JGS（JAPANESE　現地　採用）コミュの（橋）010．給与の概念

日本では明確な給与体系があり、業界の違いはあるにせよ、

新卒では月約20万円前後の給与が支給される。

その後は勤務年数、役職、業種によって支給される給与は異なる。

月給の目安は年齢かける10000円

（つまり30歳であれば30歳×10000円＝〉30万円となる。

中国では日本での職歴にかかわらず、

20代、30代であれば、就労経験2年以上、

中国語がコミュニケーションレベル（目安：HSK６級）以上で、

10000～12000元／月が現在の相場といえる。

もちろん、あくまで目安なので、業界の経験や、

語学レベル、英語などのほかの言語ができる、

専門職などで大いに給与が変わってくる。

40～60代の部長職以上、総経理職（中国でいう社長職）などでは、

給与は500万円／年以上の場合もある。

ただし、気をつけないといけないのは、

現職で700万円、1000万円もらっているからといって、

転職してもそれぐらいの給与を要求しても、

会社と求職者の需要と供給のバランスが働くため、

特に日本への帰任が決まって、

中国で引き続き仕事をしたいということであっても、業界や、

仕事内容が変われば、要求金額は会社側にとって破格と判断される。

なぜなら、会社が必要としている人物で、

採用することにより会社の利益に大きく貢献することが確かなら、

給与要求は当然のことと思えるが、

海のものとも、山のものともわからない場合に、

それだけの給与を払ってポジションを任せるとなると

よっぽどの覚悟が会社として必要になる。

年代はともあれ、要するに、会社に貢献し、

売り上げを上げることにより、給与は決まり、

それだけプレッシャーも大きくなる。

給与要求が高い場合は、いかに自分が会社への貢献度を高める（利益を上げる）

かがキーポイントとなる。