頭部のリンパドレナージュと脊椎(胸椎と腰椎3番位まで)に対してのピアノ手技が効果があるかもということでした。

フランスのリンパドレナージュ先生に聞いてみると、呑気症に対しての施術経験がないとのこと。

カナダの先生にも聞いたのですが、よく分からないとのこと(私の語学力に問題があるかも)。仕方がないので資料を基に施術をすることに。

今までの治療の経験(呑気症に対して)も踏まえて(悲しいことに10例程です)行ってみようかと思います。

どなたか、呑気症の脚のむくみに対する施術を行っている方がいましたら教えてください。


ちなみに、呑気症に対してお悩みの場合、初診に適した科は消化器科、心療内科、精神科がいいそうです。
口の中のリンパドレナージュ


口の中のリンパドレナージュは意外と気持ちのいいものです。

行うときは咽頭を意識して行うことが大切だそうです。

口腔内の処置の方法
 口腔内は左右に分けて行い右側を行うときは右側に立ち右手で行います。

 硬口蓋を行うときに空いている手で、患者の鼻をつまむと口の中に手を入れているという意識をそらすことができる。

 ラテックスの手袋を使い指先に水をつけながら行う。


・上唇の処置(上唇の上端を反対手で軽く押さえる)
・下唇の処置(下唇の下端を反対手で軽く押さえる)
・頬部を3ラインに分けて行う
・舌下を歯肉と一緒に処置を行う
・口蓋を横に3ラインに分けて行う(軟口蓋移行部まで)
・軟口蓋と硬口蓋の境を外側に向かって処置
・扁桃腺部を軽く行う。
バストや胸部のむくみについて


胸部にある乳腺のリンパは、脇窩動静脈の本幹・分枝沿いにあるリンパ節や中心脇窩リンパ節に全体量の3/4が流入します。

残りの1/4は、胸骨傍リンパ節などを介在して深部へと流入します。

古い書物であれば、鎖骨を越えて鎖骨上リンパ節への流れもあるようですが、こちらの流れについては現在もよく分かっていません。

乳がんなどで脇窩リンパ節をかくせいしてる場合、反対側の脇窩リンパ節へ流すことも大切ですが、深部への流れや、場合により鎖骨上リンパ節方向への流れも忘れてはならない流れになります。

また、健康な人でもバストがむくむことがあります。

このバストのむくみは「バストが大きくなるから」と喜ぶ方がいますが、長い目で見ると、バストの形を悪くしますし、垂れる原因にもなりますので、信頼のできる女性セラピストに頼んでバストのむくみを改善しましょう。

また、信頼できるセラピストが男性しかいない場合、模型などを使いセルフのドレナージュの方法を聞いてみるのもいいかと思います。
あご下のむくみ


あご下のむくみで私達が留意するものとして顎下三角というものがあります。

顎下三角は下顎の直下で左右にある三角形状のくぼみのことをいい、顎二腹筋という筋肉と下あごで作られています。

この三角で区切られた部位には、唾液を出す顎下腺や顎下リンパ節があり、顔面動静脈、舌下神経、舌神経などが通っています。

この部位には、太いリンパの管があるのですが、深部に位置しており、ピアノ手技などが効果的に作用すると考えられます。

また、深頚リンパ節などが数珠状に連なっていますが、その最上位のものはやはり顎二腹筋(後腹)の部分となっています。

顎下三角以外では、顎舌骨筋の下顎骨起始部が重要だと思います。それは、この部では口の中と顎下リンパ節を結ぶ主要な経路にもなっているからなのです。


 
卵巣・子宮のリンパ系


骨盤内臓器のリンパ系は、大動脈周辺のリンパ節へ流れ込みます。

このとき、リンパの流れは

上方向路:卵巣動脈
後方向路:正中仙骨動脈
     子宮広間膜→尿管を包む間膜:大動脈分岐下リンパ節
側方向路:子宮動脈
下方向路:内陰部動脈

に分類されます。

このうち、子宮や膣は側方向路が、卵巣では上方向路が主要なリンパ路になります。


私達セラピストが腹直筋の脇に沿って行う深部手技は、側方向路のリンパの活性化につながります。
胸管について


胸管とは、足やお腹のリンパを集めた腰リンパ本幹が合わさり、大動脈に沿って横隔膜を通過(大動脈裂孔部)した部分をいいます。

胸管は最終的には左の静脈角に流入します。

この胸管は、呼吸によって促進されますので、普通であれば胸郭部分の働きが十分に行われていれば(呼吸運動のこと)、胸管自体の働きが悪くなることは少ないと思われます。

この胸管が足やお腹のリンパを流す主な経路となっていますが、副経路として、奇静脈や半奇静脈に沿った経路もあります。

奇静脈に沿った経路は上腹部の、半奇静脈に沿った経路は骨盤部の副経路としての働きを持ちます。

ただ、主経路にしても副経路にしても呼吸運動が働きを促進する重要な要因となっていますので、むくみやすい方は呼吸運動を邪魔するようなきつい下着の着用などは避けたほうがいいかと思います。

また、胸郭の働きが悪い方は、働きを改善するために、1日に何度か深呼吸をするなどするといいと思います。
リンパ管不全と静脈不全の合併症


リンパ管不全も静脈不全もどちらもむくみを作ります。

講習会によっては、リンパ管不全と静脈不全、そしてその合併症をそれぞれ分けてのケアを教えている所もあります(日本では未だありませんが)。

日本では静脈不全に対する手技療法が殆ど伝わっていないので、効果は若干下がりますが、リンパドレナージュを用いてもいいかと思います。

また、圧迫療法はリンパ管不全に対しても静脈不全に対しても行われますので、バンテージや圧迫ガーメントの使用は是非行うようにしましょう。

ただ、リンパドレナージュを行うセラピストの施術の範囲は主にリンパ管に対してですので、静脈不全についてはよく判らないという方がいますので、この場合は静脈不全に対する専門医について行うことをお勧めします。
リンパドレナージュと化粧ののり


化粧ののりは

1.お顔のうぶ毛が多い
2.キメが荒く乾燥している

このような状態があると、のりは悪くなります。


リンパドレナージュは、「2」の状態の改善に効果的といわれています。

これは、肌のコラーゲンやエラスチンの産生を促し、リンパや血流の状態を改善により、乾燥した状態や皮脂の分泌を正常化する働きがあるからです。

最近、肌の調子がおかしいなと感じましたら、リンパドレナージュをしてからスキンケアをして寝ると、次の日のお化粧ののりが変わりますので一度チャレンジしてみてください。
アトピー性皮膚炎とリンパ浮腫


リンパ浮腫の患者さんにもアトピー性皮膚炎の方がいます。

もちろん、アトピー性皮膚炎があってもリンパドレナージュを行いますが、問題が一つ。


それは、バンテージや弾性ストッキングの着用。


アトピー性皮膚炎があると、圧迫することが皮膚への刺激となることがあるようなのです。

このようなときには、弾性ストッキングであればラテックスフリーの素材のもの、バンテージであれば低刺激性の包帯などを使うことになるかと思います。

これでも、皮膚への刺激となっている場合、圧迫力を若干弱めて行うことになると思います。

どちらにしろ、むくみの専門医とアトピーの専門医、そしてセラピスト相互の情報交換が最も重要になるものと思います。
不眠とリンパドレナージュ


不眠の原因の一つに自律神経のバランスが崩れている事を挙げることができます。

私達の体は、日中では交感神経が優位になっていて、睡眠時や食事中などは副交感神経が優位になっています。

副交感神経が優位な睡眠中でも、ノンレム睡眠中(深い眠りのとき)は、より副交感神経が優位で、レム睡眠中は交感神経が優位となっています。

このように、一日の中でも自律神経(交感神経と副交感神経をあわせたもの)はバランスをとりながら活動を行っています。

このことから、自律神経のバランスが崩れたときには不眠にもなりやすいのです。

リンパドレナージュは、この自律神経の調整作用があることから、自律神経のバランスが崩れたことによる不眠の改善に効果的といえます。特にお顔と背部・デコルテのリンパドレナージュは効果的だと思います。
経絡とリンパドレナージュ


東洋医学に出てくる経絡をマッサージする方法とリンパドレナージュが同じものといわれることがあります。


これは大きな間違いです。


経絡には「陰」と「陽」に分けることができますが、腕の場合なら陰の経絡は指先の方に向かって流れ、陽の経絡は体の方に向かって流れます。

これに対しリンパの流れは、指先の方から脇の方に向かって流れますから、経絡とリンパの流れは異なるものだということが分かります。

また、いわゆる経絡マッサージでの体に加わる力より、リンパドレナージュの方が緩やかで優しい力になりますので、このことから経絡マッサージとリンパドレナージュが異なることが分かります。

ただ、経絡を刺激することによりリンパの働きがよくなるかもしれませんが、この場合でも、経絡マッサージをリンパドレナージュということはりません。
不妊症とリンパドレナージュ?


ある美容的リンパドレナージュの本にリンパドレナージュで不妊症が改善するとかいてありました。


本当なのでしょうか?


概要を書くと、不妊症の元は冷え性が原因なので、冷え性を改善するためにはむくみの改善が一番。なので、リンパドレナージュは不妊症を改善すると・・・

確かに、不妊症の方に冷え性はよくないのですが、冷え性改善だけでは不妊症の改善は難しいものとなっています。

冷え性の改善の一助にリンパドレナージュはいいかと思いますが、不妊症の改善にリンパドレナージュだけではなく、行う場合は専門医との相談のもと行うようにしてください。
揺らし運動とむくみ


揺らし運動がむくみの改善にいいといわれています。

そのためドレナージュの手技の中には「揺らし手技」というべきものがいくつか存在します。

この揺らし手技は、リンパドレナージュの手技の構成の中での「促進」「再吸収」のどちらにも用いています。

この揺らし手技を自分で行うときには、いわゆる「ごきぶり体操」でも同じような効果を出すことができます。

ただ、このゴキブリ体操をするときに腰が辛い場合、次のような方法で行うことができます。

1.うつ伏せになります。
2.膝を曲げて1分間ほど膝下をぶらぶらします。
3.ぶらぶらは縦方向でも横方向でもかまいません。
4.ブラブラが終わりましたら膝を曲げた状態で5〜10分間維持します。

この体操をする前には、肩回しやお腹のマッサージをしてから行いましょう。

美容的なむくみの改善の場合でも、肩回しやお腹のマッサージをしてから行ったほうが効果的です。

むくみによっては(深部静脈血栓症など)健康に害がある場合があるので、病的なむくみがある方は主治医などに相談してから行うようにしましょう。
脚の重さ・だるさの改善


脚が重かったり、だるかったりして中々寝付けないという話をよく聞きます。

先日も脊損患者のケア(どうにか自立歩行可能)をしていたのですが、この方も下腿部が張り、脚がだるくてしょうがないといっていました。

この方は、マッサージや整体に定期的に通って下腿部の張りの改善をするように心がけているのですが、張りが取れないといっていたので、ドレナージュを行いました。

手順は

大腿部までは基本のドレナージュを。ただし、大腿部に関しては揺らし手技を多用しています。

下腿部に関しての手技構成は、ほぼ揺らし手技で行う。

今回は脊損患者の方でしたが、それ以外の方にも効果的ですので、脚が張って重さやだるさで悩んでいる方のケアをするときは一度試してみてください。
リンパ浮腫について


リンパ浮腫は一次性もありますが、乳がん、子宮がん、卵巣がんや前立腺がんなどの術後後遺症がほとんどだそうです。

乳がんでの場合は同側の腕、子宮がん、卵巣がんや前立腺がんでは主に片方の脚がむくみますが、反対側にもむくみが出ることがあります。

リンパ浮腫は痛みや色の変化などはほとんどなく、軽い違和感とともになんとなくむくんできます。

このリンパ浮腫は、上記に挙げたがん以外にもなることがあるようです。

例えば、腎臓や胃でのがん治療後にも、症例は少ないのですがリンパ浮腫になることがあるそうです。
妊娠線(皮膚線状)、肉割れとリンパドレナージュ


イギリスのリンパドレナージュを行うセラピストの団体では、リンパドレナージュの効能の中に妊娠線や肉割れについてこのよう伝えています(一部付け足していますが)。


急激に太ったり、妊娠時にできやすい妊娠線や肉割れは一度できてしまうと無くなることはありません。

この一度できてしまうと厄介な妊娠線や肉割れは予防が大切で、リンパドレナージュによる予防をすることにより妊娠線や肉割れができるのをかなりの割合で防ぐことができます。

また、一度できてしまった妊娠線や肉割れでも、リンパドレナージュを行うことで、薄く小さくすることができるとの事。

実際のところ、リンパドレナージュを続けていると目立たなくなったという話を聞くことができます。

ただ、この場合は、リンパドレナージュをするだけではなく、妊娠線や肉割れ部分に「ほぐし手技」や「スペシャルテクニック」を用いていることが殆どのようです。
磁気加振式温熱治療器とむくみ


磁気加振式温熱治療器は微振動と心地良い温熱をパッドを通して人に与える機械になります。

製品名でいうと「マグトロ○」や「ホットマグナ○」などになります。

この機械をむくみのひどい方に行うとむくみの改善にいいといわれていますので、その使用方法の紹介を。

まず、弾性包帯や弾性ストッキング・スリーヴをはめてもらいます。

ベッドに磁気加振式温熱治療器のパッドをむくみのあるところに当たるように敷いてその上に寝てもらいます。

その状態で15分。

パッドが熱いと感じることがあるので、タオルで巻いておくといいかと思います。

軽いむくみなら改善を感じることができるかと思いますが、行う前には前処置として、頚部や所属リンパ節の処置を行うと更にいいと思います。

リンパ浮腫の場合であれば、これだけでの改善は難しいと思いますので、リンパドレナージュやエクササイズなどの併用が効果的になるかと思います。
美容鍼灸とリンパドレナージュ
お顔のリフトアップに美容鍼灸というものがあります。

この美容鍼灸は首から頭にかけてたくさんの針を打つことにより、顔のたるみに効果的に働きかけることができるといわれています。

このときに、顔のリンパドレナージュを併用することにより顔の引き締め効果をプラスしますので、美容鍼灸をなさる方は一度試してみると良い結果が現れるかと思います。

美容鍼灸に興味があるけど、鍼が怖いという方には指針(指圧とは考え方が異なります)を代わりに行っても効果的です。
リンパドレナージュとデトックス


デトックスとは、英語で「解毒」という意味であり、体内の有害毒素を排出することで体内浄化を行い健康増進を行うという考え方です。

では、なぜリンパドレナージュがデトックスによいかというと、毒素とされる重金属などが脂肪組織に沈着しやすく、リンパは脂肪運搬に関与するという理由からなのです。

ただし、リンパの流れが促進されても脂肪燃焼が促進されるわけではないので、デトックス効果を上げるために適度の有酸素運動がいいかと思います。

有酸素運動で脂肪が燃焼するまでの時間は、以前は30分といわれていましたが、今では8分で燃焼するといわれていますから(ある一定の心拍数から脂肪が燃焼するという話もあります)、デトックス効果を上げるために運動してみましょう。
CDT(Complete Decongestive Therapy)とCTM(Connective Tissue Massage)


CDT(Complete Decongestive Therapy)とCTM(Connective Tissue Massage)は、むくみの改善に使われる療法になります。

CDTは、リンパドレナージュ、エクササイズ、スキンケア、バンテージを合わせたものをいい、CTMは硬くなった組織を和らげるのに用います。もちろん、リンパ浮腫の場合にも、刺激量を減らしてCTMを使う場合があります。

ところが、最近このCDTとCTMを脳性麻痺のリハビリに用いるという美容サロンがあります。また、脳性麻痺だけではなくダウン症の早期療育にも用いているそうです。

CDTにもCTMにもこのような使用方法はありませんのでどうして用いているのか知りたいものです。
スポーツ直後にリンパドレナージュ

スポーツ直後のマッサージは、基本的にはあまりしない方がよいとされています。

それは、スポーツ終了後から2時間は、筋肉の血流量は増大しているので、マッサージをして皮膚の血流量を増やすことは、筋肉の疲労をとる意味から、マッサージはしないほうがいいということなのです。

それでは、リンパドレナージュはどうでしょう?

リンパドレナージュもマッサージですから、皮膚の血流量を増やすかというと、一般のスポーツマッサージに比べると少ないのですが、皮膚の血流量は増えます。

ただ、リンパの働きには疲労物質の運搬がありますので、疲労回復という面から見ると、スポーツマッサージより良いかと思います。

ただし、長時間行うより20〜30分くらいの施術が効果的で、また、皮膚に対し直接行いますので、体を冷やさないように行うことも大切になります。
スポーツ直後にリンパドレナージュ

以前、スポーツ後のリンパドレナージュは効果的と書きましたが、今回は直後になります。

この違いは、スポーツ後とは、概ね、スポーツを終了して2時間以上経ったものをいい、直後とは、そのまま、スポーツ終了直後をさします。


スポーツ直後のマッサージは、基本的にはあまりしない方がよいとされています。

それは、スポーツ終了後から2時間は、筋肉の血流量は増大しているので、マッサージをして皮膚の血流量を増やすことは、筋肉の疲労をとる意味から、マッサージはしないほうがいいということなのです。

それでは、リンパドレナージュはどうでしょう?

リンパドレナージュもマッサージですから、皮膚の血流量を増やすかというと、一般のスポーツマッサージに比べると少ないのですが、皮膚の血流量は増えます。

それは、リンパは静脈に流れ込みますから、相対的に血流量が増えるので、皮膚への血流量も増えるということになります。もちろん、リンパドレナージュの経験が浅い方が行った場合は、更に増えることになるのはいうまでもありません。

ただ、リンパの働きには疲労物質の運搬がありますので、疲労回復という面から見ると、スポーツマッサージより良いかと思います。

ただし、長時間行うより20〜30分くらいの施術が効果的で、また、皮膚に対し直接行いますので、体を冷やさないように行うことも大切になります。
アトピー性皮膚炎とリンパドレナージュ・・2


アトピー性皮膚炎の原因は主に3つあるといわれています。その3つとは以下になります。

・アレルギー
・最近
・ストレス

アレルギーの場合は、食事だけではなく、花粉やダニを吸い込むことで起こしたり、皮膚に接触して起こしたりします。また、乳児の場合では、アレルゲンをお母さんが食事をしたことにより、母乳を通して、乳児が摂取したと同じ状態になりアレルギーを起こすこともあります。

細菌は、アレルゲンが無い、または摂取していないのにアトピーがよくならないという方は要チェックというものになります。

細菌の種類としては、黄色ブドウ球菌や緑膿菌などがあり、この細菌が患部に住みつくことにより、皮膚の組織を壊す分泌物を出すことで症状を悪化させたり、かゆみや痛みを起こします。

3つめはストレスで、睡眠不足や心労などになります。乳児のアトピーの原因としては少ないといわれていましたが、家庭環境の悪化(夫婦の問題など)などにより、乳児のアトピーも悪化するという話もありますので、乳児のアトピーの原因にもストレスはあるかと思います。

リンパドレナージュは、皮膚の栄養状態を高めることによりターンオーバーの正常化を促進するといわれていますので、細菌による皮膚への耐久性を増し、また、ストレスの改善にもよいといわれていますので、この2つに対するアトピー性皮膚炎の症状軽減に効果が期待できるかと思います。



バイブレーションテクニックとむくみ


以前、揺らし運動がむくみの改善にいいと書きましたが、その手技である、バイブレーションテクニックについての紹介です。

このテクニックは、大きく分けて2つに分類できます。

1つは、

120回/分以下

2つ目は、

250回/分以下

この回数をどのように使い分けるかというと、1つ目は、静脈系のむくみに対して、2つ目はリンパ系のむくみに対して使うそうです。

私的な意見を言うと、1つ目は、静脈系にもリンパ系にも効果的と考え、また、深部に対して刺激を与えたい時にも有効と思います。

2つ目は、浅い部分に対して効果的と考えますが、健康的な方のむくみに主に用いる方がよいと思います。

これは、病的なむくみの方のリンパ管に急速な刺激を与えると、リンパ管に痙攣が起きる可能性があるからです。

むくみの改善に、バイブレーションテクニックを効果的に使っていきたいですね。
正しいリンパドレナージュの理解


「リンパドレナージュ」のブームが起こり、いろいろなサロンでリンパドレナージュというという言葉を使い始めて久しいのですが、本当にリンパドレナージュをしているんでしょうか?

ここで、リンパドレナージュの特徴を列記します。

・ゆっくりと行う
・大きく行う
・皮下を行うので筋肉に対して圧はかけない
・テクニックは円運動が主体
・オイルは使わない

また、呼吸に合わせてテクニックを行うと、流れの促進に効果的ともいわれています。

この特徴とは異なるリンパドレナージュは、本来のリンパドレナージュとは違うといっても良いと思います。

では、リンパドレナージュとは異なるテクニックでは、むくみに効果がないのか? というと、ある程度のむくみは取れます。

ただ、効率が悪いのと、違うテクニックでは、かえってむくみが出ることがあるということなのです。

全てが、正しいテクニックでなくてはいけないとは思いませんが、それもリンパの特性を考えた範囲内であればのこと。

働いたサロンで、たまたまリンパドレナージュがあった。でも、そのリンパドレナージュは名前だけなのかもしれません。どうしてもむくみが取れないというセラピストがいましたら、この特徴を参考にしていただけるとうれしいです。

正しいリンパドレナージュとは?


「リンパドレナージュ」のブームが起こり、いろいろなサロンでリンパドレナージュというという言葉を使い始めて久しいのですが、本当にリンパドレナージュをしているんでしょうか?

ここで、リンパドレナージュの原則を列記します。

・ゆっくりと行う
・大きく行う
・皮下を行うので筋肉に対して圧はかけない
・テクニックは円運動が主体
・オイルは使わない

この他に、呼吸に合わせてテクニックを行うと、流れの促進に効果的ともいわれています。

この原則とは異なるリンパドレナージュは、本来のリンパドレナージュとは違うといっても良いと思います。

では、リンパドレナージュとは異なるテクニックでは、むくみに効果がないのか? というと、ある程度のむくみは取れます。

ただ、効率が悪いのと、違うテクニックでは、かえってむくみが出ることがあるということなのです。

全てが、正しいテクニックでなくてはいけないとは思いませんが、それもリンパの特性を考えた範囲内であればのこと。

働いたサロンで、たまたまリンパドレナージュがあった。でも、そのリンパドレナージュは名前だけで異なるテうニックなのかもしれません。どうしてもむくみが取れないというセラピストがいましたら、この原則を参考にしていただけるとうれしいです。

レビューについて


施術者は自身が行っているリンパドレナージュの適当性、妥当性、および有効性を確認するためにレビューを受けた方がよいと感じています。

その頻度は、最低でも二年に一度。


リンパドレナージュを行う方が増えてきていますが、その中でどれだけの方がレビューを受けているのでしょう?

技術は一度習ったら終わりではありません。

また、経験を積むと自分流に走り間違えた方向にいくかもしれません。


テクニックの定期的なチェックは、施術者にとってとても大切なものだと言えます。
むくみと水分


むくみが酷くなると水分の摂取を控えるという方が多いのですが、これは止めましょう。

むくんでいてもカラダに必要な水分の量は変わりませんが、むくみを作っている水分はカラダに必要な水分にはなりません。

そのため水分を別に摂らないといけないのです。


水分を摂らなければカラダは脱水症状を呈していきます。

軽い脱水症状でも、脚がつったり頭痛、全身倦怠感、めまいが起きたりします。もちろん、これより酷くなることも考えられます。

水分を摂るのを控えていて慢性的にこれらの症状に悩まされている場合は、軽度の脱水症状かもしれません。

むやみやたらと水分をとるのを控えるのはカラダに悪影響を与えることがありますから、むやみに水分摂取量を減らす前に分からないことは主治医に相談しましょう。


むくみが気になっても適度に水分を摂ることはお忘れなく。

終末期乳癌患者のリンパ浮腫に対して行うリンパドレナージュについて


終末期乳癌によるリンパ浮腫に対して緩和的作業療法を施行した1症例というものが2007.11に某大学雑誌に載っていました。


内容を要約すると、


リンパドレナージュ、スキンケア、圧迫療法を行うことで、浮腫の軽減をもたらすことができなくとも終末期乳癌患者のQOL向上に対して有効な方策となりえるとのこと。


これは、急速に浮腫が発生した場合に痛みが出ることがあります。リンパドレナージュは急速な浮腫みにより発生した痛み刺激の緩和にも効果的だということを示唆しています。


このリンパドレナージュはセルフのリンパドレナージュでも効果をあげることができますので、セルフリンパドレナージュも併用してみましょう。


(通常1症例だけでは、示唆しているかどうかも分からないのですが、同種の論文がいくつかありますので示唆しているとここでは言っています)
悪化の兆候…リンパ浮腫


リンパ浮腫は様々な要因により悪化することがあります。

例えば、体重の増加。

体重の増加に伴い毛細血管系も増えるのですが、毛細血管が増えるに従い毛細血管から滲み出る間質液も増えやすくなりむくむ事になります。

これ以外にも、火傷をしたり、けがをしたりと色々な原因がありますが、これらは気を付けようがあります。


ただし、気を付けていても些細なことでむくみを作る原因もあります。

それは、感染症やアレルギーによる炎症からくるむくみです。

兆候として発疹、かゆみ、疼痛、発熱があり、これらのものがあったら自分でどうにかしようとは思わずに、早急に主治医に相談してください。
今までに何人か脂肪性浮腫と診断なされた方にリンパドレナージュを施術してきました。

脂肪性浮腫は、病気なのか症状なの意見が分かれるところですが、女性にとっては大きな悩みといえます。

脂肪性浮腫の特徴として。

・両側性に現れ胴体に比べて脚ときに腕が異常に太い。
・皮膚の可動性が大きい。
・触ると痛い。人により運動すると痛みを訴える。
・女性にのみ起こる。
・日本人の場合は色白が多い。 など。


この方たちは、ダイエットをしても脚は痩せませんから、拒食症になっているかたもいて事態は深刻です。
当然ですが、エステに行っても改善はしませんから、上記のような状態の方は適切な施術ができる方に見てもらうことが必要になります。

脂肪性浮腫は慢性的なものです。

慢性的なものは酷くなっていきますから、諦めて放っておくまえに近くの専門家に相談しましょう。
施術者によるリンパドレナージュテクニックのチェック


長年リンパドレナージュをしていると、どうも自己流になりがちです。

そうなると、リンパドレナージュがリンパドレナージュにならなくなってくるかもしれません。

そのようなときにするのが自己チェック。

自己チェックとは自分のリンパドレナージュのテクニックの中で

・Zero
・Stretch
・Speed
・Pressure
・Contact
・Rhythm

がどのようになっているかを見定めること。

経験を積んだからこそ初心を忘れないようわたしもチェックしていきたいと思います。

どこからがトリートメントの成功か?


リンパ浮腫治療におけるトリートメントの成功は、どこからを成功といえるのか?

オーストラリアのDr.Neil Piller はこういいます。
少なくとも現状維持であれば、そのトリートメントは成功だったと。

これはリンパ浮腫が慢性症状であり、慢性的なものは症状が増悪していく可能性が高いことからきた言葉と推測ができます。


ただ、現状維持というものでさえ患者さんやそのご家族の協力が得られなければ難しくなります。

いろんなセラピストを見ていると自分本位な方をみますが、患者さんやそのご家族の協力があってトリートメントは成功する事を忘れないでいてほしいものです。
まだある蜂窩織炎の原因


蜂窩織炎はリンパ浮腫に合併するものとしてよく見るものです。


リンパ浮腫と診断された方は、必ずといっていいほど蜂窩織炎にならないための指導を受けますが、ここでは、一般的な注意事項は割愛させていただくとして、その他の、それでいてよくみる原因を羅列していきます。

・踵を軽石でこする
・切れ痔やイ{痔
・爪の切りすぎ、伸ばしすぎ
・高齢者なら褥創


蜂窩織炎になると、弱っているリンパ組織にさらなる負担を与え、繰り返すことにより浮腫みは硬くなっていきます。

リンパ浮腫患者にとって蜂窩織炎予防は浮腫みのコントロールに直結します。
良い状態を保つためにも蜂窩織炎には気を付けましょう。
ダウン症の早期療育にリンパドレナージュ



ダウン症のお子さんの中には注意欠陥・多動性障害を持つ方をよく見かけますが、リンパドレナージュを毎日二週間ほど行うことで多動傾向が減ると言われています。

もちろん、ダウン症のお子さんに限らず注意欠陥・多動性障害をお持ちのお子さんにも効果的と言われています。


ただ、このようなトリートメントを行うためには専門的な知識が必要で、日本では一部の施術者に限られてしまいます。

トリートメントをお受けになる際には、次の技術的要件を満たしているか確認を必ずしましょう。

・Vodder
Therapy 3 終了

・Foldi
aufbau kurs 終了

・Casley-Smith
Module 3 終了

・Leduc
Module 3 終了

・AFPDLMの場合
Drainage lymphatique manuel et pose de bandages
のいずれかを終了している。


これらを修得しているならば、リンパドレナージュに対する知識と技術があることがわかります。


また、ダウン症や注意欠陥・多動性障害をどれだけ理解しているかも重要です。なぜなら知識と技術は両輪となってセラピーを成功に導きますから。


162に加筆した内容になります。
むくみと未病


未病とはいったいどのような意味なのでしょうか?


この質問を何人かのセラピストにしてみると

病気と健康の間ですよね。と答えが返ってきました。

一見合っているように感じるこな答えは実は間違いで、未病とは健康から病気に向かっている状態をいうのです。


この考えはリンパ浮腫に対しても当てはまり、リンパ節を郭清した方や放射線治療をなさった方は、例えむくみがなくても、リンパ浮腫に対して未病の状態かもしれないのです。

むくみがないから私は大丈夫と思っていても、むくみを作らないような取り組みはなさるようにしてください。
セラピスト認定制度について

リンパドレナージュを行う方が本当のリンパドレナージュをしているのか患者さんは分からないものです。
実際にリンパドレナージュと銘打って出版されている美容系の本には酷いものがあります。

実は今年の九月に日本静脈学会と日本リンパ学会及び有識者の方が集まり、認定制度について話し合われました。
次回は脈管学会も参加すると思われます。

このような流れは妥当かと思いますが、どこまで認定していくかが大切になります。

ただ、リンパドレナージュにも種類があり、それぞれは似ていたとしても丸っきり別物といえますし、施術に対しての考え方も全て同じとは言えません。

認定制度には学科の他に実技試験も行った方がいいと思いますが、別物のテクニックをどのように評価するのか今後の展開が気になります。
セルフリンパドレナージュについて


セルフリンパドレナージュはどこまで有効なのか?

日本ではセルフリンパドレナージュは重要だからということで、治療に行けば必ず指導をされるものとなっています。

もちろんわたしも指導していますし、ある程度の有効性はありますが、このセルフリンパドレナージュ、海外ではどうなっているのでしょう?


実はどの国にいってもあまりセルフリンパドレナージュはされていません。

これは考え方の違いによるものと思われ、日本ではセルフリンパドレナージュによりある程度の改善を希望しており、欧米ではセラピストによる施術を長期に渡り受けられない時の繋ぎとして考えています。

個人的には正しく行われるセルフリンパドレナージュはやらないよりやった方が良いと思いますが、セルフケアには限界がありますし、プロの施術が必要なときも往々にしてあります。

むくみコントロールのために、セラピストの施術を上手に活用することをお勧めします。

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