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有機トランジスタコミュの開設にあたって

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最近、フレキシブル基板上にトランジスタを作製する研究が盛んに行われています。
無機材料でもアモルファスシリコンやIGZOなんかを使ってフレキシブルなトランジスタが作られていますが、さてさて、本当の意味でフレキシブルなデバイスとして使えるのは有機トランジスタ?無機系トランジスタ?どっちに軍配があがるでしょう?みなさんの自由な意見をお聞かせ下さいませませ。

コメント(5)

ロンロンカードさん書き込み有難うございます。
ペンタセンの結晶成長ですか!僕もペンタセンはよく扱う材料の一つです。これからも遊びに来てください。では、これからも宜しくお願いします(^^)
はじめまして。有機トランジスタの研究をしています。フレキシブルにこだわれば有機系です!その気になれば有機トランジスタはサランラップの上にでも作れますよね。普通の紙や新聞紙の上に有機デバイスを作ったという論文も出ていますし。無機トランジスタはサランラップや紙の上には作製できないでしょう。無機トランジスタがサランラップの上に作れるくらい低温プロセスでできるようになれば、有機トランジスタ研究には幕が下りると思います。どうでしょうか。
トポスさん、コメントありがとうございます。
確かに有機デバイスはサランラップや紙の上に作製できるのが魅力ですね。ただ問題は、そのような形状的にフレキシブルな物質にトランジスタを作製したときに耐久性や曲げたときにどこまでトランジスタ動作が確認できるかが問題のような気がします。まだまだこれから研究するアイテムは沢山あるのでこれからが楽しみですね。
はじめまして!
私は無機系化合物半導体薄膜の基礎物性と応用に関する研究を長年行っております。25年前から有機半導体に興味がありましたがその当時、量子論の知識が充分でなかっため、これまで無機系化合物半導体を研究してきました。最近は量子化学が発展してきており有機材料でも原理的(理論的)に半導体、超伝導、磁性を持たすことが可能です。先端技術であるSi半導体の電子デバイス理論はそのまま有機半導体、トランジスタに応用ができます。ここでフレキシブル電子デバイスに焦点をあてて私の感想を述べて見ます。

トポスさんのコメントとおりフレキシブル電子デバイスは有機系材料の方が理論的に有利と考えられます。有機系のトランジスタ、発光デバイス、だけでなく超伝導デバイスなどまで展開しその主流は必ず実現すると予測がつきます。ただし、これらの主流時代は何年後になるか分かりませんが!現在、製品化されております有機ELは15年後ぐらいに主流となるはずです。

私も層状性?ー?族化合物半導体薄膜創製と電子物性に関する研究で低温結晶成長のプロセスを目的として勧めてきております。ガラス基板上に層状構造の結晶成長温度は500℃でしたが最近、有機材料(カプラテープ)の上に温度が
100℃で結晶成長することが出来るようになりました。これ(層状化合物半導体(トランジスタ))が応用される時代が来る可能性があります。しかしどちらにせよフレキシブル電子デバイスは長期で考えると有機系材料が有利です。

理論的根拠を一言で言うと有機材料は無機と比べて分子量が大きく、分子構造の平均原子(分子)間距離が広いため物質の柔軟性を特徴付けられ、これまで難しかった電子物性論の取り扱いが出来るようなったからです。

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