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魅☆藤浦陽子コミュの「イマ、コレ、ヨンデマス」

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コメント(48)


「7SEEDS」田村由美(フラワーコミック)
びっくりした。面白いわ。これ。
人類の滅亡の危機に備えて冷凍保存されていた人が、
近未来で解凍され、生態系が完全に狂ってしまった中で、
がんばるサバイバルなお話。
人に寄生する虫とか、乾季は眠っている恐竜なんかが出てきます。
生き抜くために力を合わせようとするチーム、
主従関係を作ろうとするチームといろいろあって、
まさに人間模様の縮図。
ちなみに7人1組が1チームで7SEEDS。うまい!
ずいぶん前から見かける本だからと思って油断したら、
まだ、連載中とな。ノー! はよ、先を読ませてくれー。


「猿ロック」芹沢直樹(ヤンマガ)
ずっと猿ROCKだと思ってた。
正しくは猿LOCK。鍵屋の息子、猿丸くんのお話です。
映画化?ドラマ化?されてるんだよね。
キンキキッズの堂本くんのポスターを見かけて、
その印象から勝手にSFもんだと思ってた。
もてたい!っていう普通の高校生の日常のなか、
鍵あけの特技がアクシデントを解決するという内容。
人気マンガらしく、レンタルに3冊ずつ置いてあります。


「DEEP LOVE REAL」TETSU(ヤンマガ)
私の愛読書に「LOVE GOD」というストーカーマンガがありまして、
その作者がこしばてつや。「リーモート」というひきこもり刑事の話を書いた後、
全然新作がでないなと思ってたときに絵柄で発見。
ペンネームかえとってわからんかったし。
義之というカリスマホストの話。
アユという女の子は父親に性的逆艇を受けていて、
感情を忘れてしまっていたのだけれど、
義之のおばあちゃんに出会い、心を取り戻す。
そのおばあちゃんは恩を返す間もなく亡くなってしまい、
せめて可愛がっていた義之の病を治したいと、
治療代をかせぐために、援助交際をし、エイズになって死んじゃうんだ。
で、このマンガは、アユにもらった命で生きる義之の物語というわけ。
途中まではよかったんだけど、最後は展開が急すぎる感があったな。



テルマエ・ロマエ
ヤマザキマリ
(コミックビーム)


管理人Oasisのオススメです!!
まずは本表紙にヤラレマシタ☆★内容はギャグちっく

古代ローマ帝国の設計技師(風呂限定)ルシウス。
仕事熱心な彼は浴場のアイディアについて悩みまくり、そのあげく現代日本の銭湯にワープしたのだ!?
彼は日本と古代ローマ(風呂限定)を往来できる体質になってしまったのだ!!
ルシウスの時空の時空を越えた大冒険(風呂限定笑)が始まった!!

「修羅の棺」長浜幸子(オフィスユー)
ミステリーなのかな?
主人公は杉浦蒼星という男前。
ある日、帰宅して父の死体を発見。
酒を飲んだ末の自殺と断定されるが、
酒を飲まない父がそんな死に方をするわけないー
と調べ始めたところ、婚約者が暴行を受け、それを苦に病院から飛び降り自殺。
自分も襲われ男性機能を失ってしまう。
なんとか命をとりとめた蒼星は、
ゲイバーのカオル、モデルのセツ、カジノの春麗と
姿をかえつつ男を手玉にとって復讐していくっていうお話。



「さくらん」安野モヨコ
レンタルショップの会員更新をしたら、
無料券をもらったので「さくらん」のDVDを借りた。
出演者やジャケ写の色合いが私好みだったので、
見ときたいなと思って。
びっくりするほど面白くなかった。
なんつーか、らしくない。雰囲気がない。
役者のせいか? 脚本のせいか?
犯人をつきとめるために、マンガを借りてみた。
役者のせいだな。
内容は、吉原で育った女の子が花魁に成長する話。



「ハンサムスーツ」有賀照人(ヤングジャンプコミック)
全身タイツのようなハンサムスーツを着れば、
顔だけじゃなくて体型までおっとこまえに!
ラーメン屋の大木くんは、ええ人だけど男前に程遠い。
子どもの頃、大木くんの行いを見て感動したという寛子ちゃんが、
バイトに来ることになり、大木くんは、
寛子ちゃんなら中身を見てくれるはずだと告白するが、やっぱり振られる。
大木くんは、ハンサムスーツを着て寛子ちゃんを口説く作戦に。
2巻につづく。というお話。なかみは少女マンガだね。



「ぼくらの」鬼頭莫宏(小学館)
戦闘もの?臨海学校で探検した洞窟で、
あやしいおじさんと契約を結んでみたら、
巨大ロボを操縦して地球を救うはめになった少年少女たちのお話。
この物語、シュールだよ。
操縦者は、戦闘することによってロボにエネルギーを吸い取られるため、
戦いの後には必ず死亡しちゃうんだ。
そして、最初は宇宙人か何かだ思っていた相手が人間。
パラレルワールドがたくさん存在して、
そのつぶしあいをさせられていることに気づく。
つまり、自分らが勝つことによって、相手の世界は消滅しちゃう。
48時間戦わずにいたら、両方の世界が消滅しちゃう。
どっちにしろ自分は死んじゃう。



「僕の初恋をキミに捧ぐ」青木琴美(フラワーコミックス)
恋愛ものの少女マンガは趣味じゃない。
でも、話題作なので読んでみることにした。
いくら好きな人が無事でうれしいといっても、
霊安室で死にたてほやほやの遺体を前に、
長時間いちゃつけるものか?
20歳までの命と言われているから、
自分では幸せにできないと、
相思相愛の相手に嫌われてでも身をひく。
自分といると心臓病の相手が無茶をしてしまうから、
大好きだけどやっぱり自ら身をひく。
美しい話だけど、結局、後悔すると思う。
今を大事にしないで、迎える将来で何を得るのさ。




「PLUTO」浦沢直樹(ビッグコミック)
あまりにも人間に近くなりすぎた
ロボットの世界を描いたマンガ。
手塚治虫の「鉄腕アトム・
地上最大のロボット」のスピンオフ的な感じ。
「MONSTER」、そして「20世紀少年」。
この人の世界観ってすごいね。
「YAWARA」から、
どうしたらこの路線にいけるんだろう。天才だと思う。




「霊媒師いずな」岡野剛(スーパージャンプ)
なんとも言えぬ懐かしさを感じて手に取ったこのマンガ。
…ジャンプに掲載されてた「地獄先生ぬ〜べ〜」の人だった!
知ってる?鬼の手!
霊媒師いずなも、ぬ〜べ〜と同じ妖怪もの。
原作者も同じく真倉翔なのだ。
違いは掲載が少年詩から青年誌に移り、
女子高生が主役になってお色気要素が加わったことかな。
一話完結ものだから読みやすい。



「今日からヒットマン」むとうひろし(にちぶんコミックス)
伝説のヒットマン「二丁」のお話。
主人公は稲葉十吉という食品会社に勤めるサラリーマン。
これが表の顔で、実は裏の顔が「二丁」。
…こう聞けばかっこいいんだけど、
偶然、敵に撃たれて瀕死の初代二丁に脅されて、
この仕事をすることになり、
サラリーマンのふり(ふり?)して敵を欺いたりと
なんとか生き抜いていくおまぬけな展開の連続。
「俺の名前は稲葉十吉
食品の原料調達と犯罪者の指揮を任された35歳
このままどこかに走り去りたい
運動不足の中年である」
と、最終ページに出てくる締めの一文がすばらしい。



「IS男でも女でもない性」六花チヨ(講談社)
インターセクシュアル (intersexual)という
卵巣と精巣など、男女の両方を生まれ持った人のお話。
主人公の春はISで、戸籍上は女として育てられるが、
大きくなると男子の要素が強くなってくる。
本人も「どちらかというと男寄り」と自覚。
でも、高校では認められず戸籍通り女子として入学。
そんななか、男の子に恋をする。
男の子に恋をしつつも、自分が女性であること違和感を感じるハルは、
ある日を境に男子として学校を通うことに。
春の相手の男の子は最初は驚くが、「星野春という人間が好き」と言い切り、
2人は性別を超えて両想いにー。
このお話はまだ連載中なのです。
ISってはじめてきいたけど現実にある話で、
確率でいうと200人に1人くらいだそう。
だけど、小さい頃にどちらかに決めてしまい、
手術をすますと本人にはまったく自覚がないそうだ。
もしかして…。


「DOUBT(ダウト)」外海良基(ガンガンコミックス)
久しぶりに面白いマンガに遭遇。
展開が気になって、一気に全巻読破しちゃった。
序章は、こう。
ある日、仲の良いウサギの群れの中に、
狼が、まぎれこんだ。
狼は、みんなが寝静まると正体を現して
一日に一羽ずつウサギを食い殺していく。
ウサギたちは話し合い、みんなが狼だと思ったウサギを、
順番に処刑(首つり)していくことに。
それが狼ならウサギの勝ち。間違いならウサギの負け。
…ていうゲーム「ラビット・ダウト」があって、
それに参加している若者がオフ会で集まって、
実写版「ラビット・ダウト」が始まるっていう内容。
多少、無理があるけど面白い。とっても私好みの内容だったよ。

「ハンマーセッション!」棚橋なもしろ(マガジンコミックス)
これ、人気マンガなの?
私がいつもマンガを借りているTSUTAYAは、
7泊8日でレンタルできるんだけど、
このマンガだけ2泊3日に制限されてたときがあって、そうなのかなと。
詐欺罪で刑務所におくられることになった少年が、
輸送車の事故で脱獄できちゃって、逃亡中に私立校で事件に遭遇。
そこに居合わせた校長に頭の切れを見込まれ、
素性を隠して教師になり、ハンマーセッション(衝撃的授業)で、
生徒の万引きや、暴力行為、父親探しなど、生徒のピンチを救っていくという話。
一般受けするよくできたマンガだなと思う。

「DEATH NOTE」大場つぐみ(ジャンプ)
今さらな感じもあるが、再び読んでみた。
というかコミックを揃えてみた。
よーできとるよね、このマンガ。すばらしい。
ちゃんとラストをイメージして、
そこにたどりつくように作られたってのがよくわかる。
そもそも、死神がノートを持ってるって、
そのノートに名前を書いたら死ぬっていう設定がありそうでない。
いや、マンガ的にはなさそうであるんだが。
そして、人気が最も高かったであろうLを、
あっさり中盤で死なせてしまういさぎよさにも感服。
皆さんには、殺人ノートに名前を書き込みたい人がいますか?



「ONE PIECE」尾田栄一郎(ジャンプコミックス)
キーワードは、夢・友情・約束といったところでしょうか。
今や国民的マンガということで、知識として読んでおかないかんと、
読み始めて今、15巻。グランドラインに入って、
巨人の島リトルガーデンを舞台にしているところです。。
人気がでるのがよくわかるね。面白い。
でも、私の趣味ではないな。明るすぎるんだ。
そして、志摩さんが歌っている通り「最後は必ず正義は勝つ」。
そうあってほしいけど、そうでないことも世の中ではしばしばなんだよなと、
大人なのでついついそう思ってしまう。
そいでも、すごいね。尾田先生の細かさって。
普通はイメージや、きれいな絵としてさらっと見る扉絵が、
意味をなしているんだ。扉絵だけで別の物語が進行していたり、
大事なことがかくされていたり。
週間の連載でよくこれだけ計算しながら書けるなと感心しながら見ている。



「黒執事」枢やな(ファンタジーコミックス)
ん?ファンタジーコミックス?何に連載されてるわけ?
そんなことも知らないわけですが、
人気のマンガなのでおさえておこうと読みはじめました。
執事ものだから、流行り者なんだろうと期待をしてなかったけど、
けっこう暗くて黒くて楽しみに新刊を読み進めてます。
主役は執事のセバスチャン。
「ファントムハイヴ家の執事たる者、この程度のことが出来なくてどうします?」
「御意イエス マイロード」の決め台詞がベタなんだけど、かっこいい。
すべてのことをなんなくこなす優秀な人材と思いきや、その正体は悪魔。
シエルという坊ちゃんに仕えていて、それは両親を惨殺された坊ちゃんが、
復讐を果たすまで執事として仕えることで協力し、
その後は魂をいただくという契約らしいが、
いまのところ、話はほのぼのと楽しい感じに進んでいるね。


「金田一少年の事件簿」さとうふみや(講談社)
連載が終わってコミックを読み切ったと思っていたら、
いつのまにか復活してたんやね。
ということで、TSUTAYAでレンタルを開始したわけだが、
犯人、意外すぎるだろ。「黒魔術殺人事件」なんて、
事件の真相をつきとめてほしいと金田一くんを呼びつけた
親友が連続殺人の犯人なんだぜ。しかも17歳。
金田一が名探偵と知ってるんだから、絶対呼ばないと思うけど。
まあ、推理物すきだから読んじゃうんだけどさ。
あ、絵を書いてるさとうふみやさんは、
幸福実現党のポスターも書いてるよね。
講談社側は、そのあたりはOKなんだろうか。
と詮索してしまうのである。



「スプライト」石川優吾(ビックコミックス)
こういうお話、大好物。
簡単に言うと現代版「漂流教室」です。
マンションの42階だけが50年後にタイムスリップ。
まちは廃墟に。人間はなんとか生存しているものの、
奇病が流行り、体は子どもで顔は老人になっていたり。
漂流教室と違うのは、タイムスリップした人々、
未来の人々に加え、
250年も子どもの姿のまま、
「時間」から逃げ続けている人々がいること。
絵がとってもきれいなので若者の作品かと思いきや、
50歳ということが判明。
今後の展開が楽しみです。


「自殺島」森恒二(ジェッツコミックス)
無人島に流された子どもたちが、
魚をとったり、鹿を射るなど、
サバイバルな生活のなかで成長していく話。
設定的に面白いのは、年々自殺者が増え続けていて、
それを支援するための費用が出せなくなり、
自殺未遂の常習者を政府が島流しにしちゃうっていうところ。
だから、基本、最初は生きようとしない。
でも、究極な生活の中で死がリアルに迫ってきたり、
食糧を手に入れるための労働の中で生きる喜びを得たりで、
更生していくという流れ。
でも、今の展開の中では更生しても島から出られない設定なんよね。
今後の話に注目。


「斉藤さん」小田ゆうあ(オフィスユーコミックス)
子育てマンガなのかな?
清く正しく美しくそして強いママ、斉藤さんが主人公。
小学校に携帯電話の持ち込みをOKとするべきかなど、
現代社会の問題を描いております。
世の中は危険。
子どもの居場所が常にわかるように携帯電話を持たせておく。
子どもの雄姿をおさめたい。始業式で場所取り。
授業参観中に携帯で撮影。
「そんなんおかしい!」と言って
斉藤さんが立ち向かっていくんだけど、
これ、ほんまの話なん? 親が子どもやん。
だとしたら、学校の先生も相当な御苦労なんやろね。


「彼岸島」松本光司(ヤンマガ)
吸血鬼VS人間の大ヒットマンガ。
主人公は明という少年。行方不明になっている兄を探すために、友人と島へ。
たどりついた島は、吸血鬼の住む島だった。
吸血鬼が敵であると信じ、戦ってきた明たちは、
ウィルス感染で吸血鬼化するまでは人間だったと知って愕然とする。
そして、一緒に戦ってきた友人の吸血鬼化。
なんと、吸血鬼のボス・雅はウィルスを開発し、世界にばらまく計画を立てていた。
作戦実行まであと7日! 阻止することができるのか?
という展開ですが、あと7年くらい続きそうな気がする。
めっさ血まみれで吸血鬼と人がばったばったと死んでいきます。
首が飛んだり、体がまっぷたつになるのなんてひっきりなしよ。
えげつないけど、展開が気になるマンガです。



「ステージママの分際で!」(クイーンズコミックス)星崎真紀
私が好んで読むマンガは、ほとんどが成人男性向け。
交渉人とかSPとか、
卓越した人間の話が多く、ありそうでない、
なさそうである感を持って読めるから好きなのだ。
少年向けはというと、変身できちゃったり、
手がゴムみたいに伸びたりと、現実ではあり得ない夢の国のイメージ。
少女向けは、主に恋愛がテーマで違う意味での夢の国のイメージなのね。
というわけで、あんまり読まないんだけど、
疲れているときに甘いもんが食べたくなるように、読みたくなる瞬間がある。
そんなときにかりたのがこれ。
船の上で姿を消してしまった旦那の帰りを信じ、
小説を書いたお金で借金を返す人のよき妻が主人公。
1人息子のマオくんは、お母さんを助けるために何かできることをと考える。
そこに、借金トリの神野さんが助言。「子役になったら稼げるぞ」と。
マオくんは、お母さんに内緒で神野さんにアドバイスをもらってオーディションに挑
む。
すると、あっさり受かってしまった。
何度かそんなことを繰り返すうちに、お母さんがその存在に気づき、
「誰に相談してるの?」と尋ねる。ごまかすしかないマオはこういった「トリノさ
ん!」
借金トリの神野さん→トリノさん
まあ、すぐばれちゃうんだけどね。
一生懸命に生きる人々を描いた、ほんわかする話です。



「彼女は二度喘ぐ」北川みゆき(フラワーコミックス)
懐かしー!と思った人は同年代。年、ばれてますよー!
当時、「ぷりんせすARMY」は大人気連載でした。
そのまんまだよ。イラストも、結ばれないふたりの設定も。
「彼女は二度喘ぐ」の主人公は、
銀座のホステス・寧々と、イケメン俳優・南央。
2人は銀座の人ごみのなかで出会って恋におちるが、
南央の父で大物俳優の龍一と寧々の母が愛人関係にあったと知って、
別れてくっついて別れてくっついてー、
しまいにゃ刺されてみたいな(笑)
まるで死んだように書かれていた南央が最後の最後に登場し、
ハッピーエンドを迎えるこの書き方、むー!
まさに1980年代!



「ごくせん」森本梢子(集英社)
あまりに仲間由紀恵のイメージが強すぎるので、
あえて読まなかったのだが、「デカワンコ」の発想がおもしろすぎて、
これは読んでおかなあかんかなと。
だって、主人公が刑事(デカ)の一子(ワンコ)で、
警察犬並みの嗅覚を持っていて事件を解決するって、
ただのだじゃれじゃない。
それをふくらませて、連載(既に7巻)していくとは、
御見それいたしました。
「ごくせん」はだじゃれではなくて、極道の先生の略ですな。
極道の家で育った山口久美子=ヤンクミが、
型破りな高校教師として活躍するという物語。
極道の孫だけあって強いんだ。
でも、家が極道っていうのは生徒には内緒なんだな。
だから、何事も秘密裏に解決していく。
そのことに、優等生で色男の沢田慎が気づき、なぜか惚れてしまう。
いちおう、連載になってるけど、
1回で読み終えるパターンが多くてほとんどコメディ調だから、
進展もせずに終わるのだろうなーと思いきや!
いつの間にラブストーリーになっているあたりがすばらしい。



「賭博破戒録・カイジ」福本信行(ヤンマガ)

あら。藤浦さんたら、このコラム書くの久しぶり。

漫画を読んでなかったわけじゃありません。

常に、最低でも1週間に10冊、多ければ30冊は、

読み続けてますから。TSUTAYAの漫画レンタル万歳!

1冊40円なので、軽い気持ちで手にとれるわけです。

新しい漫画をレンタルしはじめる決め手は、ストーリーと絵。

このカイジは、何度か読もうと思ったものの、

荒い絵が苦手でスルーしたままだったのです。

読みだしたきっかけは藤原竜也主演の映画。

あの人が演じたことで、主役のカイジが実は頭がいいんじゃないかと、

そして、漫画全体が繊細に思えてきた。役者のイメージってすごいね。

じゃんけん、サイコロ、ぱちんこ、とにかく博打の連続。

たいがい、いったん騙されて底辺まで落ち、借金地獄。

そして、しばらくおちぶれるけれど、

這い上がってきて勝利!というパターン。

私は博打とは縁がないので、知識不足で意味不明な言葉が多々。

半分わからん状態で読み続けていて、最後に理解するという感じです。

完全に、男受けする漫画だな。

「はぴまり〜HAPPY MARIIGGE?」円城寺マキ(プチコミック)

完璧なる少女漫画。ついに少女漫画まで読みはじめてしまいました。

ヒロインの千和(ちわ)が、父親の借金を肩代わりしてもらうかわりに、

自分の会社の社長と結婚するはめになるわけだが、

その社長・北斗は若い、男前、頭いい、金持ち。

何を嫌がることがある?と思うのだが(笑)

最初のうちは形だけの結婚と、

ぎくしゃくしていた2人も

そのうち相思相愛になり、

夫婦になってから恋愛スタートという感じでほほえましい。

しかし、千和の笑顔が見たいからと、思い立っていきなり沖縄に向かったり、

誰にも邪魔されずに過ごせるように誕生日プレゼントに南の島を買ったりと、

金持ちはええのう。私も、沖縄行きたい。

最初、北川みゆきに作風が似ているのかなと思ったけども、

それほど泥沼にはならないので、私はこの人の作品のほうが好みです。

「岳(ガク)」(ビックコミックオリジナル)石塚真一
いま、人気の山登りのお話。
私の友人にも、山好きの人がいてしょっちゅう登っているようだが、
なんでしんどい思いをして、ましてや冬の寒いなか、
山に登りたいという気持ちが全くわからんちん。
このマンガを読めば少しは理解できるんかなと、読み始めましたの。
主人公は三歩くんといって、ボランティアのレスキュー隊員。
根っからの山好きで、北アルプスの中腹にテントを張って暮らしている。
急な悪天、落石、雪崩、人を助けようとして自分が滑落、などなど、
様々な理由で遭難した人を助けようと長野県警がヘリとともに、
救助活動をはじめるんだけど、急を要するときは三歩くんに連絡が入る。
そして、三歩くんは山に向かう。
助けられた人の第一声は「ありがとう」ではなく「ごめんなさい」
三歩くんは、必ず満面の笑みで「よくがんばった!
また元気になって山にきてよ」と言う。
レスキューのボランティアは、山を嫌いになってほしくないからしてるんだって。
このマンガの中では、落石や雪崩にあった人は、
手がちぎれたり足がちぎれたりと、体がばらばらになっている。
テレビのニュースではそんなこと言わないけど、現実もきっとそうなんだろうね。


「ヘルプマン!」くさか里樹(イブニング)
近頃のマンガは、テーマも様々だなーと感心しています。
そのなかの一つが、これ。
介護がテーマ、主人公はホームヘルパーの少年。
老いるさみしさや、一人になっても住み慣れた土地で暮らしたいという思い、
うちの職場の福祉担当者が常に口に出していたことが、
見事にマンガに盛り込まれています。
最新刊は18巻で、成年後見制度について。
一人暮らしのおばあが、電気がつかないから見てくれと言ってきて、
みてみたら、電気どころか水道、ガスまでとまっている。
おばあは認知症が進んでいて、
孫や娘婿がせびりにくるたびにおこづかいをあげてしまい、
口座の残高がなくて、
公共料金の引き落としができなくなっていたという展開。
まだ、田舎のこのあたりでは家族も一緒に住んでるし、
それほどこの制度を使っている人を見たことがないけど、
神戸方面やら都会にいくと、多くなってきていると聞いてます。
この制度をつかうと、代理人が指定できるっていうだけじゃなくて、
本人はいっさい取引できなくなっちゃうんだってね。難しい。
もっと勉強せんとなー。
「ときめきミッドナイト」池野恋(集英社)
きみはりぼん派?なかよし派?
私はりぼん派でござんした。
みんな読んでたよね。ときめきトゥナイト。
この人気連載が終わって10年、
2002年からスタートしたマンガ、
このときめきミッドナイトは、そのリメイク版なのだ。
主人公・蘭世、鈴世などの江塔家は完全なる人間。
逆に、俊が最初から魔界人という設定。
アロンやようこ、スワンドも出てくるよ。
ストーリーは、トゥナイトとは違うけれど、
流れは似ているので安心して読めるのです。


「キス&ネバークライ」小川彌生(講談社)
いつの間にか完結してたので、急いで読破した。
前作の「きみはペット」が面白かったので、
目をつけていたのだよ。
黒城みちるという女の子が主人公で、
幼少期の舞台はアメリカ。
ハーフの男の子、礼音がお姫様と見間違えるくらい、
明るくきれいな少女だったのに、ある日、行方不明に。
しばらくして発見されたみちるは、
記憶を失っていて、日本に帰ってしまう。
同時期に、みちるのスケートのコーチ、
四方田さんの遺体が発見されるけど、真相はうやむやのまま。
大人になってみちると礼音が再会。
みちるは、偶然、四方田コーチの弟とペアを組むことになり、
アイスダンスのトップを目指してレッスンに励んでいると、
みえてくるんだな。四方田コーチの事件の裏が。
みちるは、その事件がもとに、恋愛に臆病になっていて、
礼音と両想いなのだけど、気持ちに素直にこたえられなくてね。
でも、四方田コーチの弟とは、体の関係あり。
というはちゃめちゃな恋愛もみどころ。

「シルバー」藤田和子(フラワーコミックスペシャル)
懐かしい〜!と思って手にとったこのコミック、
確か週刊女性かと、女性セブンとか、
その手の週刊誌に連載されてたんだよ。
美容院にいくと、置いてあるでしょう。
そのときにしか読まないから、
話がとびとびで、何のこっちゃわからんかったんやけど、
通して読んでみたら―
何不自由なく育った伯爵令嬢が美しい従弟に恋をし、
その従弟に騙されて父を殺され、家を奪われる。
伯爵令嬢は、そのショックで髪の色は灰色に。
そして、復讐を決意し、猛烈なダイエットと整形で、
未亡人シルバー(髪の色)と名乗り、
従弟の前に現れあの手この手で翻弄させる。
伯爵令嬢には家庭教師がいて、シルバーとして再会するも、
彼は事故で失明しており、そのせいもあって
声で同一人物と気付き、復讐のサポートをする。
最後、従弟は海に飛び込み、シルバーと家庭教師はハッピーエンド。
しかも目も見えるように。
こんなストーリー。
読みやすいです。
セリフがものすごい少ない。
週刊誌の連載には、そんな制限もあるんかなと思うくらいに。
藤田先生のゴールドもかりてきたので、
それも今から見るのさ。


「電撃デイジー」最富キョウスケ(フラワーコミック)
唯一の肉親・兄を亡くした紅林照(注・女の子テルと読む)の心の支えは、
兄からもらった携帯電話に届くDAISY(デイジー=天才ハッカー)
という謎の人物からのメール。
ある日、照は不良金髪校務員・
黒崎祐(注・男子タスクと読む)の下僕として働くことに。
しかしこの黒崎がDAISYで…。
途中で正体がばれるんです。
DAISYは、自分のせいで照の兄が死んだと思っているので、
負い目から照の前から姿を消してしまうのだけど、
照の作戦にはまり黒崎は戻ってくきて平和な日々に。
DAISYのときは照に甘々で、黒崎になるとそのそぶりも見せなかったので、
その境目がなくなって、でも、距離を保っていて、
その微妙な距離感が少女マンガだなあと。
かわいいよ。
現在11巻。DAISYの開発したソフトをめぐって、
照の友達が拉致されるという事件がおこっております。
12巻では奪い返しにいくミッションがスタート!
こういう少女マンガは大好きです。



「銀と金」福本伸行(アクションコミック)
あの「カイジ」を書いた福本さんの作品。
やっぱり題材はギャンブルなんだけど、
殺人鬼との頭脳戦や、政治家と300億をかけての競馬1本勝負という風に、
大きくくくってのギャンブルがテーマになってるので、
私にとってはカイジよりかなり読みやすかった。
銀というのは平井銀二のことで、「銀王」の異名を持つ裏社会の人。
この人が数々の仕掛けを考え、富を膨らませていく。
金というのは森田鉄雄のことで、銀が見出してきた若者。
銀の仕事をサポートしはじめ、ギャンブル中毒から抜け出し、
銀に並ぶような腕を持つようになる。
そしていつか「銀を超える金になりたい」と夢を抱く。
しかし、森田は金持ち一家が家長の座をめぐって殺戮しあう場に巻き込まれ、
最終的には救い出したい人を救出できず、元凶となる人を助けてしまうことになり、
裏の仕事から足を洗うことを決意して銀の元を去っていってしまう。
これが11巻のうち9巻目くらい。
でも、これって伏線でしょ? 銀と金というタイトルからいって。
しかしながら、金はこのあと一度も登場せず終了。
おかしいと思って調べたら、休載という形のまま連載終了になったらしい。
それも打ち切りという噂。
カイジがバカ売れしている今なら、続き書けるんじゃないの!?
続き、読みたーい!
「サイコドクター階恭介」画・オキモトシュウ 作・亜樹直(モーニングコミック)
現在連載中のワインマンガ「神の雫」とおなじ画・作。
きっと、このマンガが終了して神の雫がはじまったんだろうね。
神の雫は32巻の超人気連載に対して、この階恭介は4巻完結。
だけど、私はだんぜん階恭介のほうが面白かった。
主人公は、心理学者でカウンセラーの階恭介(かいきょうすけ)。
ほんの少しの仕草や、その人の書いた絵から
症状や家庭環境を言い当てるほど洞察力がすぐれた人で、
患者たちに正面から向き合っていって
多重人格、ひきこもり、リストカットなどなど、
心の病の原因を解明していくお話です。
彼には、血のつながってない妹がアメリカにいて、
最終話の連続殺人は彼女の仕業かと迷い悩むのだけど、
真犯人は別にいてまあるくおさまるわけです。
話はコミック1巻分に2つの物語がおさまるくらいで、
そのコンパクトなまとめ具合がすばらしい。
そしてオキモトシュウの繊細な絵がまたいい。
「ふれなばおちん」小田ゆうあ(集英社)

世の中にはっきりとモノを言う主人公が人気のマンガ
「斉藤さん」をかいた小田さんの新作。
今回の作品は、家族のために女を捨ててきた専業主婦・夏が主人公。
それゆえ、思春期の娘に「おかあさん、それでも女?」と拒絶されている。
今までは「お母さんはお母さんだ」と言っていた父親も、
娘の言葉がきっかけで母の行動が気になりはじめ、
最後には呆れ顔。
しまいには会社の部下・佐伯に「うちの妻を誘惑してくれないか」という始末。
しかし、物語は予想外の方向に動きはじめる。
佐伯(劇団所属の男前!)が、
料理、掃除など家事にスペシャルな夏に心惹かれて、
本気になってしまうのだ。
そして、夏も佐伯に恋心を抱き、少しずつ女を取り戻していく。
ただいま4巻まで既刊。
私は3回まで読んだ。
これまでの流れでは2人が結ばれることはなさそうだけど、
これからどうなるんざましょ。
ちなみに「触れなば落ちん=ちょっと誘えば意に従いそうな女性の様子」なんだって。
「モリのアサガオ」郷田マモラ(アクションコミック)

新人刑務官と死刑囚の物語。
拘置所は一般社会からは見えない深い「モリ」、
死刑執行は必ず朝に実行されることから、
死刑囚を朝に咲いて昼にはしなびてしまう「アサガオ」に例えられ、
タイトルに通じている。
絵がない。これはない。
と思って長年スルーしてきたが、
正月休みに大量に借りた際にチャレンジしてみたら、
意外といける。
新人刑務官の及川直樹は、キャリアの父親のコネで
死刑囚舎房に配属される。
その中で、深く反省している者もいるが、
自らの罪を罪と思わないも。
あるとき、彼女の紹介で被害者家族に出会うことになり、
家族を惨殺され、病に伏しているその人は、
「謝罪の言葉を聞くまでは死んでも死にきれない」と強く悔やむ。
及川は何度もくじけながらも死刑囚と接し、心の紐をといていく。
そして、ついに改心した死刑囚は、
「今日から心を入れ替え、罪を背負っていきていく」
そう決意したとたん、死刑が執行されてしまうのであった。
死刑は復讐の連鎖をとめるために必要?
それとも合法的な殺人?
絵のタッチとは裏腹に、なかなか奥の深い作品です。

「幽麗塔」(小学館)乃木坂太郎

あの「医龍」を描いた作者の新作。
なのだが、これまた全然違うジャンルで。
時は昭和29年、舞台は神戸。
主人公の天野は無職でへたれな天野少年。
そんな彼は、謎の美青年・テツオと出会う。
テツオに案内されるがまま、新しい職として幽霊塔と呼ばれる時計塔に出向くが、
何者かに襲われてあやうく死にかける。
それを救ったのがテツオだった。
そしてテツオは「幽霊塔の財宝探しを手伝えば、金も名誉も手に入る」
とけしかける。
しかしテツオの正体は、男を装う女であった・・・・・・・・
と、まるで「金田一少年の事件簿」のようなミステリー。
原作は黒岩涙香という人の小説らしい。

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