これより前は ツイッター俳句集 31 【7501〜7750】
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［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p8 (コメント351〜400） 2017.1.9
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7751●道化師の涙光りて寒の月 想予
7752●朝陽抱く冬の海へと出漁す 想予
7753●凛と咲きこぼるるまでを寒牡丹 想予
7754●外出を思案投首寒の雨 ふうこ
7755●駅の屋根鳩寄り添いて冬ぬくし 想予
7756●今日の光から明日の光へと受継がれる
そうやって毎日が回ってゆく
脈々と・・・ 想予
7757●新春や生きづらき世の中にありて幸せは自分で感じるもの やじろ
7758●どんど焼き祖母の遺品も手を合わせ 想予
7759●細氷のひと粒光り ひき潮忌 想予
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p9 (コメント401〜450） 2017.1.15.
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7760●しずりて水面に刻むが如く 翠硯
7761●炎にゆれる面影どんど焼き 翠硯
7762●日を刻み時を刻みて流るる水の大河となりてそそぐ海原 ふうこ
7763●音も無く薄氷緩む ひき潮忌 雨流瑠
7764●婆の背に円い陽の差す海苔干場 やじろ
7765●日向ぼこ褒めらるること少なき齢となりにけり嬉しきことは心の薬 ふうこ
7766●ゆっくりといつもの日常動き出す寒くても元気です 小夜風
7767●呟きはいつでもここに溢れてる青い鳥みたいに温もり感じる ひき潮忌 小夜風
7768●はらはらと秘めた想いは降り積もり
全てを染めあげ 気づかれぬまま埋もれてゆくの
春まだ遠い白椿 氷の中で永遠に 楓花
7769●暖かき言の葉溢る ひき潮忌 雨流瑠
7770●冬空に鳥影探す ひき潮忌 雨流瑠
7771●蝋梅の香りにもにて ひき潮忌語りし友人懐かしんでやさし 花風
7772●初夢や身過ぎ満ち足り夢追わず やじろ
7773●物憂げに鳥が小枝に日向ぼこ ふうこ
7774●暖かく厳しくせつなく響く句の日々の指針に ひき潮忌 ふうこ
7775●初雪や彼はひとったらしでこまります やじろ
7776●撮影の眼差しマフラーに埋む頤 ふうこ
7777●くしき縁日溜りの縁 ひき潮忌 花風
7778●枯木星ゆらゆら揺れてこの宇宙あなたも私も確かにいる不思議 小夜風
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p10 (コメント451〜500） 2017.1.22
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7779●春待ちの子の足跡の消えぬ道 想予
7780●雪解けてひらきはじめん色の花 想予
7781● ひき潮忌ノンストップのフォトコラボ 雨流瑠
7782●ぽつぽつとつぶやくように残る足跡雪の路 翠硯
7783●閃きの如くに始まる芽吹く花 翠硯
7784●冬空に鳥影探す ひき潮忌 雨流瑠
7785●冬空に鳥の声追う影を追う 雨流瑠
7786●ここまでおいで私と冬鳥鬼ごっこ 雨流瑠
7787●あなたがいて私がいて皆んなここにいてさあ一緒に旅立とう 翠硯
7788●冬の陽を集め揺らめく水面かな 雨流瑠
7789●今こそ新しき時の流れに寄り添いて旅立っていこう 翠硯
7790●マフラーも巻かれて生きる楽しさを知る 翠硯
7791●雪道で笑いながら歩いた二人残した足跡も笑ってた 翠硯
7792●出来たのかおりて来たのかわからないされど自分の の言の葉 しほ
7793●頑なな冬芽に降るる陽の光 想予
7794●時折りに空の彼方に射す寒陽よそなたの元に連れてっておくれ 翠硯
7795●雪を分け光解け合うかの新芽 翠硯
7796●光満ち雫となりて雪の華 想予
7797●寒風も避ける日溜りあってよし 花風
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p11 (コメント501〜550） 2017.1.24
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7798●雪雲流れいと風強き山の村々 夢 春輝
7799●冬枯れの道歩くとき「流れに乗ってごらん」どこかで背中を押してくれる呟き 小夜風
7800●西風雲を流し朝陽と為す 夢 春輝
7801●雪解けの触れ合う先に海の声 翠硯
7802●見上げればおでこに触れる雪化粧 翠硯
7803●寒風もくつろぐ時をつかむため今を必死に演じてる 翠硯
7804●うっすらと広がる雪の路さわさわ聞こえる妖精の声 翠硯
7805●見上げるふゆそらはかわらず変わるはやるせなき身よ 夢 春輝
7806●おはようチュー庭の日溜りでご挨拶土鳥のつがい仲良くねみかんだょ 花風
7807●気膨れて断捨離できぬ気の若さ やじろ
7808●霜焼の腫れた手見せる古女房 やじろ
7809●一葉の栞浮かべし冬の川 雨流瑠
7810●雪の降る音を想う時いつも思い出す人がいる幸せ 雨流瑠
7811●雪は「シンシン」も「ホロホロ」もどちらも心に優しく降り積もる 小夜風
7812●好きか嫌いか答えは必要春隣 ふうこ
7813●ふらりふわりと旅心陽だまりにひと塊りに野水仙 ふうこ
7814●土手の日溜り春の先駆け一寸頭を出し外の気配うかがっているの蕗の薹 花風
7815●山を越え谷を渡り柔らかな白い雲ほのかに香るその地に舞い降りる 翠硯
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p12 (コメント551〜600） 2017.1.30
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7816●雪音聴く夜はホロホロ降り積もる 雨流瑠
7817●ひび割れの指肌動かすけなげにも 翠硯
7818●ゆらゆらと降り積む庭に跳ねる声 翠硯
7819●水仙の花便りを聞くと旅心がフツフツと ふうこ
7820●好きか嫌いかで決めてみたいな入試でね 翠硯
7821●ほの赤き灰の火種の穏やかさ やじろ
7822●くよくよとくよくよと
引きずる思い如何許り
パンジーの濃紫見て立て直す心 ふうこ
7823●父と母幼い私と囲む火鉢思い出はセピア色なり ふうこ
7824●水仙の香り甘やか寒さ緩むと心も解けて ふうこ
7825●肩幅を測り直して毛糸編む やじろ
7826●イヤホンに耳を預けて毛糸編むあなた好みのミックスグレー ふうこ
7827●胸元のコロンの香りの優しさよモヘアのストールすみれ色 ふうこ
7828●氷の楔解かし微笑む春の人 想予
7829●濡れた瞳の見つめる春空 想予
7830●やっとうと氷柱（つらら）相手の剣術士 やじろ
7831●名人の手炙りつづく末廣亭 やじろ
7832●立春や鳥が餌を得る空の鉢 やじろ
7833●寒空の隙間も気まぐれに落ちる宙 翠硯
7834●朝陽に映えるコーヒーの湯気より共鳴す小鳥の声 翠硯
7835●囲む鍋忙しく動く柔らかき手の先に絆あり 翠硯
7836●かじかむ指に息吹きかける縁窓の子 翠硯
7837●立春のハムエッグ焼く朝ぼらけ やじろ
7838●金柑の古木に未だ実るらし簡潔メールの弟よ ふうこ
7839●青空に梅の蕾のツンツンと ふうこ
7840●寒天の隙間埋める如燃ゆる星 想予
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p13 (コメント601〜650） 2017.2.5
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7841●乾いた空の隙間から時折り見せるひとつぶの泪よ記憶の数だけ甦る 翠硯
7842●春一番にあやかりて自在に暴れる句を詠まん 翠硯
7843●仰ぎ見る蒼さになじむ梅つぼみ 翠硯
7844●冷えきった夜をあやつる自由星 翠硯
7845●梅つぼみ咲くを促す今朝の雨 ふうこ
7846●寒天の隙間埋める如星歌う 想予
7847●イメージ通りに描けるのは遥か彼方の霞の奥になるのかも 翠硯
7848●水差し絵の具筆洗とアトリエなんて持たぬ主婦食卓の隅に水仙 ふうこ
7849●探梅や音痴のひとになぜちゃんと歌わぬと責めるのか やじろ
7850●公園の砂場に遊ぶ子着ぶくれて歌っているのはオモチャのマーチ ふうこ
7851●余寒の朝五時精勤の民が身をかためて出勤す やじろ
7852●春浅し母待つ街へテイクオフ 宇流瑠
7853●針供養この目この手で稼ぎをり やじろ
7854●踏まれてもふまれても時を動かす雪の路 翠硯
7855●筆をとり指先かるく春に舞う 翠硯
7856●お地蔵さん雪帽子かぶってどこ行くの？
え？何処にも行かないさ〜
君の行く先を見てるだけさ 翠硯
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p14 (コメント651〜700） 2017.2.17
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7857●ちょっとこっち向いて毛糸の帽子冠せてあげるからねお地蔵さん 翠硯
7858●足跡も泪も一緒に消える雪 翠硯
7859●水盤の椿ポトリと落ちて深夜の部屋にポトリと ふうこ
7860●ダンボールスキーに負けず立ち上がる蓬（よもぎ） やじろ
7861●紅白の梅揃ひをり長寿園 やじろ
7862●山焼きて三コの涙雨となり 想予
7863●ひとり見送る星の尻尾 想予
7864●ふらり来て猫が居眠る桜草の花壇石のぬくみの手頃なるかな ふうこ
7865●日和よしひいな飾れば友引という ふうこ
7866●沈丁香る公園の賑やかなりしひとしきり園児のバスの停留所 ふうこ
7867●すくすく育つ大根の切れ端キッチンの窓辺に ふうこ
7868●沈丁の香り豊かに雨兆す ふうこ
7869●ゆるやかに髪をほどくや春の風 宇流瑠
7870●魂の片割呼ぶ如き鳴く流氷 想予
7871●旅始埠頭に心浮かれおり 想予
7872●菜花咲き霞む涙の記憶かな 想予
7873●ピリッピリ喉もふるえる春だいこん 翠硯
7874●髪をとく鏡の向こうに花の園 翠硯
7875●遊泳の地へと押し出す母の手に白く輝く光あり 翠硯
7876●抗えぬままに生きるか梅の朝 宇流瑠
7877●沈丁花香りよりそい活かす君 翠硯
7878●麗日や存分に吸う海の風 ふうこ
7879●サイクリスト春風のしまなみ海道を疾走 ふうこ
7880●緋寒桜集合時間の限りまで ふうこ
7881●うらら日やシャッターしきりオブジェの列車 ふうこ
7882●うららかな海の彼方に胸あずけ 翠硯
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p15 (コメント701〜750） 2017.3.9
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7883●雪の果孰れ坑道抜けにけり 想予
7884●三月や少なくなりし砂利の道 ふうこ
7885●蓄えし脂肪燃えよと土筆の野辺に ふうこ
7886●山を超え谷を越え野原を越え萌ゆる土筆の芽 翠硯
7887●山鳥のさえずり誘う風の音 翠硯
7888●夕凪の彼方にひそむ夢舞台 翠硯
7889●雁字搦めな心解きて別れ霜 想予
7890●姉弟の土筆で満てる掌未だ草原に目を泳がせり ふうこ
7891●草原の花に寄りそい声を聞く 翠硯
7892●そのせなかにかたるはるかな春 翠硯
7893●古の六花に包まる比婆の里 翠硯
7894●それぞれの歩幅でいいのよ行く春野 ふうこ
7895●蓮華野を写してLINE返信す ふうこ
7896●畑中にブーケの如く蓮華草 ふうこ
7897●清い風あなたを見守る蓮華草 翠硯
7898●タンポポの微笑がえしそよ吹く風の清しさよ ふうこ
7899●清風の淡き香りに弾む靴在りし日の約束果たす桜花 翠硯
7900●もう少しもう少しなのに咲かせてほしい 翠硯
7901●知らぬ間に少しづつすこしづつ音を奏でる淡き花 翠硯
7902●少しづつ音を聞きとるほの桜 翠硯
7903●清らかなほのかに香る山桜 翠硯
7904●眩しくて流れるほどの寒の雨 翠硯
7905●さむいさむいさむいさむいさむいと言えば少しは温いかな 翠硯
7906●もう四月になるというのにエアコン恋しい恋しいぞ〜 翠硯
7907●ヤッホーヤッホーヤッホー澄んだ空澄んだ風我が身吹き抜け木霊する 翠硯
7908●白い雲早くおいで手を取りはしゃぐ子供の日 翠硯
7909●肌寒さ負けぬものかと言いつつも指先動くエアコンに 翠硯
7910●草原の花に寄りそい声を聞く 翠硯
7911●春霞解けて一日始まりぬ 想予
7912●透明な日々に羽化せし春の蝶 想予
7913●手の内に霞吸い込み空青し 翠硯
7914●柔らかな音譜にゆらぐ春の蝶 翠硯
7915●月出でて神話生れし花御堂 想予
7916●送る人送らるる人手を振りあいて雪柳咲く角曲がり行く ふうこ
7917●うつむいて可憐に咲いて根をはるスミレの逞しさ ふうこ
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p16 (コメント751〜800） 2017.3.31
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7918●曲がり角その先にある笑顔見え未来輝く旅立ちの春 小夜風
7919●雨音が春の眠りを連れてくるどこか遠くで友の声聞く 小夜風
7920●歩み寄る桜並木や友の声 想予
7921●朝日浴び指先はずむ夢の花 翠硯
7922●制服の馴染まぬままに写し会う女子の笑顔の決めポーズ ふうこ
7923●アカシアの花さ揺らぎて童女の背中 のウサギのリュック弾みぬ ふうこ
7924●アカシヤの香りに包まれ弾む足 翠硯
7925●雨靴もキラリと光る一年生 翠硯
7926●異国語も聞こえて植物園の春爛漫 ふうこ
7927●黄昏て人のまばらに花堤 ふうこ
7928●黄昏と流れる音に耳を立て朝日恋しと眠りつく花 翠硯
7929●朝の日に匂いたつかに花の輝く ふうこ
7930●ひっそりと木陰にゆれる淡き花 翠硯
7931●鶯の次の声待つ耳そばだてて ふうこ
7932●ミサイルの代わり放つや風船よ 想予
7933●人通り少なき日なり花の雨 ふうこ
7934●ランドセル母に預けて 新入児我が家めがけて一目散に ふうこ
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p17 (コメント801〜850） 2017.4.16
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7935●春あらし暴風解除の町内放送午前3時の闇に聞く ふうこ
7936●ボランティアガイドの声を頼りに後を追うつつじの丘の迷路の如し ふうこ
7937●花疲れ良き母良き嫁良き娘 雨流瑠
7938●桜よりバトン受け取る浮き世の花よ大地をめぐり空駆け渡り紫苑の時を過すのか 翠硯
7939●桜散りバトンをつなぐ明日の花 翠硯
7940●久々に生家の庭の花大根母の言葉の聞こえてきそう ふうこ
7941●葉桜の光こぼれて掌に楽しい心ノートに書いてみる 小夜風
7942●疲れても寄り添うような言の葉がコミュで咲いてる遅桜みたいに 小夜風
7943●一編の詩の中生きぬ春の蠅 想予
7944●花曇りなりて夕日眠りおり 想予
7945●明朝の遊楽めざし眠る陽よ広場に集う子供等と共に分け合う指切りげんまん 翠硯
7946●咲いて散り散っては咲いてまた散っていついつまでも愛に生く 翠硯
7947●四月尽いつのまにやら時過ぎて小さな幸せ心の傷も治してくれる 小夜風
7948●麗らかな借景のように遠く見るすてきな言葉紡ぐ人たち 小夜風
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p18 (コメント851〜900） 2017.4.27
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7949●いつか行く道を照らすは桜かな 宇流瑠
7950●花縁手繰り寄せたり放してみたり 宇流瑠
7951●咲いて良し散りてなお良し桜かな 宇流瑠
7952●花堤笑顔の人とすれ違う 宇流瑠
7953●久々に会うはらからの阿吽の呼吸四月尽 ふうこ
7954●聖五月人の心の闇を知る 宇流瑠
7955●藤棚や病む人もまた顔を上げ 宇流瑠
7956●夏の日や白きパラソル行き過ぎる 宇流瑠
7957●藤浪を映しゆらめく水面かな 宇流瑠
7958●夏日影白いパラソル散歩道 宇流瑠
7959●車椅子伸びる指先藤の花 翠硯
7960●にぎやかな心なごます藤の花 翠硯
7961●髪の毛やキラッと光る藤の花 翠硯
7962●夏風邪も見方変えると楽しいぞ 翠硯
7963●例えれば花菖蒲かも君の面影 ふうこ
7964●ほつほつと晩年の夢語る君実現はとにもかくにも ふうこ
7965●寡黙な人と寡黙な刻を蕃茉莉 ふうこ
7966●ほのぼのと高く高く染めるそれは花菖蒲 翠硯
7967●姫女苑ゆれて顔出す愛犬の背中に花粉 ふうこ
7968●病癒え虹鱒の川いざ行かん 宇流瑠
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p19 (コメント901〜938） 2017.5.13
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7969●母の日や返せぬ恩が積りおり 想予
7970●母の日やベタでも嬉し赤き花 宇流瑠
7971●紅き花やはり嬉しきmother'sday 宇流瑠
7972●母の日を祝うがごとく薔薇香る 宇流瑠
7973●白き薔薇朝陽の中で目を覚ます 宇流瑠
7974●白き薔薇いつの間にやら身に沿いて 宇流瑠
7975●白き薔薇光を集め咲き初める 宇流瑠
7976●葉桜や風も光も欲しいまま 宇流瑠
7977●城下町空へ咲き満つ八重桜 宇流瑠
7978●雫揺れキラキラ夏は走り出す 宇流瑠
7979●シャガの花秘密を一つ打ち明けてみる 宇流瑠
7980●母の日やああ母の日や母の日や 宇流瑠
7981●夏の色ゆるり溶け込む水面かな 宇流瑠
7982●眼差しの先で揺らめく滴かな 卯流瑠
7983●映り込む木々煌めきて夏となる 宇流瑠
7984●薔薇蕾光を纏い踊り出す 宇流瑠
7985●八重も良しでも一重が好きと薔薇の園 ふうこ
7986●微かなる香りも纏う薔薇のアーチをくぐるとき ふうこ
7987●カメラ構えてしばし待ついたずら風よ薔薇の前 ふうこ
7988●静けさや雪笹の花お茶の味 ヨセフ
7989●頭上には栴檀の花水郷巡り船頭さんの歌う白秋の歌 ふうこ
7990●単行本五冊を買って新緑の街路 ふうこ
7991●読み倦みの目線夏蝶遊ぶ狭庭の木漏れ日 ふうこ
7992●菖蒲の季節がやってきた 翠硯
7993●紅の域を越えれば黒近むベルベットのごとき真紅の薔薇よ ふうこ
7994●あの一列の行間如く新緑路 翠硯
7995●緑陰やブックカバーに小花の刺繍 ふうこ
7996●点つ泡の新緑色や茶の稽古 想予
7997●色褪せん薔薇の庭へも朝の蝶 想予
7998●裏庭を我が物顔に額の花 ふうこ
7999●ほろ苦き思いでもあり額の花 ふうこ
8000●紫陽花の出番に備え舞台裏 翠硯
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続きは ツイッター俳句集 33 【8001〜8250】
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目次
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※投句は目次に記載されている最新トピックへお願いします。
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［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p8 (コメント351〜400） 2017.1.9
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7751●道化師の涙光りて寒の月 想予
7752●朝陽抱く冬の海へと出漁す 想予
7753●凛と咲きこぼるるまでを寒牡丹 想予
7754●外出を思案投首寒の雨 ふうこ
7755●駅の屋根鳩寄り添いて冬ぬくし 想予
7756●今日の光から明日の光へと受継がれる
そうやって毎日が回ってゆく
脈々と・・・ 想予
7757●新春や生きづらき世の中にありて幸せは自分で感じるもの やじろ
7758●どんど焼き祖母の遺品も手を合わせ 想予
7759●細氷のひと粒光り ひき潮忌 想予
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p9 (コメント401〜450） 2017.1.15.
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7760●しずりて水面に刻むが如く 翠硯
7761●炎にゆれる面影どんど焼き 翠硯
7762●日を刻み時を刻みて流るる水の大河となりてそそぐ海原 ふうこ
7763●音も無く薄氷緩む ひき潮忌 雨流瑠
7764●婆の背に円い陽の差す海苔干場 やじろ
7765●日向ぼこ褒めらるること少なき齢となりにけり嬉しきことは心の薬 ふうこ
7766●ゆっくりといつもの日常動き出す寒くても元気です 小夜風
7767●呟きはいつでもここに溢れてる青い鳥みたいに温もり感じる ひき潮忌 小夜風
7768●はらはらと秘めた想いは降り積もり
全てを染めあげ 気づかれぬまま埋もれてゆくの
春まだ遠い白椿 氷の中で永遠に 楓花
7769●暖かき言の葉溢る ひき潮忌 雨流瑠
7770●冬空に鳥影探す ひき潮忌 雨流瑠
7771●蝋梅の香りにもにて ひき潮忌語りし友人懐かしんでやさし 花風
7772●初夢や身過ぎ満ち足り夢追わず やじろ
7773●物憂げに鳥が小枝に日向ぼこ ふうこ
7774●暖かく厳しくせつなく響く句の日々の指針に ひき潮忌 ふうこ
7775●初雪や彼はひとったらしでこまります やじろ
7776●撮影の眼差しマフラーに埋む頤 ふうこ
7777●くしき縁日溜りの縁 ひき潮忌 花風
7778●枯木星ゆらゆら揺れてこの宇宙あなたも私も確かにいる不思議 小夜風
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p10 (コメント451〜500） 2017.1.22
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7779●春待ちの子の足跡の消えぬ道 想予
7780●雪解けてひらきはじめん色の花 想予
7781● ひき潮忌ノンストップのフォトコラボ 雨流瑠
7782●ぽつぽつとつぶやくように残る足跡雪の路 翠硯
7783●閃きの如くに始まる芽吹く花 翠硯
7784●冬空に鳥影探す ひき潮忌 雨流瑠
7785●冬空に鳥の声追う影を追う 雨流瑠
7786●ここまでおいで私と冬鳥鬼ごっこ 雨流瑠
7787●あなたがいて私がいて皆んなここにいてさあ一緒に旅立とう 翠硯
7788●冬の陽を集め揺らめく水面かな 雨流瑠
7789●今こそ新しき時の流れに寄り添いて旅立っていこう 翠硯
7790●マフラーも巻かれて生きる楽しさを知る 翠硯
7791●雪道で笑いながら歩いた二人残した足跡も笑ってた 翠硯
7792●出来たのかおりて来たのかわからないされど自分の の言の葉 しほ
7793●頑なな冬芽に降るる陽の光 想予
7794●時折りに空の彼方に射す寒陽よそなたの元に連れてっておくれ 翠硯
7795●雪を分け光解け合うかの新芽 翠硯
7796●光満ち雫となりて雪の華 想予
7797●寒風も避ける日溜りあってよし 花風
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p11 (コメント501〜550） 2017.1.24
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7798●雪雲流れいと風強き山の村々 夢 春輝
7799●冬枯れの道歩くとき「流れに乗ってごらん」どこかで背中を押してくれる呟き 小夜風
7800●西風雲を流し朝陽と為す 夢 春輝
7801●雪解けの触れ合う先に海の声 翠硯
7802●見上げればおでこに触れる雪化粧 翠硯
7803●寒風もくつろぐ時をつかむため今を必死に演じてる 翠硯
7804●うっすらと広がる雪の路さわさわ聞こえる妖精の声 翠硯
7805●見上げるふゆそらはかわらず変わるはやるせなき身よ 夢 春輝
7806●おはようチュー庭の日溜りでご挨拶土鳥のつがい仲良くねみかんだょ 花風
7807●気膨れて断捨離できぬ気の若さ やじろ
7808●霜焼の腫れた手見せる古女房 やじろ
7809●一葉の栞浮かべし冬の川 雨流瑠
7810●雪の降る音を想う時いつも思い出す人がいる幸せ 雨流瑠
7811●雪は「シンシン」も「ホロホロ」もどちらも心に優しく降り積もる 小夜風
7812●好きか嫌いか答えは必要春隣 ふうこ
7813●ふらりふわりと旅心陽だまりにひと塊りに野水仙 ふうこ
7814●土手の日溜り春の先駆け一寸頭を出し外の気配うかがっているの蕗の薹 花風
7815●山を越え谷を渡り柔らかな白い雲ほのかに香るその地に舞い降りる 翠硯
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p12 (コメント551〜600） 2017.1.30
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7816●雪音聴く夜はホロホロ降り積もる 雨流瑠
7817●ひび割れの指肌動かすけなげにも 翠硯
7818●ゆらゆらと降り積む庭に跳ねる声 翠硯
7819●水仙の花便りを聞くと旅心がフツフツと ふうこ
7820●好きか嫌いかで決めてみたいな入試でね 翠硯
7821●ほの赤き灰の火種の穏やかさ やじろ
7822●くよくよとくよくよと
引きずる思い如何許り
パンジーの濃紫見て立て直す心 ふうこ
7823●父と母幼い私と囲む火鉢思い出はセピア色なり ふうこ
7824●水仙の香り甘やか寒さ緩むと心も解けて ふうこ
7825●肩幅を測り直して毛糸編む やじろ
7826●イヤホンに耳を預けて毛糸編むあなた好みのミックスグレー ふうこ
7827●胸元のコロンの香りの優しさよモヘアのストールすみれ色 ふうこ
7828●氷の楔解かし微笑む春の人 想予
7829●濡れた瞳の見つめる春空 想予
7830●やっとうと氷柱（つらら）相手の剣術士 やじろ
7831●名人の手炙りつづく末廣亭 やじろ
7832●立春や鳥が餌を得る空の鉢 やじろ
7833●寒空の隙間も気まぐれに落ちる宙 翠硯
7834●朝陽に映えるコーヒーの湯気より共鳴す小鳥の声 翠硯
7835●囲む鍋忙しく動く柔らかき手の先に絆あり 翠硯
7836●かじかむ指に息吹きかける縁窓の子 翠硯
7837●立春のハムエッグ焼く朝ぼらけ やじろ
7838●金柑の古木に未だ実るらし簡潔メールの弟よ ふうこ
7839●青空に梅の蕾のツンツンと ふうこ
7840●寒天の隙間埋める如燃ゆる星 想予
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p13 (コメント601〜650） 2017.2.5
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7841●乾いた空の隙間から時折り見せるひとつぶの泪よ記憶の数だけ甦る 翠硯
7842●春一番にあやかりて自在に暴れる句を詠まん 翠硯
7843●仰ぎ見る蒼さになじむ梅つぼみ 翠硯
7844●冷えきった夜をあやつる自由星 翠硯
7845●梅つぼみ咲くを促す今朝の雨 ふうこ
7846●寒天の隙間埋める如星歌う 想予
7847●イメージ通りに描けるのは遥か彼方の霞の奥になるのかも 翠硯
7848●水差し絵の具筆洗とアトリエなんて持たぬ主婦食卓の隅に水仙 ふうこ
7849●探梅や音痴のひとになぜちゃんと歌わぬと責めるのか やじろ
7850●公園の砂場に遊ぶ子着ぶくれて歌っているのはオモチャのマーチ ふうこ
7851●余寒の朝五時精勤の民が身をかためて出勤す やじろ
7852●春浅し母待つ街へテイクオフ 宇流瑠
7853●針供養この目この手で稼ぎをり やじろ
7854●踏まれてもふまれても時を動かす雪の路 翠硯
7855●筆をとり指先かるく春に舞う 翠硯
7856●お地蔵さん雪帽子かぶってどこ行くの？
え？何処にも行かないさ〜
君の行く先を見てるだけさ 翠硯
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p14 (コメント651〜700） 2017.2.17
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7857●ちょっとこっち向いて毛糸の帽子冠せてあげるからねお地蔵さん 翠硯
7858●足跡も泪も一緒に消える雪 翠硯
7859●水盤の椿ポトリと落ちて深夜の部屋にポトリと ふうこ
7860●ダンボールスキーに負けず立ち上がる蓬（よもぎ） やじろ
7861●紅白の梅揃ひをり長寿園 やじろ
7862●山焼きて三コの涙雨となり 想予
7863●ひとり見送る星の尻尾 想予
7864●ふらり来て猫が居眠る桜草の花壇石のぬくみの手頃なるかな ふうこ
7865●日和よしひいな飾れば友引という ふうこ
7866●沈丁香る公園の賑やかなりしひとしきり園児のバスの停留所 ふうこ
7867●すくすく育つ大根の切れ端キッチンの窓辺に ふうこ
7868●沈丁の香り豊かに雨兆す ふうこ
7869●ゆるやかに髪をほどくや春の風 宇流瑠
7870●魂の片割呼ぶ如き鳴く流氷 想予
7871●旅始埠頭に心浮かれおり 想予
7872●菜花咲き霞む涙の記憶かな 想予
7873●ピリッピリ喉もふるえる春だいこん 翠硯
7874●髪をとく鏡の向こうに花の園 翠硯
7875●遊泳の地へと押し出す母の手に白く輝く光あり 翠硯
7876●抗えぬままに生きるか梅の朝 宇流瑠
7877●沈丁花香りよりそい活かす君 翠硯
7878●麗日や存分に吸う海の風 ふうこ
7879●サイクリスト春風のしまなみ海道を疾走 ふうこ
7880●緋寒桜集合時間の限りまで ふうこ
7881●うらら日やシャッターしきりオブジェの列車 ふうこ
7882●うららかな海の彼方に胸あずけ 翠硯
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p15 (コメント701〜750） 2017.3.9
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7883●雪の果孰れ坑道抜けにけり 想予
7884●三月や少なくなりし砂利の道 ふうこ
7885●蓄えし脂肪燃えよと土筆の野辺に ふうこ
7886●山を超え谷を越え野原を越え萌ゆる土筆の芽 翠硯
7887●山鳥のさえずり誘う風の音 翠硯
7888●夕凪の彼方にひそむ夢舞台 翠硯
7889●雁字搦めな心解きて別れ霜 想予
7890●姉弟の土筆で満てる掌未だ草原に目を泳がせり ふうこ
7891●草原の花に寄りそい声を聞く 翠硯
7892●そのせなかにかたるはるかな春 翠硯
7893●古の六花に包まる比婆の里 翠硯
7894●それぞれの歩幅でいいのよ行く春野 ふうこ
7895●蓮華野を写してLINE返信す ふうこ
7896●畑中にブーケの如く蓮華草 ふうこ
7897●清い風あなたを見守る蓮華草 翠硯
7898●タンポポの微笑がえしそよ吹く風の清しさよ ふうこ
7899●清風の淡き香りに弾む靴在りし日の約束果たす桜花 翠硯
7900●もう少しもう少しなのに咲かせてほしい 翠硯
7901●知らぬ間に少しづつすこしづつ音を奏でる淡き花 翠硯
7902●少しづつ音を聞きとるほの桜 翠硯
7903●清らかなほのかに香る山桜 翠硯
7904●眩しくて流れるほどの寒の雨 翠硯
7905●さむいさむいさむいさむいさむいと言えば少しは温いかな 翠硯
7906●もう四月になるというのにエアコン恋しい恋しいぞ〜 翠硯
7907●ヤッホーヤッホーヤッホー澄んだ空澄んだ風我が身吹き抜け木霊する 翠硯
7908●白い雲早くおいで手を取りはしゃぐ子供の日 翠硯
7909●肌寒さ負けぬものかと言いつつも指先動くエアコンに 翠硯
7910●草原の花に寄りそい声を聞く 翠硯
7911●春霞解けて一日始まりぬ 想予
7912●透明な日々に羽化せし春の蝶 想予
7913●手の内に霞吸い込み空青し 翠硯
7914●柔らかな音譜にゆらぐ春の蝶 翠硯
7915●月出でて神話生れし花御堂 想予
7916●送る人送らるる人手を振りあいて雪柳咲く角曲がり行く ふうこ
7917●うつむいて可憐に咲いて根をはるスミレの逞しさ ふうこ
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p16 (コメント751〜800） 2017.3.31
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7918●曲がり角その先にある笑顔見え未来輝く旅立ちの春 小夜風
7919●雨音が春の眠りを連れてくるどこか遠くで友の声聞く 小夜風
7920●歩み寄る桜並木や友の声 想予
7921●朝日浴び指先はずむ夢の花 翠硯
7922●制服の馴染まぬままに写し会う女子の笑顔の決めポーズ ふうこ
7923●アカシアの花さ揺らぎて童女の背中 のウサギのリュック弾みぬ ふうこ
7924●アカシヤの香りに包まれ弾む足 翠硯
7925●雨靴もキラリと光る一年生 翠硯
7926●異国語も聞こえて植物園の春爛漫 ふうこ
7927●黄昏て人のまばらに花堤 ふうこ
7928●黄昏と流れる音に耳を立て朝日恋しと眠りつく花 翠硯
7929●朝の日に匂いたつかに花の輝く ふうこ
7930●ひっそりと木陰にゆれる淡き花 翠硯
7931●鶯の次の声待つ耳そばだてて ふうこ
7932●ミサイルの代わり放つや風船よ 想予
7933●人通り少なき日なり花の雨 ふうこ
7934●ランドセル母に預けて 新入児我が家めがけて一目散に ふうこ
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p17 (コメント801〜850） 2017.4.16
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7935●春あらし暴風解除の町内放送午前3時の闇に聞く ふうこ
7936●ボランティアガイドの声を頼りに後を追うつつじの丘の迷路の如し ふうこ
7937●花疲れ良き母良き嫁良き娘 雨流瑠
7938●桜よりバトン受け取る浮き世の花よ大地をめぐり空駆け渡り紫苑の時を過すのか 翠硯
7939●桜散りバトンをつなぐ明日の花 翠硯
7940●久々に生家の庭の花大根母の言葉の聞こえてきそう ふうこ
7941●葉桜の光こぼれて掌に楽しい心ノートに書いてみる 小夜風
7942●疲れても寄り添うような言の葉がコミュで咲いてる遅桜みたいに 小夜風
7943●一編の詩の中生きぬ春の蠅 想予
7944●花曇りなりて夕日眠りおり 想予
7945●明朝の遊楽めざし眠る陽よ広場に集う子供等と共に分け合う指切りげんまん 翠硯
7946●咲いて散り散っては咲いてまた散っていついつまでも愛に生く 翠硯
7947●四月尽いつのまにやら時過ぎて小さな幸せ心の傷も治してくれる 小夜風
7948●麗らかな借景のように遠く見るすてきな言葉紡ぐ人たち 小夜風
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p18 (コメント851〜900） 2017.4.27
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7949●いつか行く道を照らすは桜かな 宇流瑠
7950●花縁手繰り寄せたり放してみたり 宇流瑠
7951●咲いて良し散りてなお良し桜かな 宇流瑠
7952●花堤笑顔の人とすれ違う 宇流瑠
7953●久々に会うはらからの阿吽の呼吸四月尽 ふうこ
7954●聖五月人の心の闇を知る 宇流瑠
7955●藤棚や病む人もまた顔を上げ 宇流瑠
7956●夏の日や白きパラソル行き過ぎる 宇流瑠
7957●藤浪を映しゆらめく水面かな 宇流瑠
7958●夏日影白いパラソル散歩道 宇流瑠
7959●車椅子伸びる指先藤の花 翠硯
7960●にぎやかな心なごます藤の花 翠硯
7961●髪の毛やキラッと光る藤の花 翠硯
7962●夏風邪も見方変えると楽しいぞ 翠硯
7963●例えれば花菖蒲かも君の面影 ふうこ
7964●ほつほつと晩年の夢語る君実現はとにもかくにも ふうこ
7965●寡黙な人と寡黙な刻を蕃茉莉 ふうこ
7966●ほのぼのと高く高く染めるそれは花菖蒲 翠硯
7967●姫女苑ゆれて顔出す愛犬の背中に花粉 ふうこ
7968●病癒え虹鱒の川いざ行かん 宇流瑠
［ツイッター俳句 2016冬〜2017夏］ p19 (コメント901〜938） 2017.5.13
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7969●母の日や返せぬ恩が積りおり 想予
7970●母の日やベタでも嬉し赤き花 宇流瑠
7971●紅き花やはり嬉しきmother'sday 宇流瑠
7972●母の日を祝うがごとく薔薇香る 宇流瑠
7973●白き薔薇朝陽の中で目を覚ます 宇流瑠
7974●白き薔薇いつの間にやら身に沿いて 宇流瑠
7975●白き薔薇光を集め咲き初める 宇流瑠
7976●葉桜や風も光も欲しいまま 宇流瑠
7977●城下町空へ咲き満つ八重桜 宇流瑠
7978●雫揺れキラキラ夏は走り出す 宇流瑠
7979●シャガの花秘密を一つ打ち明けてみる 宇流瑠
7980●母の日やああ母の日や母の日や 宇流瑠
7981●夏の色ゆるり溶け込む水面かな 宇流瑠
7982●眼差しの先で揺らめく滴かな 卯流瑠
7983●映り込む木々煌めきて夏となる 宇流瑠
7984●薔薇蕾光を纏い踊り出す 宇流瑠
7985●八重も良しでも一重が好きと薔薇の園 ふうこ
7986●微かなる香りも纏う薔薇のアーチをくぐるとき ふうこ
7987●カメラ構えてしばし待ついたずら風よ薔薇の前 ふうこ
7988●静けさや雪笹の花お茶の味 ヨセフ
7989●頭上には栴檀の花水郷巡り船頭さんの歌う白秋の歌 ふうこ
7990●単行本五冊を買って新緑の街路 ふうこ
7991●読み倦みの目線夏蝶遊ぶ狭庭の木漏れ日 ふうこ
7992●菖蒲の季節がやってきた 翠硯
7993●紅の域を越えれば黒近むベルベットのごとき真紅の薔薇よ ふうこ
7994●あの一列の行間如く新緑路 翠硯
7995●緑陰やブックカバーに小花の刺繍 ふうこ
7996●点つ泡の新緑色や茶の稽古 想予
7997●色褪せん薔薇の庭へも朝の蝶 想予
7998●裏庭を我が物顔に額の花 ふうこ
7999●ほろ苦き思いでもあり額の花 ふうこ
8000●紫陽花の出番に備え舞台裏 翠硯
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続きは ツイッター俳句集 33 【8001〜8250】
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