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【絵師と】名無し書店【執筆の】コミュの【これぞ】古泉一樹の嫉妬【かをす】

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コメント(11)

【古泉(語り)】
さて今日も何時ものように学校が始まりました
最近は涼宮さんも、これといった目立った行動はとっていませんし、平和な日々が続いています
この侭いけば元の普通の高校生に戻れるんじゃないかなぁ、なんて事をふと思ったりしてしまいますが

んっふ
相変わらず組織から連絡がたえず、現実というものを痛感してしまいます…
でもまぁ実はそんな事くらいなら朝メシ前なんですけどね(ニコッ

本当に大変なのは、涼宮さんにいつも連れ回されている彼の方…
最近は大人しいと言っても相手はあの涼宮さんです
並の人間ならとっくに寝こんでしまっていても不思議じゃありません
まぁ僕は、彼のそういった一見普通のように見えるけど実は頑張り屋で、何故か人を引き付ける魅力をもっている所が好きなんですけどね

んっ?

好き?

いやいや勘違いしてもらってはいけませんよ
これはあくまでも友人として好きなのであって、恋愛などの対象になる訳じゃありませんから



【古泉】

どうも涼宮さん
こんな所でお会いするなんて奇遇ですねぇ


【ハルヒ】

あっ古泉君じゃない!!!!
ちょっとこの役立たずのキョンをどうにかしてよ


【キョン】

まてハルヒ
俺はお前が言ったとおりにしただけであってな
何も間違った事はしていない


【ハルヒ】

うるさいわね!!!!
雑用の分際で文句ばっかり…
あんたは私の言う事だけ聞いていればいいのよ!!!!!!


【古泉(語り)】
今日も涼宮さんは激しいですね
でも何なんでしょうこの感覚…この二人が仲良く?やっているのを見ると
何故か………嫉妬?
【ナレーション】
雑用を虐げられているキョンに対して罪悪感すらも持ちあわせてないのだろうか。
それでもキョンはどことな〜く楽しいそうに見える。なんだかんだ言ってハルヒのことが好きだということだ。
それにハルヒも内心はすごい楽しそうにしているのだろう。

と い う 事 は、キョンは二股かけようとしてるような現状・・・・あれ、三股?
兎に角そんな事を考えていた故泉はハルヒとキョンが仲良くしている事に嫉妬しているのだと気付いた。
そうしたら、なぜかフツフツとキョンへの殺意が芽生え始めていた。


【古泉(語り)】
機関の方針には背きますが……彼が僕の物にならないなら…殺すしかないようですね。んっふ
閉鎖空間の中に連れて行きますか…
そのためには涼宮さんを苛立たせないと


【古泉】

涼宮さん、突然で申し訳ありませんが…

SOS団から抜けさせていただきます


【ハルヒ】

ちょっと!!!!

どういう事よ古泉君!!!!
あんたSOS団の副団長でしょ!!!!!!


【古泉】

んっふ
それでは皆さんすみません


【ハルヒ】

あっ待ちなさい!!!!


【キョン】

待てよ古泉!!!!

(まったく何考えてんだあいつ、そんな事をしたらどうなるかぐらい分かるだろうに…)
【ナレーター】
そんななか、長門は「愛と憎しみの二律背反」を読んでいる


【長門】




【ナレーション】
SOS団を抜ける。ただそれを伝えるだけで何故か逃げ出すように・・・いや逃げ出した故泉の思惑をキョンは知る由もなかった。
SOS団本部では、故泉を探したが結局見つからず理由は聞けないまま時間がたっていた。
それに比例するようにハルヒがイライラを募らせていく。
部室に戻ってからは、何故故泉がいきなり抜けたのかを考えていた。
なかなか納得のいく答えがでず、ハルヒはキョン・朝比奈に八つ当たりをはじめた。


【ハルヒ】

なんなのよっ!!


【キョン】

聞きたいのはこっちだ
追い掛けるぞ、長門?朝比奈さん!


【みくる】

は、はい!


【長門】

……コクリ


【古泉(語り)】
んっふ、おや、閉鎖空間が発生しそうですね、、、んっふ
後は彼をどうやって捕らえるかですね…
【キョン(語り)】
あいついつも爽やかな面しやがってSOS団を抜けるだと…
あいつホントは馬鹿なんじゃないか?

んっあれは…



【キョン】

いたぞ古泉だ!!!!


【みくる】

古泉君まってくださぁい!!!!


【古泉】

おやおや流石ですね
貴方には見つかってしまいましたかぁ


【キョン】

一体何を考えているんだ
お前のせいでまた閉鎖空間が発生しようとしているんだぞ!!!!


【みくる】

お願いします
涼宮さんの所に戻ってくださぁい。


【長門】

この侭では危険…


【古泉】

まぁそんな事言われましてもねぇ…
そうだ、貴方だけになら教えてもいいですよ
できれば二人きりでお話ししたいです…


【キョン】

しかたない…

朝比奈さん長門、悪いが先にハルヒの所に戻ってあいつの機嫌をとってやってくれ


【みくる】

わっわかりましたぁ〜。


【長門】

了解した…


【古泉】

んっふ
それでは着いてきてください
(ノ)゚ω゚(ヾ) くっしょん (ノ)゚ω゚(ヾ)
【ナレーション】
この時、長門がいつもと違うことに気付いていた。
抜け出したいといってくるぐらいだからあたりまえだろうが、もっと別の違和感を感じた。
向こうを振り向く寸前。たしかに笑っていた。
それはキョンも気付いていたが深くは考えていなかった。
それでも、嫌な予感だけが伝わってくる。


【古泉】

やっと二人きりになれましたねぇ


【キョン】

でっどうしていきなりSOS団を抜けようなどという、馬鹿な考えにいたったんだ


【古泉】

それはですねぇ〜
僕は思ったのですよ
あなたと涼宮さんがいつも一緒にいるのを見て


【キョン】

何をだ?


【古泉】

僕はどうやらあなたの事が好きなようです


【キョン(語り)】
何を言い出すかと思えば
とんでもない事を言い出しやがった
前々から顔が近いとはおもっていたが
まさかこいつがガチホモだとは思っていなかった


【キョン】

このさいこの話しはどうでもいい
(忘れよう)
俺が聞いているのは何故SOS団を抜けたかだ!!!!


【古泉】

んっふ
分かっていませんねぇ、僕の目的は閉鎖空間で貴方と二人きりになって、貴方を襲う事です

ほら噂をすれば…
【キョン(語り)】
古泉の野郎が手を引く。
あの不思議な何かを通り抜ける感覚ののち、灰色の空間に俺はいた。
閉鎖空間か…もう二度とくるつもりはなかったんだがな。


遠くで神人とやらが暴れているのが見える、と古泉が炎を纏い宙に浮かび上がった


【古泉】

んっふ、覚悟は出来ましたか?


【キョン(語り)】
ん?なんの覚悟だというのだこいつは
待て、なんだその目は。


【ナレーション】
状況を飲み込むのに手間取ってしまった。
その間にも故泉が攻撃を仕掛けてくる。最初はわざとかとおもったが違うらしい。
明らかに殺意を持った目、それに掌に作ってる火球。
こっちは丸腰、相手は異能持ち。分が悪すぎる。しかもキョンは超常現象に少し耐性があるだけの単なる一般人にしか過ぎない。
どうにか閉鎖空間から出れないか模索していると、徐々に徐々にと追い詰められていった。
その時、ふと神人に目がいった。


【キョン(語り)】
あの神人の近くにいけば嫌でも古泉は戦わなければいけないだろう…
そこで時間を潰せばあわよくば長門が助けに来てくれるかもしれない、よし走るか。


【キョン】

俺を捕まえてみろよ〜アハハ〜

(死にたい)


【古泉】

んっふ♪
乗り気ですねぇ〜
まってぇ〜


【キョン(語り)】
古泉のおぞましい声が聞こえる、これで奴も気をぬいてくれればいいが…
【古泉(語り)】
いきなり彼がノリ気になるなんて考えられない…
きっと僕を何かに誘っているんでしょう
んっふ
貴方の事ならすべてお・み・と・お・し♪


【キョン(語り)】
そろそろ古泉も俺の作戦に気付いたんじゃないか?
だが神人まであと少し


【古泉(語り)】
なるほど貴方の狙いは神人ですか…
時間稼ぎをするという事ですね…
これは少々めんどうですねぇ


【ナレーション】
いっそのこと神人に潰されて死ぬ方が楽なんじゃないかなと思えてきたキョンだったが、こんな所で死ぬのは死んでも死にきれないので、取り敢えず脱兎、脱兎、脱兎。
やっと神人の所に来たのはいいけど、自分が潰されそうになっている。
うん。てゆーか元から自殺行為。
・・・なんやかんやで・・・・(ボコッ イテッ スイマセン)じゃなくて、神人とどうやって当たらせるか模索し始めた。


【キョン(語り)】
ついに壁際に追い込まれてしまった…くそ!何か策はないのか?


【古泉】

んっふ、これまでのようですね…さぁ、死んで下さい。


【キョン(語り)】
と、その時小さな影が目の前に飛び出した。
長門か…助かった…


【長門】
閉鎖空間への強制侵入に手間取った。
古泉一樹を敵と認識。恐らくは感情が暴走している。

排除の許可を



【キョン(語り)】
考えている時間はない

俺は…仲間を…
【長門】
・・・・


【キョン】
長門・・・・古泉をっ


【朝比奈】
まっ、待ってくださーいっ(>_<)


【キョン】

どうしたんですか朝比奈さん!!!!


【朝比奈】

古泉君は大切な仲間です
そんな事…ダメですよ…


【キョン】

でも今のあいつを見てください完全におかしい。
こっちが何もしなければ皆あいつにやられますよ。


【キョン(語り)】
そう言うと俺は気が狂った古泉の方を指さした。


【古泉】

あへあへ
なぁにみんな
早く遊ぼうよ。


【キョン】

あれを見てまだ古泉をかばえますか?


【朝比奈】

はわっ
ちょっと無理ですぅ。


【キョン(語り)】
そりゃあそうでしょ朝比奈さん、あいつは生きていてはいけないレベルまで急送成長してしまったんですから。
そう思った次の瞬間長門が跳び上がった。
決着の時だ。


【長門】

情報結合を解除する。


【朝比奈】

みっみくるビーム。


【キョン】

(おっ俺も何か)
唸る豪肩!!!!
スーパー石投げ!!!!!!


【古泉】

そ… そんなに
来るなら一人ずつ来てぇ
らめぇぇぇぇええええええ////////
(ノ)゚ω゚(ヾ) くっしょん (ノ)゚ω゚(ヾ)



















【キョン(語り)】

こうして俺達の戦いは幕を閉じた。


この後の事?
ハルヒも消えた古泉を追う事はせず、閉鎖空間もすぐに消滅し、また何時もどおりの日々が始まった。








と…思っていたのだが…

【ハルヒ】
新しい団員を紹介するわよ!!!!さぁ入って!!!!


【???】

古泉一子です♪
よろしく♪



【キョン(語り)】
また悪夢が始まりそうだ…







【完】

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