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大河内春樹×神戸尊コミュの大河内×尊のSS(ショートショート)書いてみよう!

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勝手にトピ立てすみません。

大河内×尊の妄想小説を書きませんか?

私、物書きをやってるもので………。

一番手は私から行きますね。
感想とか頂けたら、嬉しいです。

コメント(2)

☆SS『ラムネ』

『何か、嫌な事があったのか?』
彼はブランデーグラスのなかの氷を回しながら、カリカリとラムネを頬張っている。
こんな時の彼は、お偉いさんに、頭に来ることを言われた時だ。
『ん……まぁ……いや、何でもない。』
同期の僕にも話せないことなのか?一抹の寂しさを感じる。
『お前がラムネを食べている時は、何か、嫌なことがあった時だろ?』
直接ストレートに聞く。春樹は、内にため込むタイプだから。
『ブランデーの肴にラムネは無いだろ。』
それでも彼は黙ったまま。僕が特命係へ、配属になってからは、何故かよそよそしさを感じる。まぁ僕が格下になったから、話せないこともあるか。
『あまりラムネばかり食べているのも良くない。僕たちだっていい歳なんだから、血糖値が上がる。』
『尊、大きなお世話だ。』
やっと、にやりと笑った。少しこわもての春樹の目尻が下がった。
『じき、お前にも話せる日がくるさ。』
春樹が僕の肩を、ポンっと叩いた。
『お前も、ラムネ、食べてみるか?杉下さんのお守りも大変だろう?』
やぶ蛇だ。
『あはは。確かに。でもラムネは止めとくよ。虫歯になると困るから。』
瞳を交わしあい、二人して笑った。
『尊、お前笑うと目が無いな。』
春樹はまた、ラムネを口に放り込み笑った。
僕は、春樹が食べているラムネを噛む音を聞きながら残りのワインを空けた。


《おわり》
☆SS『運命のひと』

尊と、初めてあった時に、懐かしさを感じたのは、彼の面影を重ねていた自分がいたからなのか。

俺は、自分で言うのも何だが「文武両道」を地でいくタイプの学生時代だった。
部活では、剣道部に所属し、他にも休日の空いた時間があれば武道に勤しんでいた。
他の体育の種目もそつなくこなし、勉強も一通り授業を聞けば、理解し、肩肘張らなくても、いい点はとれる。目立つ存在だったから、女子からの告白なんかもそれなりにあった。そんな学生生活を送っていた。

あの彼だけには、唯一勉強が適わなかった。

白い肌に、切れ長な目、頭のキレが良さそうな端正な顔立ちは、中性的な雰囲気を醸し出していた。
飄々としていて、周りの男どもより、ずっと大人びていた。
授業も聞いているのかいないのか、ノートもとらずに、宙を見ている。
なのに成績はいつもトップなのだ。

最初は、悔しい気持ちからか、彼が気にいらなくて気になって、仕方がなかった。
初めて猛勉強をして挑んだ期末テストでも、やはり彼が一番であった。

俺のプライドは脆くも崩れさり、何時しか俺は彼ばかりを目で追うようになっていた。
何も言葉を交わす訳でもなく。

これが「恋」だと気付いたのは、ずっと後の事だった。
これが、俺が男を愛するきっかけとなった。


尊も、透けるように白い肌に、流し目が似合う切れ長な目、端正で中性的な顔立ちをしてる。頭もキレる。
違うのは、もっと人懐っこくて、よく笑うところだ。
それでも、彼をダブらせて見てしまう時がある。

「恋」という意味すら知らなかった頃の運命のひとを思い浮かべながら。

それでも、俺は、尊と出逢った。
そして、強く惹かれている。
もしかして、尊も、運命のひとかもしれない。


《おわり♪》

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