BQ～ﾊﾞｯｷﾝｶﾞﾑ宮殿～コミュのBQ IN NAGOYA

先週の金曜日に名古屋にて行われたバッキンガム宮殿のライブの模様をお届けしましょう

まずは今回の名古屋ライブの会場となったのが栄町にある[タイトロープ]と言うライブハウス。

栄駅から歩いて5分程の場所の裏商店街みたいな路地にあるビルの三階にあり、雰囲気は渋谷GIG ANTICに近く、普段はパンクやコア系のバンドが良く使うハコらしい。

今回はバッキンガム宮殿を入れて計三組のバンドが出演していて、バッキンガム宮殿は2番目だった。

今回の対バンとなった2バンド共にインストバンドだったが、どちらもお世辞にも良いとは言えない大学生のサークルバンドレベル

最初のバンドはドラムとベースのみでグダグタなリズムを刻むドラムに合わせて

延々とこれ又グダグタなベースソロを弾くマスターベーション以外の何者でもないバンドで会場もドンよりとした空気が流れる

最後のバンドはパラパラでも踊りだしそうなピコピコ系の打ち込みに合わせてドラムが入り、それに7弦ギターでKORNの様なリフを弾くと言うよく意味が分からないバンド（苦笑）

こちらは学生仲間内で盛り上がっていたが、正直どちらのバンドも酷い

と言わざるを得ない演奏レベルだった…

そんな超アウェイの中、映画[ロッキー]のテーマ曲に乗って我らがバッキンガム宮殿の登場だ

来月発売の復活アルバムのナンバーを中心にプレイし、それまでのドンよりした会場の雰囲気を一気にRockでパンキッシュな空間に変えてしまう辺り流石としか言いようが無い。

バンドはバッキンガム宮殿名義以前に[千葉大輔with R&R DOGS]なる名前でライブ活動をしていただけに演奏は非常にタイトだ

会場には数人の追っかけらしき女性客もいて携帯で各々写真に収め、声を張り上げ盛り上がる様な事はしないながらも復活バッキンガム宮殿のライブをエンジョイしているようだった

ライブも中盤に差し掛かり、ボーカルの千葉さんが今回の復活の経緯等を説明し後半に突入

バンドは今回のアルバムの中でもサビのメロディーがキャッチーで印象的な(BRIAN JOHN)をプレイ。

この曲ではギターのリキさんがCOOLなスライドプレイを披露し観衆を魅了する。

ここからバンドは一気にラストの(夕暮れロッカー)まで怒涛の攻めに出る。

しかし、超アウェイの中でのライブだけに一部の熱狂的ファンを除いて観衆はイマイチ盛り上がりきれていない…

それに気付いたボーカルの千葉さんはバンドマイクに持ちかえステージから会場にダイブ

客席の前にいた若者二人と肩を組んでの大熱唱

イマイチ盛り上がっていなかった観衆もこれには流石に度肝を抜かれたようだった(笑)

そして迎えたエンディングでトラブル発生

ギターのリキさんの音が急に出なくなってしまい、最後のキメだけギターレスになってしまったのだ

それまで大きなトラブルにも見舞われずに来てただけに非常に残念でならなかった…

こうして幕を下ろした今回のBQ名古屋ライブ。

次の東京渋谷でのライブは今回の復活ツアーのファイナルと言う事に加え、ホームでのライブとなるだけに今回の名古屋よりもコアなBQファンが集まる事だろう。

それだけにより強烈なライブが展開される事は確実だ

あなたも伝説の復活をその体で体感すべし